洗濯機の防水パンの掃除方法 簡単に行うコツも解説 コラムハウスクリーニング洗濯機 公開日:2023年08月29日 更新日:2023年08月30日 【目次】 ・洗濯機の防水パンとは? ・洗濯機の防水パンの基本の掃除方法 ・洗濯機の排水口の掃除方法 ・洗濯機の防水パン掃除のコツは「かさ上げ」! ・長期間使用した洗濯機はプロに依頼するのがおすすめ ・洗濯機クリーニング業者の選び方 ・洗濯機クリーニングのことならクリーンクルー ・まとめ 洗濯機の防水パンとは? 洗濯機の防水パンは、洗濯機の下に設置されているプラスチック製の受け皿のような形のものです。防水パンには洗濯機のホースを通す穴が開いており、そこから洗濯機・排水口へと水が流れる構造です。洗濯機を設置するときには、防水パンの上に洗濯機を乗せます。 洗濯機の防水パンの役割 洗濯機の防水パンの役割は主に3つに分かれます。 [漏水対策] 防水パンは洗濯機と床の間に設置します。万が一水漏れが起こったときに、床や下の階への浸水を防ぐ重要な役割があります。 [結露防止] 洗濯機を脱衣所に置いている家庭も多いです。脱衣所では、風呂場からの湿気で洗濯機の底の部分が結露します。洗濯機を直に置いてしまうと、結露で床が劣化してしまいます。防水パンの上に洗濯機を設置することで、床の劣化を防ぎます。 [防振や防音] 洗濯機の振動は非常に大きく、階下や隣の家まで響く可能性もあります。マンションやアパートでは騒音トラブルになる恐れもあります。防水パンが洗濯機の振動や音を緩和し、防振・防音の役割も果たします。 洗濯機の防水パンが必要な理由 洗濯機は防水パンがなくても使用できるので、必ず設置しなければいけないわけではありません。しかし、マンションやアパートなどの集合住宅では水漏れや結露対策、騒音の軽減・床へのダメージを防ぐ対策として、必ず設置されています。 戸建ての住宅では見栄えがあまりよくないという理由で防水パンを設置せずに、床に直接洗濯機を置く家庭もあります。しかし床へのダメージを防ぐためには、防水パンを設置するのがよいでしょう。 洗濯機は、頻繁に使用する家電です。家族が多い家庭や、小さい子どもがいるなどして汚れ物が多い家庭では、1日に複数回洗濯をする場合もあります。使用頻度が高いので気付かない間に劣化して突然故障し、水漏れが起こる可能性があります。防水パンがないまま水漏れが起こると広範囲で水浸しになり掃除が大変です。 また、洗濯機の裏など掃除がしにくい場所にカビが発生する恐れがあります。汚れがひどい場合はホームクリーニングやリフォームなどが必要になります。リスクを回避するためにも防水パンは設置することをおすすめします。 洗濯機の防水パンの基本の掃除方法 防水パンは手が入らない、見えにくいことから掃除が難しい場所です。放置しておくと髪の毛やホコリが溜まり、カビが発生して嫌な臭いを放ちます。基本的な掃除方法で、防水パンの汚れはある程度落とせます。定期的に掃除をしてキレイにしておきましょう。 基本の掃除は掃除機とハンディモップ 防水パンは洗濯機の下になっていて手が入らないので、持ち手が長くて隙間に入るハンディモップがあると便利です。洗濯機の裏側も気軽に掃除できます。 <準備するもの> ・ハンディモップ ・掃除機 ・ぞうきん ・バケツ ①掃除機で目につくホコリや髪の毛を吸い取る 掃除機用のすき間ノズルを使い、届く範囲のごみをすべて取り除きます。 ②ハンディモップで掃除機が届かない洗濯機の下のホコリや糸くずを絡め取る 洗濯機の前から・左右からハンディモップを差し込んでホコリを取ります。ハンディモップで届かない場合は、モップの柄に割りばしなどを固く結びつけるとさらに奥の方まで掃除ができます。 ③最後にぞうきんで防水パンの端や排水口まわりのこびりついた汚れを拭き取る モップが届かないところは針金ハンガー ハンディモップを使っても奥まで十分に掃除がしきれない場合もあります。柄を長くしても力が伝わりにくく思うようにホコリが取れないときは、家にある針金ハンガーとストッキングで便利な掃除アイテムを作りましょう。 <準備するもの> ・針金ハンガー ・伝線したストッキング <作り方> 針金ハンガーの底の真ん中の部分を持って上下に引っ張り、ダイヤ型に伸ばします。伸ばしたハンガーにストッキングをかぶせて取れないように巻き付けて完成です。ストッキングが外れてしまう場合は輪ゴムで留めます。この針金ハンガーを防水パンに挟み込めば、静電気の力でホコリや髪の毛がごっそり取れます。使用後はストッキングを外して捨てるだけなので手が汚れにくく、後処理が簡単です。家にあるハンガーと伝線しているストッキングを使うのでごみを有効活用でき、コストも掛かりません。 カビやこびりついた汚れは洗濯機をどかして掃除 結露でできた汚れやカビ、こぼしてしまった洗剤などモップや針金ハンガーだけでは掃除しきれないときは、洗濯機を一度どかして掃除する必要があります。洗濯機を掃除する際は以下の点に注意しましょう。 ・電源コードをコンセントから抜く(一緒に刺さっているアース線も抜く) アース線は静電気や感電防止のためにあり、プラスネジで固定されています。 ・排水ホースを排水口から外す 排水ホースを抜く際は、ホースから水があふれ出てくることがあるので気を付けましょう。 ・洗濯機は一人では運べないので必ず誰かに手伝ってもらう 洗濯機をどかしたら掃除機を使いホコリや髪の毛などを吸い、そのあとにぞうきんでこびりついた汚れをキレイに拭き取ります。 洗濯機の排水口の掃除方法 防水パンを掃除して排水口まわりがきれいになると、排水口の中の汚れにも気付くはずです。防水パンの掃除をするついでに、排水口の汚れをチェックしておきましょう。 排水口の掃除の必要性 防水パンを掃除しても臭いが気になるときは、排水口の汚れが臭いの原因である可能性が高いです。洗濯の際に流される汚れをフィルターがキャッチできず排水口に流れこみ、汚れが溜まって嫌な臭いを放ちます。また、排水口に汚れが溜まると排水口がつまってしまうので、排水口の掃除も定期的に行うことをおすすめします。 排水口の掃除手順 排水口を掃除する前には事前準備が必要です。 準備1:洗濯機のコンセントを抜く 洗濯機の電源が付いたままだと感電する危険性があるので、掃除をする前には念のために電源プラグを抜いておきましょう。 準備2:洗濯機の蛇口を閉める 排水口の掃除をしている時に水が出てしまうとまわりが水浸しになってしまい、余計な掃除が増えてしまいます。掃除中に水が出ないように、蛇口は閉めておきましょう。 <準備するもの> ・バケツ ・スポンジ ・使用済みの歯ブラシ ・ぞうきん ・ゴム手袋 ・市販のパイプクリーナー ①洗濯機の給水ホースの蛇口を閉めて、感電防止のため電源プラグを外す ②排水ホースに付いている部品を外す ③排水ホースについていた部品の汚れをスポンジや使用済み歯ブラシで洗う ④排水口に専用クリーナーを流し込み、排水口の汚れを落とす ⑤排水口にこびりついた汚れをスポンジで落とす ⑥排水口の部品を取り付けて排水口に接続する ホースの掃除手順 排水口の掃除と同様に事前準備をしておきましょう。 <準備するもの> ・使用済み歯ブラシ ・じょうろまたはやかん ・バケツまたは洗面器 ・ラップ ・輪ゴム ・漂白剤 ①ホースを洗うための洗浄液を作る 漂白剤を水で50倍に薄めた液を作り、じょうろまたはやかんにいれます。 ②排水ホースを外す 排水ホース内に水が残っていると流れ出る場合があるので、床にはぞうきんを敷いておきましょう。 ③排水ホースに洗浄液を入れる ①で作った洗浄液を排水ホースへ注ぎ入れます。ホースの口を下に向けると、洗浄液が流れ出てしまうので注意しましょう。不安な方はお風呂場での作業がおすすめです。 ④ホースの口をラップと輪ゴムでしっかりフタをして30分ほど置く ⑤30分経ったらホースを一度振って内部の汚れを落とす。 ホースの側面の汚れを落とすように振ります。口から水が漏れるので、注意して行いましょう。 ⑥ホースのなかの水を流す ホースの中の水をバケツまたは洗面器に移し、ホースを2~3回ほど水洗いします。気になる汚れは使用済み歯ブラシでこすり洗いします。 ⑦排水ホースを排水口にセットする 洗濯機の防水パン掃除のコツは「かさ上げ」! かさ上げとは、洗濯機の脚を高くすることです。防水パンの掃除は見えにくい場所での作業です。床ギリギリの場所なのでかがんで無理な体制になり、掃除をするのも面倒に感じてしまいます。掃除のしにくい防水パンはかさ上げをすると掃除がし易くなるのでおすすめです。かさ上げをすると掃除がしやすいだけでなくほかにもメリットがあります。かさ上げをする方法とメリットをご紹介しましょう。 洗濯機をかさ上げするメリット 洗濯機をかさ上げすると掃除がしやすくなるほかにもたくさんのメリットがあります。どんなメリットがあるか見ていきましょう。 ・排水ホースの付け替えが楽 排水ホースを掃除する時やホースを付け替える時に少し高さがあるだけでも楽になります。 ・通気性がよくなってカビや悪臭などが防げる 結露などで発生するカビも通気性がよくなることで発生しにくくなります。 ・排水ホースを圧迫しないので水漏れを防げる 洗濯機の置くスペースが小さいと排水ホースがつぶれてしまい、そこから水漏れを起こす可能性があります。ホースの劣化も遅くなります。 ・騒音や振動を抑える 洗濯機の振動や騒音はマンションやアパートでは近隣トラブルになる恐れもあります。近隣トラブル回避にも役立ちます。 ・洗濯物の出しやすくなる ドラム式の洗濯機の場合、洗濯物を出す時に腰を低くするため腰に負担が掛かります。腰への負担軽減にもなります。縦型の洗濯機でも底の方にある洗濯物が取り出しやすくなるため腰を大きく曲げなくて済みます。 洗濯機のかさ上げ方法 洗濯機のかさ上げをする方法は業者へ依頼しなくてもできます。ホームセンターやネットでかさ上げ台が購入できるので気軽に出来ます。しかし、洗濯機は非常に重たいものなので一人で行うのは危険です。必ず複数人で行いましょう。 セルフで行うときは、安定感・耐荷重、水平に置けているかなど気を付けないといけないポイントがあります。くれぐれも無理をせず、自力で作業するのが難しい場合は専門の業者へ依頼するのが安心です。 長期間使用した洗濯機はプロに依頼するのがおすすめ 長期間使用している洗濯機を素人の手で完璧に掃除するのは難しいものです。汚れの蓄積や部品の劣化などが考えられるので、掃除のプロへ依頼して徹底的に掃除してもらいましょう。 洗濯機を2年以上使用しているなら一度プロに相談をするのがおすすめです。防水パンの掃除のほかに洗濯層やかさ上げ台の設置、排水口の掃除とまとめて依頼できるので洗濯機を蘇らせてくれます。 洗濯機クリーニング業者の選び方 プロに掃除を依頼するなら、業者選びには失敗したくないものです。洗濯機のクリーニング業者を選ぶポイントは、まず口コミをチェックすることです。実際に利用した方の声を参考に、信頼できる業者を選びましょう。 料金やサービス内容・作業工程など気になることは、電話や公式サイトから連絡することで無料見積もりを出してもらうこともできます。納得して依頼できる業者を選びましょう。 洗濯機クリーニングのことならクリーンクルー 洗濯機クリーニングはクリーンクルーにお任せください。洗濯機分解クリーニング(縦型)は洗濯機を分解して徹底洗浄するので、外からは見えない洗濯槽の裏のカビやヌメリ、石鹸カスなどの汚れもしっかり落とせます。洗濯槽分解なら通常価格25,000円で、防水パンの掃除もサービスで付いてきます。洗濯機の洗浄を考えている方はぜひお試しください。 まとめ 防水パンの汚れは見えにくいために掃除が後回しになりがちです。溜まってしまった長年の汚れはプロに任せてリセットするのがおすすめです。徹底的にキレイにしてもらったら、防水パンの掃除もこまめに行えるよう、かさ上げ台を設置するなどして掃除しやすい環境を整えてください。清潔な状態を長く保てるよう、掃除に便利なグッズなども活用して、こまめな掃除を習慣化しましょう。 クリーンクルーの洗濯機分解のクリーニング・お掃除
洗濯機の防水パンとは?
洗濯機の防水パンは、洗濯機の下に設置されているプラスチック製の受け皿のような形のものです。防水パンには洗濯機のホースを通す穴が開いており、そこから洗濯機・排水口へと水が流れる構造です。洗濯機を設置するときには、防水パンの上に洗濯機を乗せます。
洗濯機の防水パンの役割
洗濯機の防水パンの役割は主に3つに分かれます。
[漏水対策]
防水パンは洗濯機と床の間に設置します。万が一水漏れが起こったときに、床や下の階への浸水を防ぐ重要な役割があります。
[結露防止]
洗濯機を脱衣所に置いている家庭も多いです。脱衣所では、風呂場からの湿気で洗濯機の底の部分が結露します。洗濯機を直に置いてしまうと、結露で床が劣化してしまいます。防水パンの上に洗濯機を設置することで、床の劣化を防ぎます。
[防振や防音]
洗濯機の振動は非常に大きく、階下や隣の家まで響く可能性もあります。マンションやアパートでは騒音トラブルになる恐れもあります。防水パンが洗濯機の振動や音を緩和し、防振・防音の役割も果たします。
洗濯機の防水パンが必要な理由
洗濯機は防水パンがなくても使用できるので、必ず設置しなければいけないわけではありません。しかし、マンションやアパートなどの集合住宅では水漏れや結露対策、騒音の軽減・床へのダメージを防ぐ対策として、必ず設置されています。
戸建ての住宅では見栄えがあまりよくないという理由で防水パンを設置せずに、床に直接洗濯機を置く家庭もあります。しかし床へのダメージを防ぐためには、防水パンを設置するのがよいでしょう。
洗濯機は、頻繁に使用する家電です。家族が多い家庭や、小さい子どもがいるなどして汚れ物が多い家庭では、1日に複数回洗濯をする場合もあります。使用頻度が高いので気付かない間に劣化して突然故障し、水漏れが起こる可能性があります。防水パンがないまま水漏れが起こると広範囲で水浸しになり掃除が大変です。
また、洗濯機の裏など掃除がしにくい場所にカビが発生する恐れがあります。汚れがひどい場合はホームクリーニングやリフォームなどが必要になります。リスクを回避するためにも防水パンは設置することをおすすめします。
洗濯機の防水パンの基本の掃除方法
防水パンは手が入らない、見えにくいことから掃除が難しい場所です。放置しておくと髪の毛やホコリが溜まり、カビが発生して嫌な臭いを放ちます。
基本的な掃除方法で、防水パンの汚れはある程度落とせます。定期的に掃除をしてキレイにしておきましょう。
基本の掃除は掃除機とハンディモップ
防水パンは洗濯機の下になっていて手が入らないので、持ち手が長くて隙間に入るハンディモップがあると便利です。洗濯機の裏側も気軽に掃除できます。
<準備するもの>
・ハンディモップ
・掃除機
・ぞうきん
・バケツ
①掃除機で目につくホコリや髪の毛を吸い取る
掃除機用のすき間ノズルを使い、届く範囲のごみをすべて取り除きます。
②ハンディモップで掃除機が届かない洗濯機の下のホコリや糸くずを絡め取る
洗濯機の前から・左右からハンディモップを差し込んでホコリを取ります。ハンディモップで届かない場合は、モップの柄に割りばしなどを固く結びつけるとさらに奥の方まで掃除ができます。
③最後にぞうきんで防水パンの端や排水口まわりのこびりついた汚れを拭き取る
モップが届かないところは針金ハンガー
ハンディモップを使っても奥まで十分に掃除がしきれない場合もあります。柄を長くしても力が伝わりにくく思うようにホコリが取れないときは、家にある針金ハンガーとストッキングで便利な掃除アイテムを作りましょう。
<準備するもの>
・針金ハンガー
・伝線したストッキング
<作り方>
針金ハンガーの底の真ん中の部分を持って上下に引っ張り、ダイヤ型に伸ばします。伸ばしたハンガーにストッキングをかぶせて取れないように巻き付けて完成です。ストッキングが外れてしまう場合は輪ゴムで留めます。この針金ハンガーを防水パンに挟み込めば、静電気の力でホコリや髪の毛がごっそり取れます。使用後はストッキングを外して捨てるだけなので手が汚れにくく、後処理が簡単です。家にあるハンガーと伝線しているストッキングを使うのでごみを有効活用でき、コストも掛かりません。
カビやこびりついた汚れは洗濯機をどかして掃除
結露でできた汚れやカビ、こぼしてしまった洗剤などモップや針金ハンガーだけでは掃除しきれないときは、洗濯機を一度どかして掃除する必要があります。洗濯機を掃除する際は以下の点に注意しましょう。
・電源コードをコンセントから抜く(一緒に刺さっているアース線も抜く)
アース線は静電気や感電防止のためにあり、プラスネジで固定されています。
・排水ホースを排水口から外す
排水ホースを抜く際は、ホースから水があふれ出てくることがあるので気を付けましょう。
・洗濯機は一人では運べないので必ず誰かに手伝ってもらう
洗濯機をどかしたら掃除機を使いホコリや髪の毛などを吸い、そのあとにぞうきんでこびりついた汚れをキレイに拭き取ります。
洗濯機の排水口の掃除方法
防水パンを掃除して排水口まわりがきれいになると、排水口の中の汚れにも気付くはずです。防水パンの掃除をするついでに、排水口の汚れをチェックしておきましょう。
排水口の掃除の必要性
防水パンを掃除しても臭いが気になるときは、排水口の汚れが臭いの原因である可能性が高いです。洗濯の際に流される汚れをフィルターがキャッチできず排水口に流れこみ、汚れが溜まって嫌な臭いを放ちます。また、排水口に汚れが溜まると排水口がつまってしまうので、排水口の掃除も定期的に行うことをおすすめします。
排水口の掃除手順
排水口を掃除する前には事前準備が必要です。
準備1:洗濯機のコンセントを抜く
洗濯機の電源が付いたままだと感電する危険性があるので、掃除をする前には念のために電源プラグを抜いておきましょう。
準備2:洗濯機の蛇口を閉める
排水口の掃除をしている時に水が出てしまうとまわりが水浸しになってしまい、余計な掃除が増えてしまいます。掃除中に水が出ないように、蛇口は閉めておきましょう。
<準備するもの>
・バケツ
・スポンジ
・使用済みの歯ブラシ
・ぞうきん
・ゴム手袋
・市販のパイプクリーナー
①洗濯機の給水ホースの蛇口を閉めて、感電防止のため電源プラグを外す
②排水ホースに付いている部品を外す
③排水ホースについていた部品の汚れをスポンジや使用済み歯ブラシで洗う
④排水口に専用クリーナーを流し込み、排水口の汚れを落とす
⑤排水口にこびりついた汚れをスポンジで落とす
⑥排水口の部品を取り付けて排水口に接続する
ホースの掃除手順
排水口の掃除と同様に事前準備をしておきましょう。
<準備するもの>
・使用済み歯ブラシ
・じょうろまたはやかん
・バケツまたは洗面器
・ラップ
・輪ゴム
・漂白剤
①ホースを洗うための洗浄液を作る
漂白剤を水で50倍に薄めた液を作り、じょうろまたはやかんにいれます。
②排水ホースを外す
排水ホース内に水が残っていると流れ出る場合があるので、床にはぞうきんを敷いておきましょう。
③排水ホースに洗浄液を入れる
①で作った洗浄液を排水ホースへ注ぎ入れます。ホースの口を下に向けると、洗浄液が流れ出てしまうので注意しましょう。不安な方はお風呂場での作業がおすすめです。
④ホースの口をラップと輪ゴムでしっかりフタをして30分ほど置く
⑤30分経ったらホースを一度振って内部の汚れを落とす。
ホースの側面の汚れを落とすように振ります。口から水が漏れるので、注意して行いましょう。
⑥ホースのなかの水を流す
ホースの中の水をバケツまたは洗面器に移し、ホースを2~3回ほど水洗いします。気になる汚れは使用済み歯ブラシでこすり洗いします。
⑦排水ホースを排水口にセットする
洗濯機の防水パン掃除のコツは「かさ上げ」!
かさ上げとは、洗濯機の脚を高くすることです。防水パンの掃除は見えにくい場所での作業です。床ギリギリの場所なのでかがんで無理な体制になり、掃除をするのも面倒に感じてしまいます。掃除のしにくい防水パンはかさ上げをすると掃除がし易くなるのでおすすめです。かさ上げをすると掃除がしやすいだけでなくほかにもメリットがあります。かさ上げをする方法とメリットをご紹介しましょう。
洗濯機をかさ上げするメリット
洗濯機をかさ上げすると掃除がしやすくなるほかにもたくさんのメリットがあります。どんなメリットがあるか見ていきましょう。
・排水ホースの付け替えが楽
排水ホースを掃除する時やホースを付け替える時に少し高さがあるだけでも楽になります。
・通気性がよくなってカビや悪臭などが防げる
結露などで発生するカビも通気性がよくなることで発生しにくくなります。
・排水ホースを圧迫しないので水漏れを防げる
洗濯機の置くスペースが小さいと排水ホースがつぶれてしまい、そこから水漏れを起こす可能性があります。ホースの劣化も遅くなります。
・騒音や振動を抑える
洗濯機の振動や騒音はマンションやアパートでは近隣トラブルになる恐れもあります。近隣トラブル回避にも役立ちます。
・洗濯物の出しやすくなる
ドラム式の洗濯機の場合、洗濯物を出す時に腰を低くするため腰に負担が掛かります。腰への負担軽減にもなります。縦型の洗濯機でも底の方にある洗濯物が取り出しやすくなるため腰を大きく曲げなくて済みます。
洗濯機のかさ上げ方法
洗濯機のかさ上げをする方法は業者へ依頼しなくてもできます。ホームセンターやネットでかさ上げ台が購入できるので気軽に出来ます。しかし、洗濯機は非常に重たいものなので一人で行うのは危険です。必ず複数人で行いましょう。
セルフで行うときは、安定感・耐荷重、水平に置けているかなど気を付けないといけないポイントがあります。くれぐれも無理をせず、自力で作業するのが難しい場合は専門の業者へ依頼するのが安心です。
長期間使用した洗濯機はプロに依頼するのがおすすめ
長期間使用している洗濯機を素人の手で完璧に掃除するのは難しいものです。汚れの蓄積や部品の劣化などが考えられるので、掃除のプロへ依頼して徹底的に掃除してもらいましょう。
洗濯機を2年以上使用しているなら一度プロに相談をするのがおすすめです。防水パンの掃除のほかに洗濯層やかさ上げ台の設置、排水口の掃除とまとめて依頼できるので洗濯機を蘇らせてくれます。
洗濯機クリーニング業者の選び方
プロに掃除を依頼するなら、業者選びには失敗したくないものです。洗濯機のクリーニング業者を選ぶポイントは、まず口コミをチェックすることです。実際に利用した方の声を参考に、信頼できる業者を選びましょう。
料金やサービス内容・作業工程など気になることは、電話や公式サイトから連絡することで無料見積もりを出してもらうこともできます。納得して依頼できる業者を選びましょう。
洗濯機クリーニングのことならクリーンクルー
洗濯機クリーニングはクリーンクルーにお任せください。洗濯機分解クリーニング(縦型)は洗濯機を分解して徹底洗浄するので、外からは見えない洗濯槽の裏のカビやヌメリ、石鹸カスなどの汚れもしっかり落とせます。洗濯槽分解なら通常価格25,000円で、防水パンの掃除もサービスで付いてきます。洗濯機の洗浄を考えている方はぜひお試しください。
まとめ
防水パンの汚れは見えにくいために掃除が後回しになりがちです。溜まってしまった長年の汚れはプロに任せてリセットするのがおすすめです。徹底的にキレイにしてもらったら、防水パンの掃除もこまめに行えるよう、かさ上げ台を設置するなどして掃除しやすい環境を整えてください。清潔な状態を長く保てるよう、掃除に便利なグッズなども活用して、こまめな掃除を習慣化しましょう。
クリーンクルーの洗濯機分解のクリーニング・お掃除