エアコンクリーニングをする最適な時期とは?掃除頻度やタイミングについて

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エアコンクリーニングをする最適な時期とは?掃除頻度やタイミングについて
  • 公開日:2017年05月17日
  • 更新日:2022年10月14日

エアコンはこまめにフィルターを掃除していても、使用環境によっては内部までかなり汚れていることがあります。エアコンをクリーニングしたいと思っても、なかなかタイミングがわからない場合もあるでしょう。そこで、エアコンをクリーニングするメリットや、クリーニングに最適な時期、自分でできるお手入れ方法などについて解説します。

【目次】

エアコンクリーニングの目安頻度とタイミング

エアコンクリーニングの目安頻度とタイミング

エアコンクリーニングのタイミング!

エアコンクリーニングは、こまめにしたほうがいいといっても、ついつい掃除するタイミングを逃してしまいがちです。
どの時期にクリーニングをしたらいいのか、タイミングとして最適な時期は2つあります。まず一つ目に、季節の変わり目ですね。春から夏に代わるタイミングは、これからエアコンを使うという時期です。その前にきれいにしておくと、使ったときに不快な臭いも解消されます。次に、夏が終わって秋になるときもやっておくといいですね。頑張って働いてくれたエアコンも使う頻度が減ります。使った分汚れもたくさんついているので、放置して汚れが頑固にならないように落としておきましょう。秋から冬の時期は、暖房を使う前なのでお手入れしておいたほうがいいですが、夏の終わりにしたばかりなので簡単なお手入れでも大丈夫です。そして冬が終わったら、夏の終わりと同様に汚れを落とす目的でクリーニングしましょう。

すぐに掃除が必要な状況と掃除頻度について

これ以外の時期であっても、すぐにクリーニングしてほしいのは体調不良を感じたときです。エアコンを使うようになってから体調を崩しやすくなった、というときは、エアコンの内部のカビやホコリによる影響かもしれません。症状がひどくなる前にクリーニングしてくださいね。
頻度としては年に4回となりますが、それだと多すぎるという場合は、年に2回ほどでも大丈夫です。

お掃除機能付きエアコン

お掃除機能付きエアコンの場合は、通常のエアコンなら手動でお手入れするフィルターを、エアコンが自動で掃除してくれるというものです。最近ではお掃除機能付きが主流になってきてはいますが、エアコン内部の汚れまでをきれいにしてくれるわけではありません。過信してエアコンの内部クリーニングを行わないと、かえって汚れた空気を撒き散らしてしまいます。そのまま内部の汚れを放っておくと、エアコン本体の寿命を縮めることにもなりかねません。
いつも清潔に使うためにはお掃除機能付きのエアコンでも本体内部の定期的なクリーニングが必要です。通常のエアコンと同様、年に1~2回程度のクリーニング頻度を目安にしましょう。

エアコンクリーニングのおすすめ時期

エアコンクリーニングは、本来ならエアコンを使用しない時期に依頼するのがおすすめです。ただし、暑さや寒さがぶり返すこともあるため、しばらくはエアコンの出番があるのではないかと用心して、なかなかクリーニングを予約しづらいものですよね。そこで、掃除業者がおすすめする、エアコンクリーニングに最適な時期を紹介します。

4月~5月、9月~10月がおすすめ

掃除業者ではエアコンクリーニングは年間を通じていつでも行っていますが、実は、時期によってクリーニング料金の設定が異なることがほとんどです。一般的にエアコンを使い始める前にきれいにしておきたい、エアコンをつけたらイヤな臭いがしたのでクリーニングしたいという依頼が殺到するのが、冬や夏を迎える頃です。その時期はエアコンクリーニングの繁忙期に当たります。つまり、繁忙期を外せばキャンペーンなどの割引サービスがあるため、4月~5月、9月~10月はクリーニング料金が安くなる傾向にあります。

6月~8月は避けた方がベター

一方、エアコンクリーニングが混むのが、本格期な夏を迎える前の梅雨の時期である6月から8月にかけてです。梅雨のジメジメとした湿度と蒸し暑さで、この時期は除湿やドライ運転を使う家庭も多くなります。いざエアコンを稼働させて、「カビ臭い」「イヤなニオイがする」「ホコリっぽい」と、慌ててエアコンクリーニングを依頼する人たちが増えるのです。この時期はクリーニング料金も安くならず、希望日時の予約も取りにくい状況です。また、どんなにエアコンを使いたくても、クリーニング中はしばらく使えません。暑い日は熱中症などの心配もあるため、できるなら6月から8月以外の時期のクリーニングをおすすめします。

エアコンクリーニングが必要な理由は?

エアコンクリーニングが必要な理由は?

エアコンクリーニングは、本体内部がきれいになるだけでなく、思わぬメリットがたくさんあります。主なメリットについて紹介します。

メリット① 電気代の節約

エアコンのフィルターで取り切れない小さな粒子の汚れは、本体内部に蓄積してしまいます。家族に喫煙者がいればタバコのヤニ、キッチンが近ければ油のベタつきにホコリが付着することもあるでしょう。普通のお手入れでは取り切れない汚れが内部に溜まると、エアコンの効きが悪くなったり、運転に必要以上の負荷がかかったりするのです。結果として電気代が余計にかかってしまうため、クリーニングをして内部がきれいになれば電気代の節約になります。

メリット② カビによる体調不良を軽減

内部の汚れをそのままにしておくと、内部の湿気でカビが発生してしまいます。エアコンをつけると、風と一緒にカビの胞子を室内に撒き散らすことになるため、咳やくしゃみの原因になります。特に、鼻炎や喘息などのアレルギー疾患のある人は気をつけなければなりません。健康体と思っていた人でも、カビによる健康被害を受ける可能性もあります。内部のクリーニングをすることでカビの発生リスクが抑えられるため、体調不良やアレルギー症状を軽減できるでしょう。

汚れたエアコン

メリット③ エアコンの故障や悪臭を防ぐ

エアコンの内部のホコリの原因は先述したとおりカビやホコリ、タバコのヤニ汚れ、油汚れなどです。そのままでは電気の無駄になってしまうことと、動力に負荷がかかることを説明しました。フィルターを掃除しただけでは、内部の汚れまでは取れません。それらの汚れがさらなる汚れを呼び込み、カビはホコリや汚れを栄養源として繁殖し続けてしまいます。この悪循環を断ち切らないことには、悪臭はますますひどくなり、汚れがこびりつき、ゆくゆくはエアコンの故障の原因にもなるでしょう。
汚れが溜まるほど除去が難しくなり、クリーニング時間も料金も余計にかかってしまうかもしれません。定期的に内部クリーニングを行えばいつもきれいな状態で清潔に使い続けられ、エアコン本体の寿命を伸ばすことにもなるでしょう。

エアコンクリーニングをしない場合のリスク

エアコンクリーニングには多くのメリットがありますが、クリーニングを行わないことにより引き起こされる可能性のあるトラブル・リスクにはどのようなものがあるのでしょうか。

リスク① エアコンからカビやホコリが吹き出す

特に吹出口付近に溜まったホコリは、エアコンが運転する際に風と一緒に吹き出してしまうことになります。目に見えるものだけでなく、非常に細かいホコリもありますので、咳き込みや喉のイガイガなどの症状を引き起こす原因となる場合もあり注意が必要です。アレルギー性鼻炎など、ハウスダストが原因のアレルギーを持つ家族のいるご家庭では特に気をつけたいものです。
エアコンの内部にもホコリは溜まりやすく、特に冷房の運転時には内部の結露により湿度が上がり、そのホコリを栄養源としてカビが発生してしまいます。ホコリ同様カビもエアコン運転の際に風と共に放出され、頭痛や肺炎などの原因となってしまいます。カビを含むチリやホコリを繰り返し吸い込むことでアレルギー症状を引き起こす「過敏性肺炎」がよく知られています。

リスク② 水漏れしやすくなる

フィルターに汚れが溜まってくることによって、徐々にエアコンの効きが悪くなってきます。すると、冷房運転をしていても室内がなかなか涼しくならず、どうしても運転中の設定温度を下げてしまうことに。それによってエアコン内部が急激に冷やされ、結露が多く出てしまいます。また、エアコン内部の熱交換器(アルミフィン)の部分に汚れが溜まっていても、結露が発生しやすくなります。さらにフィンの部分にホコリが溜まっていると、結露により発生した水分がしっかりと排出されなくなります。
これらの原因によって内部に発生し溜まった水分の排水が追いつかずに、各所から漏れ出てしまうのです。熱交換器はフィルターのように簡単に掃除することが難しく、無理に掃除してしまうと故障の原因にもなりますので、エアコンクリーニングを依頼するのが賢明です。

リスク③ エアコンの寿命短縮につながる

エアコンの内部に汚れが溜まり、カビの発生や水漏れが起こることによって、故障などのトラブルが起きる可能性が高まります。度重なる故障はエアコンの寿命を縮めてしまう大きな要因となります。また、フィルターの目詰まりによって冷却・加熱機能がきちんと働かなくなってしまい、運転の設定温度を強めに設定したり、パワフルな運転を続けざるを得なかったりすると、エアコン本体の消耗の原因に。エアコンの寿命を縮めてしまうことになってしまいます。

エアコンクリーニングの頻度を減らすには?

電気代の節約やエアコンを長持ちさせるため、そして溜まったホコリやカビが引き起こす体調不良を防ぐためにも定期的なエアコンクリーニングは必要ですが、その都度かかる費用なども考慮するとそう頻繁に行うのも難しいところです。エアコンクリーニングの頻度を減らすために有効な、エアコンの日常的なお手入れ方法を紹介します。

クーラー使用後は1時間程度の送風運転を

冷房や除湿を使用すると、その際に空気から出た水分がエアコン内部に溜まり、大変湿度の高い状態になります。そのためカビが発生しやすくなるのです。エアコンの使用後にはすぐに電源を切らずに「送風」機能を1〜2時間ほど運転し、内部を乾燥させることでカビの発生を抑えられ、エアコンクリーニングの頻度を減らせます。エアコンの機種によっては、冷房や除湿の運転後に自動で送風運転を行う、内部乾燥機能がついているものもあります。

フィルター掃除をこまめに行う

エアコンの汚れとして主なものは、室内の空気を吸い込むときに一緒に取り込まれるチリやホコリです。通常、チリやホコリはエアコンのフィルターでキャッチされますが、そのフィルターが汚れていると充分に捕えることができずにエアコンの内部にチリやホコリが溜まってしまいます。特にタバコのヤニや、キッチンに隣接した部屋では油汚れなどで、フィルターは目詰まりしやすくなります。フィルターの掃除をこまめに行うことで、エアコン内部へ汚れがついてしまうことを防ぎ、エアコンクリーニングの頻度を減らせます。2週間に1回程度、フィルターを取り外し掃除機で吸い取るなどしてチリやホコリを取り除き、その後水洗いしてよく乾かしてから取り付けるとよいでしょう。

部屋の換気を十分に行う

エアコンが空気中のチリやホコリを吸い込んでしまわないように、室内の空気を清浄にしておくことも有効です。定期的に部屋の窓を開けるなどして空気の入れ替えを充分に行うことで、エアコンが吸い込むチリやホコリの量を削減でき、内部に侵入することも防げますので、エアコンクリーニングの頻度も少なくでき、フィルター掃除の手間も減ります。

エアコンを使用しない時期も月に1度送風運転を

エアコンをまったく運転していなくても、内部にホコリが入って溜まったり、そこからカビが発生したりすることがあります。冷房や暖房を使わない時期でも、月に1回程度は「送風」運転を行うことで、カビや嫌なニオイを予防。次にエアコンを使うときに快適に使用することができますので、エアコンクリーニングを行わずに済みます。

自分で出来るエアコン掃除方法は?(フィルター掃除)

必要なもの

エアコン掃除には専用の洗剤もありますが、わざわざ購入しなくても家庭にあるものを利用しても十分に掃除ができます。

・掃除機
・タオルまたはぞうきん(2枚)
・キッチン用の中性洗剤
・使い古した歯ブラシ

掃除方法

①フィルターを外す前にほこりを落とす
ほこりが溜まっていたら外す前に掃除機で吸い取ってからフィルターを外しましょう。掃除機で届かないところはハンディモップを使うと掃除がしやすいでしょう。

②フィルターを外す
エアコンのフィルターの多くはパネルを開けるタイプのものです。パネルは両サイドにあるへこみや出っ張りを両手で持ち、上へ押し上げて開きます。押し上げるときは力を均等にするのがポイントです。「カチッ」というまで上がったら固定されるのでフィルターを引っ張り出します。メーカーや機種によってフィルターの外し方が違います。外す際は説明書を確認してから外しましょう。

③フィルターを洗う
取り出したフィルターに付いているほこりを掃除機で吸い取り、反対側からシャワーなどで洗い流します。頑固な汚れはキッチン用の中性洗剤を古い歯ブラシにつけて優しくこすり洗いをしましょう。

④フィルターを乾かしてエアコンに戻す
乾いたタオルやぞうきんで水気をしっかり拭いてから元に戻しましょう。

自分で出来るエアコン掃除方法は?(吹き出し口・ルーバー・本体)

必要なもの

吹き出し口やルーバー・本体の掃除も家庭にあるもので簡単に掃除ができます。吹き出し口が汚れていると部屋中に汚れた空気が充満してしまうので、定期的に掃除をしましょう。

・キッチンペーパー
・割りばし
・キッチン用の中性洗剤
・輪ゴム

掃除方法

①電源プラグを抜く
掃除中に誤って電源が入ってしまうと危険です。掃除中に作動しないように電源プラグを抜いてから作業しましょう。

②ルーバーの向きを変える
ルーバーは手で回すと傾きます。掃除しやすい角度に調整をして手動で動かします。ルーバーの向きは電源が入れば自動で元の向きに戻るので心配しないでください。

③掃除棒を作る
割りばしにキッチンペーパーをまきつけて輪ゴムでとめるだけで簡単に掃除棒が完成します。吹き出し口やルーバーなど手が入りにくい場所を簡単に掃除できるアイテムです。

④掃除棒を使って掃除する
掃除棒が完成したら、お湯に浸してしぼります。水分が多いと垂れたり、カビの原因になったりするのでしっかりしぼります。吹き出し口から掃除棒をいれて、ルーバーを滑らせるように汚れを落としていきます。エアコンの奥のフィンが傷つかないように注意して掃除しましょう。エアコン掃除は自分でできる範囲で行い、手の届かない部分は無理をせずにエアコンクリーニングのプロに任せるのがおすすめです。

エアコンクリーニングの選び方や料金相場は?

業者のエアコンクリーニングは、エアコンのタイプや季節、クリーニングの内容によっても料金が異なります。空いている時期や複数台まとめて依頼することで料金が安くなる場合もあるため、計画的にお得に利用したいですね。

クリーニング業者の選び方

エアコンクリーニング料金は、作業内容によっても異なると説明しました。つまり、料金だけを見て安い業者に依頼しても、満足の行く内容ではなかったというケースもあります。その場で追加作業を依頼して、結局は高い費用が発生したということもあるのです。事前に、どのような作業を行ってくれるのか、詳しく紹介されていれば料金と内容を比較して検討できます。
また、リスクに備えて損害保険に加入している事業者なら、万一の際でも補償してくれるため安心です。

エアコンクリーニングの料金相場

家庭用の壁掛けタイプのエアコンクリーニングは、1台あたり7,000円~10,000円程度が相場です。お掃除機能付きのものなら、さらに5,000円~8,000円程度アップします。埋め込みタイプの場合は、18,000円から25,000円程度かかります。ただし、標準の作業内容に室外機清掃や抗菌コートなどが含まれている場合もあれば、オプションで別料金がかかる場合もあり、業者により作業内容が異なることに注意が必要です。

まとめ

エアコンクリーニングのスタッフは、さまざまなメーカーのエアコンクリーニングの研修や経験を積んでいます。また、壁を汚さないよう養生して安全にクリーニングしてくれます。洗浄で汚れた水を見て驚いた経験を持つ人も多いのではないでしょうか。健康に配慮して清潔にエアコンを使いたいなら、定期的なエアコンクリーニングがおすすめです。安くなる時期を狙って依頼してみてはいかがでしょうか。

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