部屋がカビ臭くなる原因は?取り除く方法や予防方法について紹介

コラム
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部屋がカビ臭くなる原因は?取り除く方法や予防方法について紹介
  • 公開日:2022年07月04日
  • 更新日:2022年07月04日
【目次】

室内がカビ臭くなる理由

室内がカビ臭く感じる場合は、室内の目に見える箇所あるいは家具や畳など目に見えにくい場所にカビや細菌が生えています。カビの嫌な匂いの原因は、カビが繁殖時に出す老廃物です。高温多湿を好むカビは、換気のされていない場所や、梅雨や夏場のジメジメした時期に発生しやすい傾向があります。さらに風通しの悪い高温多湿な環境は、カビの発生を促すだけではなく、臭いまでこもりやすくなり、匂いをより強く感じてしまうでしょう。
なかなか目につきにくい家具の後ろやカーペット・畳などの裏にカビが生えているケースもあります。見落としがちな場所も忘れず、こまめにカビのチェックを心がけましょう。

カビが発生する原因

カビが発生する原因は、温度・湿度・ホコリなどの汚れです。カビが最も発生しやすい20〜30℃の室温で湿度が高くなると、発生率がぐんと上がります。高温多湿の環境が作られやすい浴室や水回りのカビは、誰もが厄介だと感じたことがあるでしょう。浴室は特に石鹸残りや髪の毛、皮脂などカビの栄養素が多く存在してしまうため、カビに悩まされる場所の代表格といえます。しかし、室内には水回りの他にもカビが発生しやすい場所が多くあります。それが、「ホコリ」が溜まりやすい場所です。ホコリもカビの餌となり繁殖を促してしまうため、部屋の四隅や動かす頻度の少ない家具の裏などはカビが発生しやすいでしょう。
さらに、空気の流れが滞ってしまう「換気不良」もカビの発生の原因として挙げられます。クローゼット・押入れ・下駄箱などは閉じた状態であることが多く、さらに収納物まで多いとなると、ホコリと湿気が溜まりカビが発生しやすくなってしまいます。

カビが発生しやすい場所

温度・湿度・ホコリなどの汚れがある場所は、室内で多々思い浮かぶでしょう。簡単な対策も踏まえて、具体的にカビの発生しやすい場所を紹介していきます。

お風呂

毎日使用するお風呂には、壁・床・排水口・天井などカビが生えやすい場所が多くあります。お湯を張ったままだと浴室内の温度と湿度が高くなり、カビの繁殖を早めてしまいます。浴槽には蓋をするか、不要であればお湯を抜く、換気扇や浴室乾燥機を活用して乾燥させる、スキージーで壁や天井の水気を拭き取るなどの一手間が重要です。
ゴムパッキンに黒いカビができてしまうと、こすり洗いでは落とせません。専用のカビ取りジェルや普段どおりの掃除にいくつかの工程が加わるため、頑固な汚れになる前に取り除きたいものです。
また、お風呂で使用する小物類もカビが生えやすいため要注意です。シャンプーやボディソープのボトル・洗面器・椅子・浴槽の蓋などの細かい部分は流しそびれてしまったり、洗い忘れてしまったりすることも多く、カビやカビの餌が隠れていることがあります。浮かせる収納で水気を切る、銭湯スタイルで入浴時だけ浴室内に持ち込むなど有効な対策もあるので、自分に合った方法を見つけるのもよいでしょう。

寝室や寝具

寝ている間にかく汗によって、寝室には意外と湿気が潜んでいます。ドアを締め切った寝室であれば、翌朝に窓の結露が目立つこともあるでしょう。
マットレスや布団は、睡眠中の汗を吸ってカビの温床となっています。起床後、天気が良ければ布団を天日干しさせるか、干すのが難しいマットレスも一緒に布団乾燥機で乾かすのがおすすめです。
また、ベッド下に収納がある場合には空気の通り道を意識しましょう。物を詰め込みすぎない、ときどき広げて乾燥させるなど、湿気が溜まらないように工夫が必要です。

押入れ・クローゼット

押し入れやクローゼットは、風が通りにくいため湿気が溜まりやすくカビが発生しやすい場所です。湿気を防ぐためには、収納物を詰め込みすぎないことが重要です。押し入れには、すのこを敷くのも効果的です。長期間しまったままだと湿気だけではなくホコリまで発生してしまうので、たまには洋服を出して日に当てたり、扇風機やサーキュレーターなどで風を当てたりするとカビの発生を防げます。
また、クリーニング後にビニールをかけたまま収納すると、密着する面が生まれカビが生えやすくなってしまいます。ビニールがかかっているとクリーニング済みだと一目瞭然なので、ついつい戻ってきたままの状態でハンガーにかけてしまいがちですが、収納時は忘れずにビニールを外しましょう。

カビが生えやすい場所として和室の畳が挙げられますが、特に張り替えたばかりの新しい畳は新鮮なイ草が湿気をよく吸うため、よりカビが生えやすい状態になっています。意識的に窓を開けて風通しを良くしたり、布団の敷きっぱなしや部屋干しを避けたりする必要があるでしょう。

玄関

日当たりの悪い玄関は、雨で濡れた靴や汗を吸収した靴を置くことがあり、湿気が残りやすい場所の一つです。靴を毎日洗うことは難しいため、晴れていれば外でカラッと乾かしてから玄関に置くとよいでしょう。長靴や雪遊び後のスノーブーツなど乾くまで時間のかかる場合は、靴に丸めた新聞紙を入れて湿気を吸い取る方法もあります。靴箱に靴をしまうときにも有効なので、覚えておきましょう。
閉めた状態であることの多い下駄箱は専用の除湿剤などもあるので、上手く活用してカビ発生を防ぎましょう。

エアコン

エアコンの運転時にカビ臭さを感じたら、エアコン内部にカビが発生している可能性があります。噴き出し口付近であれば自分での掃除も可能ですが、内部や奥の方まで分解する必要がある場合は、業者へエアコンクリーニングを依頼すると安心です。プロの技術で細かいパーツまで綺麗に洗浄してもらうことで、カビを一掃できます。

カーテン・ブラインド

窓に結露が発生しやすい家は、カーテンやブラインドのカビに要注意です。黒カビが染みついてしまうと除去が難しくなってしまいます。結露に気付いたら、スキージーなどでの拭き取りを心がけましょう。

じゅうたん・カーペット・ジョイントマットなどの裏

床にじゅうたんやカーペット、マットなどを敷いている場合は、食べカスやホコリが集まりやすく、通気性も悪いためカビが発生しやすい状態です。
床には何も敷かないのがベストですが、難しい場合にはときどき外して洗濯や掃除をしましょう。

窓回り

窓のサッシのゴムパッキンにはホコリと水が溜まりやすく、カビができやすい場所です。ポツポツと黒いカビが発生してしまうと、こすっただけでは落ちない厄介なカビになってしまうため、こまめに水気を取るようにしましょう。
また、窓ガラスに模様がある場合は、模様の溝にカビが生える可能性もあるので注意が必要です。

家具・家電の下や裏

動かす頻度の少ない家具・家電の下や裏は、掃除を後回しにしがちです。ゴミやホコリが溜まりやすい上に風通しも悪く、湿気が多い場所といえます。大型の家具・家電はホコリ掃除ができるくらい壁などから離して設置し、こまめに隙間のゴミやホコリをはらったり、ときどき移動させて掃除したりしましょう。

床下

浸水被害の経験がある家などは、床下に湿気が溜まっているケースが多くあります。また、新しい畳や状態の良い畳の場合でも、畳の下がカビている可能性もあります。ときどきめくってチェックするようにしましょう。

古い鉄筋コンクリート造の住宅などは、稀に壁に結露が発生することがあります。壁にくっついているホコリをエサとしてカビが発生してしまうので、水気を取り除く必要があります。

ゴミ箱

ゴミ箱の四隅や蓋の裏には飲食物のカスを含めゴミが残りやすいため、カビが発生しやすい場所です。水気が残らないように掃除をし、よく乾燥させて使用しましょう。

カビの種類

きのこや酵母と同じ属性であるカビは、「真菌」というグループの糸状菌で、微生物の一種です。
カビが成長すると「コロニー(カビの集落)」を作り出し、私たちの目に見えるカビの正体となります。カビの胞子は空気中に常に浮遊しているため、温度が5~35℃あれば、湿度や汚れを栄養にし発生してしまいます。
掃除に手こずる厄介なカビから調味料や食品・医薬品に使用されているカビまで、種類はさまざまです。身の周りでよく見かけるカビの種類を紹介します。

黒カビ

クラドスポリウムという名称がついている黒カビは、毒性はないものの非常に発生力が強く、空気中にも多く浮遊しています。お風呂にできる黒い斑点の正体です。
黒カビは、「赤カビ(ロドトルラ)」と同様に高温多湿の場所を好む性質があります。さらに赤カビを栄養素として繁殖する特徴も持っているため、お風呂場が黒カビにとって申し分ない発生場所となってしまうのです。
黒カビがエアコンに発生した場合、カビを含んだ空気を直接吸い込んでしまい体調を崩す可能性もあるため注意が必要です。

青カビ

ペニシリウム属に属する青カビは地球上に広く分布しており、色は白・灰色・ピンクなどさまざまです。発生力が非常に強い青カビは、パンや餅、みかん、チーズなど食材に発生します。毒性はないものの、青カビが生えていることでほかの有毒なカビを発生させてしまう可能性があるため注意が必要です。
また、青カビには医薬品として使われるペニシリンが含まれています。中にはガンの原因となる毒素を作り出すものもあるため、青カビが生えてしまった食品は処分しましょう。

白カビ

パンやとうもろこしなど穀類の食品に発生しやすい白カビは、別名「コウジカビ」と呼ばれています。醤油や味噌の発酵にも使用される麹菌だからといって、害がまったくないわけではありません。口にできるタイプのもの以外の白カビは、発がん性があるものも存在するため注意が必要です。

赤カビ

植物病原菌の一つである赤カビは、「マイコトキシン」という名称の危険性の高いカビです。お風呂場に発生する赤カビ「ロドトルラ」とは違うので押さえておきましょう。
畑など土壌に多く生息する「マイコトキシン」は、植物を腐敗させたり枯らしたりする作用を持っています。野菜だけではなく、ご飯やパンなど穀物にも寄生します。赤カビの色はピンク・薄黄色・赤など様さまざまです。体調不良を引き起こす、疾病の原因になるなど人体に影響を及ぼしてしまうので、赤カビの生えた食品は直ちに廃棄しましょう。

緑カビ

木材や畳の裏などに発生しやすい緑カビは「ツチアオカビ」と呼ばれ、湿気の多い場所で発生する特徴があります。木材の劣化や腐敗に作用し、吸い込むと体調を崩す恐れもある危険なカビの一つです。

黄カビ

多くのカビは湿気を好みますが、黄カビは乾燥した場所に繁殖する性質があります。発生場所は主にガラスやフィルム、カメラのレンズなどですが、食品に発生することもあります。

トリコデルマ

トリコデルマは森林土壌などに多く見られ、胞子は空気中にも飛散しています。朽ち木や枯れ木などに繁茂し、キノコ栽培などに被害を及ぼすこともあります。 250以上の種類が確認されており、一部は農業資材としても利用されています。

アルタナリア

5度〜6度の低温でも繁殖するアルタナリアは「ススカビ」と呼ばれ、果物などの食品・繊維質・木材・紙・畳・エアコンや加湿器などの家電に多く見られます。さらに、水分の多い食品の腐敗原因になることもあります。土壌・空気中・植物・穀類・ホコリなどに広く分布し、灰色から黒色のやや綿毛状のコロニーを作ります。植物病原菌やアレルゲンとしても注目されています。

カビが人体に与える影響

空気中にはカビの胞子が常に漂っています。しかし、胞子が増殖し一定量を超えてしまうと、感染症やアレルギー症状、中毒症状などを引き起こす恐れがあり非常に危険です。以下では、カビが人体に与える具体的な疾患や影響を紹介します。

アレルギー性鼻炎

空気中に飛散したカビが鼻の粘膜につくと、排除しようと反射的に鼻水・鼻づまり・くしゃみなど花粉症によく似た症状が現れます。

夏型過敏性肺炎

アレルギーが原因の肺炎を「過敏性肺炎」といいますが、特に夏に発症するのが「夏型過敏性肺炎」です。咳・発熱・倦怠感などの症状が現れ、風邪と診断されるケースも多くあります。エアコン内部のカビが原因となる場合もあるので、心当たりのある人は受信の際に正確に症状を伝えるようにしましょう。

気管支肺アスペルギルス症

気管支肺アスペルギルス症とは、アスペルギルスというカビが体内に入り込み、肺で増殖することで呼吸を妨げてしまう症状です。咳・痰・微熱・息切れなど、喘息に似た症状が現れます。アスペルギルスにアレルギーがある人や免疫力が低下している人が発症しやすい傾向にあります。

水虫

水虫は、主に足の指に白癬菌(はくせんきん)というカビが繁殖することで起こる疾患です。靴や靴下を履くことで蒸れ、強烈なかゆみ・水疱・表皮剥離・ひび割れなどの症状を引き起こします。特に爪に増殖した「爪水虫」は、厚生労働省が認定する難治性の一つで、治療が難しく、完治までに長期間を有する疾患といわれています。

シックビル症候群・シックハウス症候群

シックビル症候群・シックハウス症候群は、住宅やビルなで見られる健康被害の総称です。建材や家具などに繁殖したカビや含まれている化学物質などが原因で、頭痛・倦怠感・めまいなどの症状が現れます。

カビが木材に与える影響

木材が水分を多く含んでいる場合、カビ・腐朽菌は発生しやすくなります。日当たりと風通しが悪く、湿気が多い床下などの木材は要注意です。以下では、カビが木材にどんな影響を与えるのか紹介していきます。

表面汚染(かびる・汚れ)

木材に繁殖するカビは、青カビ・コウジカビ・クモノスカビ・ケカビなどの子のう菌・藻菌などが原因で繁殖します。高湿多湿の環境におかれた木材、荒削りの木材、ほこり・ごみ・人間の手あかなどがついた木材に発生しやすい傾向にあります。食品・紙・壁・畳などに発生するカビと同様のもので、木材の表面を黒・緑色・褐色などに汚染します。カビの胞子や菌糸はダニの栄養素となり、増殖も促してしまいます。

軟腐朽(軟ぐされ)

軟腐朽を起こす原因の「子のう菌」と呼ばれるカビは、高含水率100%以上の木材を好んで侵食し、アルカリや暑さに強い特徴があります。トリコデルマ、ケトミウムなど約50種類存在します。
クーリングタワーのバッキング材・杭丸太・紙パルプ用のチップ材など、常に湿潤状態で発生する腐朽材は、焦げ跡のように黒く見えるのが特徴です。木材内のヘミセルロースを分解消化することで、チーズのような硬さになります。

深部変色(錆・シミ・あお)

深部変色は、熱や乾燥に弱い「子のう菌」が原因で起こります。木材内のでんぷんや糖類を摂取して繁殖する子のう菌の中でも最も一般的なのが「青変菌」です。ドア・窓枠・ベランダなどに褐色・緑色・赤色に変色して繁殖すると、削ったり漂白剤を使用したりしてもなかなか落とせません。

カビの対処方法

カビを発見したら、早めの対処が重要です。発生場所によって効力の強さや安全性が異なるので、自分に合った方法を見つけてみてください。

市販の洗剤を使って除去する

カビの掃除に使用する洗剤は弱いものから段々と強いものを使用しましょう。市販で手に入りやすい洗剤の特徴と使用場所を以下で紹介します。

・中性洗剤
食器洗いなどに使用する中性洗剤は、安全性は高いですが、除菌力は弱めです。多くの素材に使用できるため、場所を選びません。

・塩素系漂白剤(カビ取り剤)
塩素系漂白剤は除菌力が強いため、カビを根本から分解するのに効果的です。直接手で触るとかぶれたりかゆみを引き起こしたりする場合があるため、使用時は注意が必要です。また、色落ちなどの原因にもなるため、使用する場所の素材との相性は必ず確認しましょう。お風呂場や水回りの掃除に適しています。

・重曹
重曹は、除菌力は弱めですが、安全性が高い物質です。小さい子どもや老人などへの配慮で、刺激成分の強い薬剤の使用を避けたい場合におすすめです。靴や窓の掃除にも有効ですが、塩素系漂白剤と同様に素材を傷めてしまうケースもあるので、確認しましょう。

・オキシクリーン
表面の汚れを浮かす効力のあるオキシクリーンは、除菌力は弱めです。洗濯槽や浴槽、プラスチック製品などの掃除に使用されることが多く、衣類にも使用できるほど安全性が高いのが特長です。

・アルコール(エタノール)
除菌用アルコールは水で流す必要がないので、布製品・木材・壁紙などにも使用できます。アルコールスプレーをカビに噴霧して、乾いた雑巾で拭き取ったり水拭きをしたりすることで、カビの胞子を死滅させられます。
一度カビを拭いた布で他の場所も掃除するとカビを広げてしまう恐れがあるので、場所ごとに拭いて捨てるようにしましょう。キッチン用品や簡単に拭き掃除ができるメリットがあります。

カビ掃除には、まず中性洗剤や重曹、オキシクリーンなど刺激の弱い洗剤を使いましょう。落ちない場合には、塩素系漂白剤やエタノールなど除菌力の強い薬剤を使用していきます。使用場所と洗剤・薬剤との相性を確認は忘れずに行いましょう。カビの根が深いと除菌力の弱い洗剤では落ちない場合もあるので、用途にあったものを使用することで効果が期待できます。
拭き残し、洗い残しの洗剤はカビの栄養分になってしまうこともあるので、掃除後は水拭きと乾拭きをしっかり行い、よく乾燥させましょう。

ハウスクリーニング業者に依頼する

カビが広範囲に発生している場合や、自分での対処が難しい場合には、ハウスクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。
お風呂場やエアコンなどに発生し、自分では取り除けないほど頑固な汚れになったカビは、空気中に胞子をまき散らし、健康被害をもたらす可能性もあります。専門の業者に依頼することでカビを根本から除去できるため、選択肢の一つとして押さえておきましょう。

カビの予防方法

嫌な臭いや健康にまで被害を及ぼすカビは、発生を予防する手立てがいくつかあります。ポイントを押さえてひと手間加えることで予防できるので、参考にしてみてください。

こまめな掃除・換気・除湿

カビは、汚れやホコリを栄養素として繁殖していきます。こまめな掃除で汚れなどを取り除くようにしましょう。
また、換気での湿気対策も重要です。高温多湿の環境であれば繁殖スピードも上がってしまいます。1日数回、日中の湿度が低いとされている時間に5分〜10分ほどの短時間の換気が望ましいとされています。その際、空気の通り道を作るために、入り口は狭く出口は広めの2か所の窓を開けるよう意識しましょう。常に空気中を漂っているカビの胞子も追い払えるため、カビ対策には欠かせないポイントです。換気扇・浴室乾燥機・空気清浄機・除湿機・除湿剤・サーキュレーターなどの活用も役立ちます。
クローゼットや下駄箱は、締め切った状態であることが多い場所です。空気を取り込むために開けっ放しにする時間を作ったり、サーキュレーターなどで風を当てたりしましょう。寝室の布団やベッドなど、湿気が溜まりやすく乾燥が難しいものは布団乾燥機を使い、しっかり乾燥させるのがベストです。
家のどこかにカビが発生すると、胞子が部屋中に飛び広がってしまうこともあります。まとめて掃除するのは大変なので、気になる場所に適したカビ対策をこまめに行いましょう。

結露の除去

冬や梅雨の時期は窓に結露が発生しやすくなります。結露を放置すると、カーテンや壁紙、窓の桟やパッキン部分にカビが生える原因になってしまいます。結露がひどい場合には、結露を吸い取るシートなど市販されているアイテムの活用もおすすめです。また、窓に内窓をつける・二重窓にするなどのリフォームも結露防止の方法の一つです。防音や遮熱効果などに加え、カビ予防にも効果的です。

カビ対策はプロへの依頼がおすすめ!

自分でカビ掃除を行う場合は、目に見える状態になってから普段の掃除にプラスして行うことが多いのではないでしょうか。しかし、目に見えない繁殖前のもの・細菌類・ダニ(死骸も含む)・ハウスダストなどの多くは、素人では完全に除去しきれません。プロのハウスクリーニング業者に依頼すれば、専用の洗剤や清掃用具を駆使して目に見えない微細なカビやダニまで徹底的に除去してくれます。健康リスクも軽減できるでしょう。

カビ対策はクリーンクルーへ

クリーンクルーの「カビ対策おそうじセット」は、プロの専門技術により短時間で細かい部分まで徹底洗浄が可能です。さらに、防カビ・抗菌仕上げで洗浄後のきれいも長持ちします。単品で対象箇所を選ぶことも可能ですが、セットプランのほうがお得です。細かい料金は以下を参考にしてください。

・エアコン(高圧洗浄) 12,000円(税込13,200円)~
・エアコンの防カビ・抗菌コート 3,000円(税込3,300円)~
・室外機ファンの洗浄 4,000円(税込4,400円)~
・浴室掃除(水アカ・ヌメリ・カビを徹底除去) 20,000円(税込22,000円)~
・浴槽内部(高圧洗浄+防カビコート仕上げ) 9,000円(税込9,900円)~

・上記5つのセットプラン定価
49,000円(53,900円)→36,000円(税込39,600円)〜
・掃除機能付エアコンの場合のセットプラン定価
56,000円(税込61,600円)→44,000円(税込48,400円)〜

どちらも単品での依頼よりもお得になります。時期によって割引率が変わるので、依頼の際はホームページをご確認ください。所要時間は2時間~3時間程度です。
体験者のレビューでは、「一つひとつの作業に説明があり好印象」「気になる部分とプロから見て必要な掃除箇所を差し替えてもらえた」「LINEでの相談も迅速に対応してくれた」「きれいの保ち方も教えてくれた」などといった声が見受けられました。プロの徹底的な洗浄力はもちろんのこと、親切で丁寧な対応にも多くの方が大満足しています。掃除やカビ対策にお困りの方は、ぜひクリーンクルーへの依頼をご検討ください。

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まとめ

カビは家中のどこにでも発生する恐れがあります。ホコリっぽいこもったような臭いを感じたら、目に見えない場所にカビが潜んでいるかもしれません。人体にも影響をもたらす可能性のあるカビは、普段からの対策と必要に合った洗剤や方法で取り除きましょう。きれいな住環境で健康的に過ごせるよう、カビが好みそうな思い当たる場所をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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