二階の窓の掃除方法は？手が届かない場所でも綺麗にするには？

• ・窓ガラスはなぜ汚れるの？
• ・二階の窓の掃除方法は2つ
• ・二階の窓掃除に必要な道具と手順
• ・特殊窓の場合の掃除方法
• ・窓の掃除で注意すべき点
• ・窓の汚れを防ぐための方法は？
• ・二階の窓掃除なら「クリーンクルー」にお任せ！
• ・まとめ

窓ガラスはなぜ汚れるの？

一般的に窓ガラスは、内側と外側で汚れる原因が違います。窓ガラスの内側には、おもに家の中で発生する汚れが付着します。家の中で発生する汚れには、ほこり、手垢や皮脂、湿気や結露によるカビ、キッチンからの油汚れやタバコのヤニなどがあります。とくに油汚れにはほこりがつきやすく、時間の経過とともに固着して落とすのが困難になります。また、窓の開閉部は手垢で汚れやすい部分です。このように内側の窓には生活の汚れが付着しますが、室内なので掃除がしやすい箇所でもあります。
対して窓ガラスの外側は、雨風で運ばれる土埃や花粉が付きやすい箇所です。とくに道路に面した窓は粉塵や排気ガスなどでも汚れます。また、外側の窓には雨の跡や水垢もつきやすく、日当たりの悪い窓にはカビが繁殖してしまうケースもあります。このように窓の外側は自然現象や地理的条件によって汚れやすく、放っておくと汚れが蓄積してしまいます。さらに窓の外側の掃除は、屋外での作業となるので、内側に比べて掃除しにくい場合があります。

二階の窓の掃除方法は2つ

ガラスクリーナーを使う

「両面ガラスクリーナー」は、窓の内側用と外側用の二つのスポンジがセットになったガラスクリーニングの道具です。二つのスポンジ部分には磁石が内蔵されており、窓の内側と外側でガラスを挟み込んで掃除をします。これにより、内側のスポンジを動かせば連動して外側のスポンジも動く仕組みになっています。両面ガラスクリーナーがあれば、窓の外に身を乗り出さなくても済むので、二階の窓も安全に掃除ができます。また、外側用のスポンジには落下防止用のひもがついているので、道具の落下が怖いマンションの窓などでも使用が可能です。
両面ガラスクリーナーは窓の内側を掃除するだけで、同時に外側も掃除が完了します。このことによる時短効果も、両面ガラスクリーナーを使う大きなメリットとなります。

スクイージー（ワイパー）を使う

一般的な開閉タイプの窓なら、「スクイージー」があると簡単に掃除できます。スクイージーはモップのような形状をしており、先端がゴム製のワイパーになっている商品です。とくに窓専用のスクイージーは、ヘッド部分の可動範囲が広く、窓の掃除がやりやすい設計になっています。また、掃除がしにくい吹き抜けの二階部分の窓や、開閉できない二階窓などには、柄が伸縮するタイプのスクイージーが便利です。伸縮式のスクイージーなら、下から安全に2階の窓を掃除できます。またスクイージーには、ワイパーの反対側にスポンジがついているタイプがあり、水拭きと水切りがスピーディーにおこなえます。

二階の窓掃除に必要な道具と手順

二階の窓の掃除には、前述の両面ガラスクリーナーやスクイージーのほかに、バケツ、乾いた雑巾、いらない布や新聞紙などが最低限あれば大丈夫です。窓専用のスクイージーが用意できない場合や掃除道具を増やしたくない場合には、床用のフローリングワイパーにいらない布などを取り付けて窓用スクイージーのかわりにすることも可能です。ここからは、二階の窓掃除の具体的な手順をみていきましょう。

手順1：窓周辺の安全確認

道具をそろえたら、掃除をはじめる前に、窓周辺の安全確認をおこないます。足場となるところは滑りやすくないか、いざというときにつかまる場所はあるかなどをチェックしておきます。また、掃除する窓の下に人がいないかどうかも必ず確認しましょう。

手順2：水拭きで汚れをとる

安全確認を終えて準備ができたら、窓の外側を水拭きします。用意した掃除道具で外側の汚れやほこりを拭き取ります。汚れが蓄積されているようなら、新聞紙や古い布など捨てられるものでざっと汚れをとってから、水拭きに移行するとスムーズです。

手順3：乾拭きで仕上げる

水拭きが済んだら、次は乾拭きをしていきます。乾拭き用の雑巾を掃除道具の先に取り付けて窓の水気を拭き取ります。このときに拭きあとが残らないように丁寧に拭いておくと、仕上がりに差がでます。

特殊窓の場合の掃除方法

格子付きの窓

格子付きの窓は掃除のしやすさよりも防犯効果やデザイン面が優先されていることが多く、素人が綺麗にするのは難しい場合もあります。比較的誰でもできる格子窓の掃除方法としては、ほこりを叩いて落とすか乾いた布を使って乾拭きする方法があげられます。また、掃除機のブラシ付きノズルでほこりを吸い込むのも有効ですが、やや時間がかかるのがネックです。

出窓

出窓は、二階の窓と同様に掃除しにくいケースもあります。しかし、出窓はフラットな構造が多いので、二階の窓と同じく伸縮式の掃除道具を用いれば、比較的容易に掃除ができます。出窓が高い位置にある場合には脚立などに登れば掃除ができますが、転倒などのリスクもあります。できるだけ伸ばせる道具を使うか、難しそうならプロの清掃業者に依頼しましょう。

窓の掃除で注意すべき点

二階の窓を掃除するには、高所で作業をすることになり、一階の窓掃除と比較して危険が伴います。とくに窓から大きく身体を乗り出すことや、両手が塞がった状態で脚立の上に乗ることは思わぬ事故につながりますので注意してください。どうしても安全を確保できない場合は無理に自分で掃除をせず、プロの清掃業者に窓掃除を依頼することを検討してみましょう。

窓の汚れを防ぐための方法は？

方法1　柔軟剤で窓を拭く

洗濯で使う柔軟剤は、静電気の発生を防ぐ効果があります。静電気は摩擦などによって発生する微弱な電気で、ほこりを吸い付ける性質をもっています。柔軟剤を窓に塗っておけば静電気の発生を抑制して、ほこりや汚れが窓に付着するのを防げるのです。さらに柔軟剤には吸水性を低下させるはたらきがあるので、水気を減らしてカビの発生を防ぐ効果があるのです。また柔軟剤には、香りの成分が含まれているものも多くあり、窓から良い香りがしてリラックスできるアロマ効果も期待できます。
窓をざっと拭き掃除したら、バケツに入れた水に用意しておいた柔軟剤を入れてよく混ぜます。水500mlに対して柔軟剤はキャップ一杯分が目安です。
柔軟剤と水をしっかり混ぜたら、雑巾を浸して固く絞り、窓を拭いていきます。ムラにならないように均等に拭いていくのがポイントです。

方法2　新聞紙で結露水をこまめに拭く

窓に発生する水分は汚れを引き付け、カビを発生させてしまいます。カビ汚れを防ぐには、窓の結露水をこまめに拭き取ると効果的です。このときにおすすめするのが、窓の結露を新聞紙で拭き取ることです。
新聞紙はもともと吸水性が高いので、窓の水分を効率的に吸い取れます。また特筆すべきは、新聞を印刷するときに使用されるインクの隠れた効果です。新聞に使われるインクには油分を分解するはたらきがあり、窓についた指紋や皮脂汚れをたやすく落とせるのです。また新聞紙はタオルなどの布とは違い、ガラスを拭いたあとに細かい繊維が残ってしまうこともありません。

方法3　窓の外側にガラスコーティング剤を塗る

雨が降った後、窓の外側には水垢やほこりがつきやすくなります。自動車用のガラスコーティング剤を塗っておけば、雨を弾くので汚れがつきにくくなります。水拭きと乾拭きで掃除をおこなったあと、仕上げにガラスコーティング剤を塗布します。
普段の掃除は、水拭きと乾拭きだけで汚れが簡単に落とせます。撥水効果が感じられなくなってきたら、汚れをしっかり落とした後で塗り直すようにしましょう。

方法4　ゴムパッキンにロウを塗る

窓のゴムパッキンは結露などでカビが生えやすい場所です。パッキンのカビ予防には、ロウが効果的です。
カビ取り剤などでカビをキレイに取り除いたら、しっかりと水分を拭き取ります。その後、ロウソクをパッキンに押し当てるようにして、薄く塗っていきます。ロウが薄い膜を作り、水分や汚れを弾くので、カビの発生を効果的に防げます。

二階の窓掃除なら「クリーンクルー」にお任せ！

業者掃除のメリット

プロのハウスクリーニングは、技術と仕上がりのレベルが違います。クリーンクルーの窓掃除はバキュームを使用したほこりの除去や、専用洗剤を用いたガラス洗浄など高い技術力で窓をきれいにします。また、サッシの隙間やパッキン部分といった細部も徹底的に清掃しています。

クリーンクルーの窓クリーニング・サッシ掃除

料金相場

クリーンクルーの窓掃除の料金は、サッシ部分を含む100×180mmの窓が2枚で税込8,800円、180×180mmが税込9,900円からとなっています（2022年10月現在）。また、通常の窓清掃以外にも除菌拭き上げや防汚撥水のコーティング、網戸の清掃などのオプションメニューが充実しています。

まとめ

二階の窓掃除は、普段あまり手が回らない箇所です。しかし、窓まわりに砂埃などが溜まると少しずつ部屋の中に入ってきてしまいます。その結果として部屋全体がほこりっぽくなることもあります。また、汚れた窓は日の光を取り入れにくくなります。健康的な生活を送るために、数か月に一度は二階の窓も掃除することをおすすめします。どうしても自力で窓の掃除が難しいようでしたら、ハウスクリーニング業者に依頼することを検討してみましょう。

クリーンクルーの窓クリーニング・サッシ掃除