カビ取り・除菌・予防にはアルコールが効果的って本当?使用例を一挙紹介!

コラム
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カビ取り・除菌・予防にはアルコールが効果的って本当?使用例を一挙紹介!
  • 公開日:2022年08月25日
  • 更新日:2022年08月25日
【目次】

カビの除菌にはアルコールが効果的?

カビの種類にもよりますが、黒カビなど自宅で発生しやすいカビはアルコールで除去できる可能性があります。カビ胞子はアルコールをはじめとした消毒剤に弱い傾向にあり、カビ胞子を死滅させる働きがあるのです。
カビ胞子は部屋のあらゆる場所や空気中に浮遊していますが、肉眼で確認できません。目に見えないカビ胞子もきちんと除去しないと、再びカビが発生してしまいます。カビが発生している箇所は、アルコールなどの消毒剤を用いてしっかりと掃除を行いましょう。

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より効果的なアルコールの利用方法

アルコールでカビを除菌する場合、使用する消毒剤のアルコール濃度を確認することも大切です。市販のアルコールの濃度は40〜55%が一般的ですが、消毒を兼ねてアルコールを活用するには70〜80%の濃度が必要とされています。
カビ胞子をしっかりと除菌したい方は、アルコール濃度が高い消毒剤を使用して掃除することをおすすめします。ただし、アルコール濃度が100%に近い無水エタノールは揮発性が高いため、殺菌や消毒には向きません。無水エタノールを使って掃除をしたい方は、精製水などで薄めて使用するようにしましょう。
消毒用エタノールは、無水エタノールに比べてアルコール濃度は低いですが、物や手指に止まってアルコールの効果を発揮しやすい特徴があります。それぞれの特徴を理解した上で、アルコール消毒剤を使い分けましょう。

アルコールを使えばカビ取りもできる?その方法とは

カビを綺麗に取り除きたい方は、消毒用エタノールや無水エタノールを薄めたものを布に染み込ませてカビが発生している部分を拭き上げると、カビによる汚れがきれいになります。アルコールを使った拭き掃除はカビを除去するだけではなく、カビの発生予防にも役立つので覚えておきましょう。
また、カビが生えている部分だけではなく、その周辺もアルコールを染み込ませた布で拭くなどしながら、カビの再発生を予防することも大切です。カビの生えそうな場所は、普段の掃除の際にアルコールで拭き上げるなどしながら、カビの発生を予防しましょう。

アルコールを使ったカビ取りの注意事項

アルコールを使用して掃除をする場合、直接消毒剤をスプレーするのは禁物です。カビが発生している部分にスプレーするとカビ胞子が舞い上がり飛散してしまう可能性があります。
カビの除去や予防をしたい方は、アルコールを布に染み込ませ、丁寧に拭き掃除を行いましょう。しつこいカビ汚れが気になる場合は、拭き掃除をしてから直接部位にスプレーして拭き上げてください。

カビ取り・除菌・予防にアルコールを使うメリットとは?

アルコールなら素材を選ばずにカビの除去ができる

アルコールを含む消毒剤は揮発性に優れているため、畳や紙、木材など水洗いが難しい場所でも使用できるのがメリットです。アルコールが使用できない製品は少ないので、あらゆるシーンの掃除に役立ってくれるでしょう。
ただし、場所によってはアルコールが向かない場合もあるので注意が必要です。きちんと各場所の掃除方法や注意点を確認してからアルコールを使用してください。

漂白剤より安全にカビ取りや予防ができる

漂白剤もカビ取りや除菌、予防効果に期待ができるアイテムです。しかしながら、漂白剤には次亜塩素酸が含まれている商品が多く、肌荒れを引き起こす場合があるので注意しましょう。
安全にカビ取りを行いたい方は、アルコールを使用するのがおすすめです。漂白剤よりも刺激が少なく、病院でも使用されている安全性の高いアイテムなので安心して使用できます。
カビが発生している場所に限らず、ドアノブや手すりなどあらゆるシーンで使用できるので、ぜひ自宅の掃除にアルコールを活用してください。

使用方法が比較的簡単

アルコールによるカビの除去は、掃除方法が簡単なことも大きなメリットです。アルコール消毒剤を布に染み込ませてカビが気になる部分を拭き上げるだけなので、誰でも楽にカビ取りができます。
用意するアイテムが少ないため、気がついたときにすぐに掃除ができるのも魅力的です。アルコールはすぐに揮発するので、二度拭きなどの手間もかかりません。カビの除去や予防に努めたい方は、この機会にぜひアルコールを活用してみてください。

アルコールを使用して掃除をする際の注意点

アルコールは引火しやすい性質のため、火気の近くで使用しないように注意してください。キッチンやストーブの周りなど火の気がある場所の掃除は、火を消してから行うか、別の掃除アイテムを使用しましょう。
また、アルコールは漂白剤とは異なるため、漂白作用はありません。黒カビの場合、色素まで取り除くのは難しいので、白くしたい部分は漂白剤を使ってカビを除去してください。
アルコールは比較的安全な掃除アイテムですが、揮発性が高いため、作業中に蒸発したアルコール成分を吸い込んでしまう場合があります。人によっては具合が悪くなってしまうことがあるので、しっかりと換気をしながら掃除を行ってください。
また、掃除中に目や口にアルコール成分が入ってしまった場合は、すぐに水で洗い流すようにします。
アルコールによる刺激や蒸発成分の吸入に不安のある方は、マスクやメガネを着用するなどの工夫を行うのがおすすめです。しっかりと換気を行い、肌や粘膜にアルコールが付着しないように注意しながらカビ取り作業を行ってください。

アルコールを使ったカビ取り・除菌・予防の使用例

壁・窓への使用例

壁や窓のカビ取りは、アルコールを染み込ませた布やティッシュ、キッチンペーパーなどで拭き上げます。カビが目で見て確認できない場合も、カビ胞子が存在している可能性はあるので定期的にアルコールで掃除しましょう。
窓のパッキン部分は特にカビが発生しやすい場所なので、意識的に掃除を行ってください。

畳への使用例

畳のカビ取りや除菌も、アルコールを染み込ませた布で拭き掃除をするだけです。溝に誇りやゴミが詰まっている場合は、先に掃除機などで汚れを落としてからアルコールで拭き掃除をしましょう。
カビ予防をしたい方は、仕上げに畳全体にアルコールスプレーをふきかけるのがおすすめです。

木材への使用例

木材のカビ取りや除菌も、アルコールを直接ふきかけるのではなく、布に染み込ませて拭き掃除する方法が基本です。ティッシュやキッチンペーパーではすぐに破けてしまう可能性があるので、丈夫な布や雑巾を使用するのがポイントです。

桐たんすなどの白カビなどへの使用はNG

桐たんすは非常にデリケートな家具です。アルコールや水拭きなど水分を使用する掃除方法はシミの原因になるので避けてください。白カビなどを発見した場合は、乾いた布や雑巾で拭きましょう。
化学雑巾は桐たんすの塗装を剥がす可能性があるので、使用は控えてください。なかなかカビを取り除けない場合には、専門業者に依頼して除去してもらいましょう。

エアコンへの使用例

エアコンの吹き出し口で黒カビを発見するケースがあります。アルコールを染み込ませたティッシュやキッチンペーパー、布などで黒カビが発生している部分を丁寧に拭き取りましょう。
吹き出し口で黒カビが発生している場合、エアコン内部でもカビが発生している可能性があります。エアコン内部のカビをそのままにしておくと、部屋中にカビ胞子が飛散してしまうので、早めに対処してください。
エアコンの分解掃除は専門業者に依頼するのがベストです。素人が分解掃除を行うと故障の原因となりかねないため、実績豊富なプロの業者に依頼しましょう。定期的にエアコンクリーニングを行い、部屋の空気を清潔に保つように心掛けてください。

革ジャンや革靴などの革製品への使用例

革製品はデリケートなため、なるべくアルコールを使わずにカビ取りをする方法をおすすめします。カビが生えたばかりの状態であれば、アルコールを使わなくてもお手入れができます。
固く絞った雑巾でカビや汚れを拭き取り、陰干しでしっかり乾燥させましょう。カビが革製品の奥深くまで浸透している場合は、アルコールを染み込ませた布で拭き取ります。ただし、アルコールを使用することによって色落ちする可能性があるので、目立たない場所でテストしてから全体的なお手入れをしてください。
アルコールで汚れを拭き取った後は、水拭きをしてから陰干しでしっかり乾燥させます。最後に革製品専用のクリームなどを使ってツヤ出しをしてお手入れ完了です。

スエードへの使用例

靴などスエード生地が使われた製品も、よくカビが生えるアイテムの1つです。スエードのカビ取りは、最初にブラッシングしてカビを落としてからケアするのがポイントです。丁寧にスエードの表面に付着しているカビを払い落としてから作業しましょう。
ブラッシング後は、アルコールを染み込ませた布でカビを拭き取ります。最後にまたブラッシングし、カビ取り作業は終わりです。使用したブラシもカビが生えないように、使い終わったらきちんと除菌してください。

ダウンジャケットへの使用例

ダウンジャケットにカビが生えてしまった場合は、衣類専用のブラシを使って表面の汚れを落とします。ブラッシング後にアルコールを染み込ませた布などでカビを拭き取りましょう。
アルコールは漂白作用がないため、黒カビなどの色素には効かない可能性があります。落としきれない黒カビは漂白剤を使用するのがおすすめです。色落ちやダウンジャケットの傷みが心配な方は、クリーニング店で相談するのも一つの方法です。

観葉植物への使用例

観葉植物に発生した白カビも、アルコールで除去できます。アルコールを使用する前に、観葉植物に付着しているカビを拭き取ったり、土を取り除いたりしてカビの原因菌を取り除いてください。
最後は観葉植物へ全体的にアルコールスプレーをしましょう。

ドライフラワー・苔への使用はNG

ドライフラワーにカビが生えた場合、アルコールで除菌することは可能です。ただし、アルコールによって脱色される場合もあるので注意しましょう。
苔に生えたカビは、アルコール濃度の低い消毒用アルコールを軽く散布するのがポイントです。ただし、苔テラリウムはアルコールで枯れる可能性があるので使用を控えてください。

干し柿への使用例

干し柿を乾燥させている最中に、カビが発生してしまうケースも少なくありません。干し柿に発生したカビは、焼酎などアルコール度数の高いお酒で除菌できます。
カビが生えた部分は包丁などで削ぎ落とし、焼酎やウイスキー、ホワイトリカーなどのアルコール度数の高いお酒をよく染み込ませた布で優しく拭くと、カビ対策ができます。

カビ取り・除菌・予防はクリーンクルーにご相談ください

部屋のあらゆる場所でカビが発生し、対処に困っている方はクリーンクルーに相談してみてはいかがですか。クリーンクルーは全国各地でハウスクリーニングを手掛けており、プロのスタッフがカビを撃退してくれます。
「カビ対策おそうじセット」といったプランがあり、エアコンや室外機、浴室や浴槽などカビが発生しやすい箇所の掃除をお得に依頼できます。エアコンクリーニングは定期的に行わなければならないので、お得なセット料金を利用して浴室も同時にピカピカにしてもらってはいかがでしょうか。
クリーンクルーではほかにも、洗面所やトイレ、キッチンやレンジフードなどあらゆる部屋の掃除に対応しています。素人では掃除が行き届かない場所も、クリーンクルーのプロのスタッフがスッキリ磨き上げてくれます。
カビ対策だけではなく、水回りやキッチン周りなどの掃除もお得なセットプランがあるので、気になる方はさっそく公式ホームページをチェックしてみましょう。
訪問見積もりも無料で行っているので、クリーンクルーのサービス内容や料金など詳しい情報が知りたい方は、ぜひ問い合わせてみてください。見積もりはネットや電話、メールやLINEで受け付け可能です。

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まとめ

カビ胞子は湿度の高い場所など、家の至るところに存在しています。アルコールを活用すれば、カビを取り除くほか、除菌や予防ができるので、さっそく今日から掃除に取り入れてみましょう。
カビのニオイが気になる場合は、予防対策も兼ねて消臭効果に期待ができる空気清浄機を活用するのも手です。
自力でカビの除去が難しい場合には、実績豊富で信頼できるプロのクリーニング業者に依頼しましょう。カビの除去から除菌まで徹底的に掃除してもらえます。

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