洗面所やお風呂の鏡が汚れる原因は?掃除方法や注意点などを分かりやすく解説!

コラム
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洗面所やお風呂の鏡が汚れる原因は?掃除方法や注意点などを分かりやすく解説!
  • 公開日:2022年12月13日
  • 更新日:2023年06月22日

洗面所やお風呂場の鏡は、飛び散った水滴でいつの間にか汚れが溜まってしまいます。キレイにしてもあちこちにまた汚れが発生するので、掃除が面倒に感じがちな場所です。洗面所の鏡は比較的簡単に汚れを落とせますが、お風呂場の鏡は水垢や石鹸カスがこびり付いてしまうので落とすのが大変です。手遅れになる前にこまめに掃除をしましょう。
今回は鏡の汚れの原因から掃除方法、注意点をご紹介します。

【目次】

鏡が汚れる原因とは?

鏡の汚れは、大きく分けると4種類あります。鏡を置いてある場所によっても、つきやすい汚れは異なります。それぞれ汚れの質が違うため、掃除するときは汚れにあった洗剤やグッズを使い分けることが大切です。

主な場所 使うグッズや洗剤 掃除法
ホコリ 玄関・リビング マイクロファイバー
鏡用のふきん
水拭き
油汚れ 洗面所・化粧台 重曹
セスキ水
アルカリ性の洗剤を使った拭き掃除
水垢 浴室・洗面所 クエン酸 酸性の洗剤を使った拭き掃除
化粧品や皮脂など 洗面所・化粧台 重曹
セスキ水
アルカリ性の洗剤を使った拭き掃除

玄関やリビングにある鏡は、人が通ることで衣服の布繊維によるホコリが付きやすくなります。洗面所や化粧台にある鏡は、皮脂や化粧品、油汚れなどが目立ちやすい場所です。また、浴室や洗面所などの水回りにある鏡は、水垢が付きやすくなります。
これらの汚れを落とすときには、クエン酸や重曹、セスキなどを使います。100均で手に入るものばかりで、簡単に汚れが落とせます。

鏡を掃除する前の注意点

鏡の掃除に使用する洗剤は、汚れの成分によって使い分けるようにすると、効率的に汚れを落とせます。掃除前に汚れの原因を確認し、汚れの種類に合った洗剤を用意しておきましょう。
洗剤は、使い方や使用上の注意を先に確認しておくようにします。強力な洗剤は混ぜると有害なガスが発生する物もあるので、マスクやゴーグルを着用して、十分に気を付けて使用してください。
また、洗浄力の強い洗剤は肌荒れの原因となることがあります。ゴム手袋を着用して、素手で触らないように気をつけましょう。

鏡の掃除方法《ホコリ汚れ編》

鏡についたホコリ汚れを落とす掃除方法について紹介します。ホコリ汚れは、空中に舞っている繊維やホコリ、小さなゴミなどが付着したものです。
ホコリ汚れは、洗剤を使わずに水拭きだけで落とせます。

<準備するもの>
・マイクロファイバー
・鏡用のふきん
・新聞紙(キッチンペーパーでも可)

掃除の手順

ホコリ汚れを掃除する手順を詳しく紹介します。

・水拭きする

まずは水拭きしていきます。雑巾または使い古しのタオルなどを使います。水で布を濡らして、硬く絞ってから水拭きしましょう。しっかり絞れていないと、水が垂れてしまいます。
また鏡を水拭きするときに、新聞紙やキッチンペーパーを使う方法もおすすめです。特に新聞紙は、中に含まれているインクの油分がコーティングのような役割を果たすので、掃除したあともホコリを寄せ付けにくくなります。
新聞紙を使うときも水で濡らしてから水拭きします。このときに鏡を強くこすってしまうと傷がつくこともあるので、傷つけないよう優しく拭いてください。

・乾拭き

水拭きをしたら仕上げに乾拭きをします。乾拭きにタオルを使うと布の繊維が鏡に残ってしまう場合があります。また拭いた跡が残った経験がある方もいるでしょう。
乾拭きのときは、マイクロファイバークロスがおすすめです。マイクロファイバークロスは、とても細い化学繊維で編まれた布なので、汚れを落としやすいのに素材を傷つけないメリットがあります。

注意するポイント

鏡のホコリ掃除で注意するべき点は、傷をつけないようにすることです。柔らかい布を使い、拭くときにあまり力を入れすぎないようにしましょう。
また水拭きの掃除をしたあとに柔軟剤を少し使うとホコリが付きにくくなり、掃除の回数を減らせます。

鏡の掃除方法《皮脂汚れ編》

化粧台や洗面所、手鏡などには、皮脂や化粧品などの油汚れが付きます。油汚れは酸性なので、掃除するときにはアルカリ性のものを使うと汚れが中和され、よく落ちます。
重曹やセスキ炭酸ソーダはアルカリ性です。また環境に優しいエコ素材でもあるので、小さい子どもやお年寄りがいる家庭におすすめの洗剤ともいえます。重曹やセスキ炭酸ソーダはそのまま使うのではなく、水で薄めてスプレー容器に入れておくと使いやすいでしょう。
希釈するときは、水500mlにたいして小さじ2杯が目安です。

<準備するもの>
・重曹
・セスキ炭酸ソーダ

掃除の手順

皮脂汚れの具体的な掃除手順を紹介します。

・重曹水やセスキ炭酸ソーダ水をスプレーする

粉末の重曹やセスキ炭酸ソーダは、水500mlにたいして小さじ2杯に薄めてスプレーボトルに入れておきます。すでに液体になった市販のセスキ水を使う場合はそのまま使ってください。

・3~5分ほど放置する

鏡全体に重曹水やセスキ水を吹きかけて、3~5分ほどおきます。少し放置すると、汚れが落ちやすくなります。また、なかなか落ちない汚れがあるところも、スプレーを吹きかけたあとしばらく時間をおいてから水拭きしましょう。
重曹水を作るときは、溶け残りがないようしっかり混ぜてください。重曹には研磨効果があるので、溶けていない粉末が残っていると、掃除をするときに鏡を傷つけてしまうことがあります。重曹水には水ではなくぬるま湯を使う方が溶けやすくなるのでおすすめです。
また、新聞紙も皮脂汚れをよく落としてくれます。新聞紙に使われているインクが汚れを吸着し薄い皮膜を作ってくれるため、新聞紙で掃除したあとは汚れがつきにくくなります。新聞紙を手頃な大きさに切って丸めて、水を少し含ませて拭きましょう。

注意するポイント

掃除するときには、なるべく鏡を触らないようにしましょう。せっかく掃除したところに手垢がついてしまいます。掃除用の洗剤で手荒れを防ぐためにも、手袋をして掃除を行いましょう。
掃除後なるべく皮脂汚れをつきにくくするために、鏡を使用したあとにウェットティッシュやアルコールを使って、こまめに簡単な掃除をする習慣をつけることをおすすめします。
また鏡を使ってメイクや洗顔をするときに、なるべく触らないように意識することも大切です。

鏡の掃除方法《水垢汚れ編》

水垢汚れはアルカリ性の汚れです。浴室や洗面所の鏡はもちろん、蛇口付近に白っぽくうろこ状になったものも水垢汚れです。これらの汚れは、水分が蒸発することで水道水に含まれるミネラルの成分が固まって結晶化したり、石けんのカスが蓄積されたりしてできたもので、なかなか落ちない頑固な汚れです。
アルカリ性の水垢汚れの掃除をするときには、酸性の洗剤を使うと中和されて汚れが落ちやすくなります。もっとも簡単に手に入る酸性の洗剤といえば、クエン酸です。100均などでも売っているので便利です。家にあるレモン(レモン汁)やお酢もクエン酸の代わりになります。

<準備するもの>
・クエン酸(レモン汁やお酢でも可)
・マイクロファイバークロスやガラス用ふきん
・キッチンペーパーやラップ
・歯磨き粉

水回り掃除の一番の悩み!水垢汚れを落とす方法一挙紹介

掃除の手順

・クエン酸水を作る

まずクエン酸水を作ります。水1カップに小さじ1杯のクエン酸を溶かして、スプレーボトルに入れましょう。鏡全体にクエン酸水を吹きかけて、最低でも5分以上放置しておきます。その後、ぬらした布で拭いてください。

・乾拭きする

仕上げはマイクロファイバークロスやガラス用ふきんがおすすめです。傷つかないよう優しく拭きましょう。

・落ちにくい汚れにはパック

頑固な水垢汚れでなかなか落ちない場合は、クエン酸水で鏡をパックしてください。クエン酸をスプレーした上からキッチンペーパーやラップなどでシートのように覆いパックします。しばらく置いておくと汚れが落ちやすくなります。
また水垢汚れには、歯磨き粉を使用することもできます。歯磨き粉を使う場合は、クエン酸水のように放置する時間は必要ないので、時間をかけずに掃除したいときにもおすすめです。
丸めたラップに適量の歯磨き粉を出して、くるくると円を描くように鏡に塗っていきます。掃除に使う歯磨き粉は粒入りタイプではないものを選びましょう。鏡の表面に傷がついてしまう場合があります。ただし、研磨剤や発泡剤が含まれていない歯磨き粉では、思ったより汚れが落ちないこともあります。

注意するポイント

水垢汚れを掃除したあとは、曇り止めをつけておくと新たな水垢がつきにくくなります。また、浴室は換気扇を常につけておく習慣をつけましょう。入浴した最後の人が、浴室の鏡に残った水滴をタオルで拭き取ったり、スクイージーなどで取り除いたりするようにしてください。

【番外編】鏡に黒いシミがある場合の対処法

ホコリや皮脂汚れ、水垢汚れ以外に、鏡に黒いシミのような汚れがついている場合があります。鏡の黒いシミは汚れではなく、劣化のサインです。鏡の端の方から黒っぽいシミのように現れます。
これはシケと呼ばれるもので、鏡が劣化したことによって起こる現象です。シケは鏡特有の腐食で、ガラスを保護するためのコーティングがはがれて水や洗剤などが鏡内部に染み込んで、黒いシミのように見えます。
鏡にも寿命があり、一般的には10〜20年程度といわれています。長年同じ鏡を使い続けることでシケができて、光を反射しなくなってしまいます。
シケは洗剤や拭き掃除などでは取り除けません。黒いシミは放置するとどんどん広がっていく場合があります。シケが出てきたら、買い替えのタイミングです。早めに新しい鏡と交換してください。

汚れの予防・キレイな鏡を維持する方法とは?

鏡の汚れを予防するには毎日汚れをチェックしてこまめに汚れを落とすことが一番の予防方法です。その日に付いた汚れはその日に落とし蓄積を防ぐことで、キレイな鏡をキープできます。

鏡の近くには、汚れに気づいたときにすぐ掃除できるように、ぞうきんや除菌シートなどを準備しておくのがおすすめです。


次に汚れ別の防止法をお伝えします。

ホコリ汚れ

ホコリ汚れを防止するには、柔軟剤が便利です。柔軟剤を薄めたものを作るか、バケツに水をいっぱいに入れて柔軟剤を数滴垂らしたものを布につけて、硬く絞ってから鏡を拭きます。柔軟剤には静電気を防止する効果があるので、ホコリを寄せ付けにくくなります。
また、リビングや玄関などにある鏡を使わないときには、スカーフやタオルなど布を被せておくと、ホコリから守れます。

皮脂汚れ

皮脂汚れが鏡につかないようにするためには、とにかく鏡に手が触れないようにすることです。乳液をつけたりファンデーションをつけたりした手で鏡を触ってしまうと、皮脂汚れや化粧品の残りなどがついてしまいます。
また、意図せず鏡に触れてしまったときにすぐに拭き取れるよう、吸水性に優れていて拭いた跡や繊維が残りにくいクロスを1枚用意しておくのもいいでしょう。こまめに拭き取ることで、汚れが蓄積するのを防げます。

水垢汚れ

水垢汚れを防止するには、なるべく鏡に水滴を残さないようにすることがポイントです。浴室の場合は、シャワーで鏡を流して石けんやシャンプーなどのカスが残らないようにします。
一度流してから、タオルやスクイージーなどで鏡に残っている水滴をしっかり取り除いてください。

鏡がどうしてもきれいにならないときは”クリーンクルー”にお任せください!

「自分で鏡を掃除してもなかなか頑固な汚れが落ちずにきれいにならない」とお悩みの場合には、プロの手を借りるのもおすすめです。技術と知識、経験のあるスタッフが、専用の洗剤や機器などを使って驚くほどきれいに仕上げてくれます。
クリーンクルーは、お得なセットプランからピンポイントの個別掃除まで幅広いメニューが揃っています。経験を積んだスタッフが見積もりから掃除までを担当してくれるので、わからないことや知りたいことを聞きやすく、信頼しておまかせできます。
2022年の顧客満足度1位に選ばれたきめ細やかなサービスを受けられるでしょう。料金も手頃なので、普段なかなかこまめな掃除ができない忙しい人や、年に何度か集中的に気になるところをプロの手で徹底的に掃除したい人にもぴったりです。

クリーンクルーと他社の比較例

浴室 クリーンクルー A社
料金 税込18,700円 税込19,800円
掃除箇所 浴槽
シャワー
蛇口周り
浴室内の壁
浴室内の床
排水口
ドア周り
シャンプー台など
浴室(床面積4m²・高さ2.4m未満)1室

クリーンクルーでは浴槽だけではなく、排水口やシャンプー台、蛇口周り、浴室内の壁、浴室内の床、ドアなど浴室の周りほぼすべてを、専用洗剤を使ってしっかり掃除してくれます。A社の場合、床面積4m²・高さ2.4m未満の浴室1室の料金です。浴室内の換気扇や鏡曇り止め施工などは別料金がかかります。

まとめ

鏡掃除はホコリ汚れか、皮脂・化粧品汚れなのか、水垢汚れなのかを見極めて掃除する必要があります。それぞれの汚れを落としやすいアルカリ性や酸性の洗剤を使いましょう。掃除で鏡をきれいにした後は、汚れ防止対策も忘れないように行ってください。また、ついでのこまめな掃除が、鏡をきれいに保つ秘訣です。
どうしても落とせない汚れがある場合は、ハウスクリーニング業者に依頼するのもおすすめです。個別箇所の掃除からお得なセットまで豊富なプランがあるクリーンクルーなら、鏡だけではなく気になる場所もぴかぴかにしてくれます。一度相談してみてください。

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