窓の簡単な掃除方法を解説!時短のコツは?身近なアイテムでピカピカにする方法も!

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窓の簡単な掃除方法を解説!時短のコツは?身近なアイテムでピカピカにする方法も!
  • 公開日:2022年01月17日
  • 更新日:2023年12月11日

窓は屋外に接しているため、砂や土、花粉や黄砂などの汚れが付きやすい箇所です。さらに、使用頻度が高いため、手垢汚れが付きやすいという特徴もあります。汚れが蓄積すると落としにくくなるため、日々の掃除でキレイをキープしましょう。
この記事では、窓の簡単な掃除方法や、窓掃除に活用できる身近なアイテムを紹介します。窓のパーツ別の掃除のコツを押さえて、定期的な窓掃除を習慣化してください。

【目次】

窓の汚れの原因とは?

窓が汚れる原因は手垢やホコリ、砂や土が主な要因です。窓の内側と外側で汚れの原因は異なるため、要因をきちんと理解すると掃除が捗ります。それぞれの汚れの原因を確認してみましょう。

内側の窓の汚れ

窓の内側には、日々生活していくうちに汚れが蓄積されます。窓の開閉作業を繰り返すだけでも手垢が付着し、小さなお子さんがいるご家庭では、窓ガラスに手の跡がくっきり残っているケースも珍しくありません。
屋外だけでなく家の中のホコリが原因となる汚れや、キッチンに近い窓なら油汚れが気になるかもしれません。喫煙される家庭では、ヤニ汚れも気になるのではないでしょうか。窓の内側の汚れは、生活する上で避けられないのが現状です。

窓の外側の汚れ

窓の外側の汚れは外的要因が主です。風や排気ガスによって飛ばされてきた砂や土が窓に付着したり、雨によって泥汚れが付着したりします。季節によっては花粉やPM2.5、黄砂などが窓汚れとなることも。窓の外側の汚れはこびりつきやすい傾向にあるため、窓が曇っているように感じたら早めに掃除してください。

網戸やサッシも汚れやすいので、専用の掃除アイテムなどを活用しながら汚れに気づいた際はこまめに掃除することをおすすめします。

窓の掃除に必要なものは?

窓掃除をはじめる前に、掃除で使う道具を用意しておきましょう。事前にしっかり準備をしておけば、慌てることなくスムーズに作業を進められます。
基本的な窓の掃除に必要な道具は、水拭き用のタオルや雑巾と仕上げ拭き用のマイクロファイバークロス、スクイージーなどがあれば十分です。「スクイージー」はゴムのへらがついたT字型の道具で窓ガラスの仕上げ掃除に使います。
日頃から窓掃除を定期的におこなっている場合や汚れが少ないときは、軽めの掃除で済ませましょう。軽めの掃除なら洗剤を使わずに、タオルでの拭き掃除のみでも大丈夫です。ただし、少し気になる箇所がある場合は、サッシ用にいらなくなった歯ブラシや、こびりついて固くなった汚れ用にヘラやプラカードなどがあると便利です。 
窓に汚れが多くついている場合や、前回の掃除から時間が経過している場合は、しっかりと掃除をしましょう。しっかりと窓掃除をする場合に必要となる道具には、タオルや雑巾、アルカリ電解水、マイクロファイバークロス、スクイージーなどです。これらの道具は100円ショップやホームセンター、ネット通販などで簡単に入手できます。窓掃除以外でも使えるアイテムばかりなので、常備しておくことをおすすめします。

簡単!窓・窓ガラスの基本の掃除方法

基本的な窓掃除の頻度は、1か月に1回程度掃除すれば十分です。月に1回でも窓の汚れを拭き取っておけば、窓に汚れがたまるのを防げます。また月に1回程度簡単な掃除を習慣化しておくと、大掃除などしっかりめの掃除が楽になるのでおすすめです。ここからは、基本的な掃除の方法を以下に詳しく解説していきます。

サッシの掃除

窓全体の汚れをハケで落とす

窓のパーツのなかで、最も汚れがたまりやすい箇所がサッシです。窓掃除に慣れていない場合サッシを最後にしがちですが、窓ガラスを掃除したときの水がサッシにたまった砂埃と混ざり合うと、泥状になって掃除がし難くなってしまいます。サッシを先に掃除するのが窓掃除の基本です。サッシの掃除は、最初に窓全体の表面の汚れをハケなどでざっと落とします。

サッシにたまった汚れを掻き出す

その後サッシにたまった汚れを、ハケやブラシなどで掻き出していきます。掻き出した汚れは掃除機で吸い取ると周囲を汚さず、その後の作業がスムーズにおこなえます。

水で汚れを流す

汚れを掻き出したらペットボトルなどに入れた水を流しながら、かたまった汚れを落としていきます。このときに落としにくい汚れがあれば、濡らしたキッチンペーパーなどを置いてしばらく待ち、汚れをやわらかくしてから拭き取りましょう。

サッシ全体を水拭きする

最後にいらない布などでサッシ全体を水拭きして、サッシの掃除は完了です。

窓の外側の掃除

窓ガラス全体をざっと水拭きする

サッシを掃除したら、次は窓ガラスの外側を掃除します。窓ガラスは、外側を先に掃除したほうが内側の汚れの視認性があがります。窓外側の掃除は最初に水で濡らした雑巾を軽く絞り、外側の窓ガラス全体をざっと水拭きしていきます。このときにこびりついて落ちない汚れがあったら、プラスチックのカードなどでこそぎ落としてから水拭きをしましょう。

スクイージーで水滴や汚れを落とす

窓の外側全体の水拭きができたら、スクイージーで残った水滴や汚れを落とします。

窓ガラス全体をから拭きする

最後に窓ガラス全体をから拭きして、きれいに拭きあげます。

窓の内側の掃除

鍵やサッシの持ち手の汚れを落とす

外側の窓掃除が終わったら、内側を掃除します。窓の内側は鍵やサッシの持ち手周辺が汚れていることが多いので、ガラスを拭く前に中性洗剤を少し含ませたスポンジなどで汚れを落としておきます。

ガラス全体を拭く

次にガラスを拭きますが、内側のガラスには皮脂汚れがついていることが多いので、雑巾をお湯で絞って拭くと汚れが落ちやすくなります。

スクイージーで水滴を落とし、全体をから拭きする

最後に外側と同じようにスクイージーで水滴を落として、全体を乾拭きすれば窓掃除は終了です。
窓ガラスの乾拭きには、マイクロファイバー繊維のクロスを使うと、仕上がりがよりきれいになります。

窓・窓ガラスのしっかり掃除方法

しっかりめの窓掃除は、年に2回程度おこないましょう。しっかりめの掃除をする時期は花粉や黄砂などの飛散が落ち着く6~7月頃と、窓の結露が起こる冬のはじめ頃がおすすめです。梅雨前と年末の大掃除にあわせると、ちょうど半年おきにしっかりと窓を掃除できます。ここからは、しっかりめの窓掃除のやり方を解説します。

網戸とサッシの掃除

 

窓ガラスをしっかり掃除するには、網戸→サッシ→窓ガラスの順番でおこなうと効率よく掃除できます。網戸は外して水洗いしてもよいですが、取り外しや取り付けが大変で、大量の水を消費してしまいます。そんな場合には網戸の室内側に新聞紙をセロハンテープで貼り付けておき、反対側から掃除機でほこりを吸い取ります。最後に2枚のぞうきんで網戸を挟んで拭き上げれば、簡単に網戸の掃除が終わります。
網戸の掃除ができたら、次はサッシの汚れを落とします。サッシの掃除方法は「簡単!窓・窓ガラスの基本の掃除方法」でご紹介したやり方と同様におこないましょう。

窓ガラスの水拭き

網戸とサッシの掃除が済んだら、窓ガラスを拭き掃除していきましょう。しっかりめの窓そうじでは、水拭きに「アルカリ電解水」を使用します。アルカリ電解水は電気分解でアルカリ性にした水で、有機物汚れの除去に効果的です。アルカリ電解水は、100円ショップやドラッグストアなどで手軽に購入できます。
窓を拭くときには、アルカリ電解水を雑巾に5〜6回スプレーして、全体にしっかり染み込ませます。その後、コの字を描くようにして、窓ガラス全体を上からまんべんなく拭いていきましょう。

水切りと仕上げ

窓ガラスの水拭きができたら、次はガラスの全面をスクイージーで水切りしていきます。スクイージーを窓ガラスの角にあて、上から下に降ろして水を切っていきましょう。一列を水切りできたら、次の列を水切りする前にスクイージーの角についた水滴を拭き取っておきます。この拭き取りを行わずに次の列の水切りをはじめると、先に水切りをした列にまた水跡がついてしまいます。
2列目以降の水切りは、その前の列に5cmほど重なるようにしていくと境目なくきれいに水切りができます。水切りが終わったら最後にマイクロファイバークロスで窓に残った水滴を吸い取ります。
マイクロファイバークロスは化学繊維の布で、吸水性に優れ、繊維が抜けにくい特徴があります。100円ショップなどで簡単に買えるので、窓そうじの前に入手しておきましょう。

窓・窓ガラスの大掃除方法と便利アイテム

基本的なやり方以外にも、便利なアイテムを使った窓の掃除方法があるので、ここからはそれぞれの方法を紹介していきます。どのやり方も家にあるものや簡単に手に入るものを使うので、自分が窓掃除をするときに使えそうであれば取り入れてみてください。

重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸を使う

「重曹」や「セスキ炭酸ソーダ」「クエン酸」などを使用して窓を掃除する方法があります。重曹とセスキ炭酸ソーダはアルカリ性の性質をもつので、油汚れや土汚れといった酸性の汚れを中和する効果があります。対してクエン酸は酸性の性質をもつので、アルカリ性の水アカ汚れなどを中和して落としやすくする性質があるのです。クエン酸やセスキ炭酸ソーダ、重曹などはドラッグストアやホームセンターで簡単に手に入ります。
重曹やセスキ炭酸ソーダ、クエン酸を利用した掃除の方法は、最初に重曹かセスキ炭酸ソーダを600mlの水にとかします。重曹なら小さじ3杯、セスキ炭酸ソーダは小さじ1杯が目安です。
材料の水溶液を作ったらスプレーボトルに入れて窓全体に吹きかけます。5分待ったら固くしぼった布で汚れを拭き取ります。
次に同じようにクエン酸小さじ3杯と水600mlでクエン酸水をつくり、スプレーボトルに入れます。最初と同様に窓に吹きかけ、5分待って拭き取ります。
最後に窓全体を乾拭きして仕上げます。

メラミンスポンジを使う

ホームセンターや100円ショップなどで売っている「メラミンスポンジ」も窓掃除に有効です。メラミンスポンジは「メラミンフォーム」という素材でできた目の細かいスポンジで、洗剤を使わずに水だけで汚れを落とせます。
メラミンスポンジを使用した窓掃除は、最初にメラミンスポンジを使いやすい大きさにカットしてよく水を含ませます。その後、窓ガラスの上から下に向かって軽めの力で窓を拭いていきます。最後に窓に残った水気を拭き取ります。
メラミンスポンジを使った窓掃除のコツは、メラミンスポンジをたっぷりと濡らしておくことです。窓ガラスを拭いた時にギシギシ音がするようでは水気が足りません。
メラミンスポンジは、使用するたびに徐々に小さくなっていきます。そのため削りかすが窓の下に溜まってしまうこともあるので、スポンジかすの掃除も忘れずにおこないましょう。

みかんの皮を使う

みかんの皮も窓の掃除に使えます。みかんの皮に含まれるリモネンやペクチン、クエン酸には窓の汚れ落としやコーティング、ツヤ出しなどの効果があります。
みかんの皮を利用した窓の掃除方法は、最初に3個分のみかんの皮を300ccの水で15分煮出します。その後、冷ました煮出し汁をスプレーボトルに入れて窓に吹きかけ、最後に乾いた布などで拭き取れば完了です。
みかんの皮の煮出汁は、防腐剤などを入れていないので日持ちがしません。常温では1週間、冷蔵庫に入れても2週間程度が目安です。しかしみかん汁は、窓以外にもキッチンや床などさまざまな場所のそうじに有効です。窓掃除の後に余っていたら、他の場所で使い切ってしまいましょう。

キッチンラップを使う

キッチンラップを窓の掃除に利用する方法もあります。キッチンラップには油分を吸着する性質があるので、窓についた油汚れや皮脂汚れを掃除するのに有効です。
ラップを使った窓掃除の方法は、最初に水で薄めた洗剤で窓全体を濡らしてラップで覆います。15分ほど放置したらラップを外し、水拭きとから拭きをすれば完了です。また、ラップは窓のパッキンゴムの汚れにも有効です。パッキン掃除の場合は、カビ取り剤をキッチンペーパーなどに染み込ませてパッキンの汚れにあてます。その上をラップで覆い20分程放置して、最後にブラシ等で浮いた汚れを落とします。
また、キッチンラップはくしゃくしゃにして丸めて窓の汚れをふくと、雑巾でとれなかった汚れを簡単に落とせることもあります。この場合、洗剤はなくても問題ありませんし、使ってもごく少量で大丈夫です。

窓サッシ掃除手順

窓サッシは結露がつきやすいため、室内と室外の気温差が大きくなる時期は湿気が多くなります。そのまま放っておくとカビが生えてしまうことも。窓サッシに黒いものが付いていたら黒カビです。

カビが生えてしまったら、いつものお手入れではなかなか落ちないので、カビを取る掃除をしましょう。まず掃除機でさっと窓サッシの埃や汚れを取ったあとに、中性洗剤を薄めた水を流し洗います。雑巾などで拭き取って乾拭きをしてください。そのあとにカビ取りをしましょう。
カビ取りの掃除は、家にあるもので簡単に取れるので放置せずにぜひやってみてくださいね。

用意するもの

カビ取り掃除に用意するものは片栗粉と塩素系漂白剤だけです。手荒れしやすい人や肌が弱い人は、ビニールの手袋などを用意しましょう。

掃除手順

(1)フロアワイパーを使った網戸掃除

フロアワイパーにウェットタイプのシートを付け、柄は短くします。網戸は汚れの少ない内側を先に、その後外側をまんべんなく拭きます。最後にワイパーから外したシートでサッシ部分を拭き、窓周辺に落ちたゴミを掃除機できれいにしましょう。

(2)新聞紙と掃除機を使った網戸掃除

まずは網戸の外側に新聞紙をテープで貼り付けます。網戸の内側からまんべんなく掃除機をかけ、汚れを除去。強く押し当てると網がたわんでしまうので、やさしく扱うようにします。次に網戸の内側に新聞紙を貼り直して外側にも掃除機をかけ、最後に窓枠やサッシのホコリも吸い取っておきます。

(3)靴下とストッキング、新聞紙を使った網戸掃除

網戸の内側に新聞紙を貼り付け、古いストッキングに靴下を詰めて丸めたもので網戸の外側を拭きます。ストッキングは、上から下に動かしましょう。(2)と同様に新聞紙を貼り直して内側も拭き、最後に窓周辺のゴミを掃除機できれいにします

(4)網戸掃除専用のスプレー

網戸表面のホコリを掃除機で吸い取ったら、網戸掃除専用のスプレーを網全体にまんべんなく吹き付けます。泡が消えてから雑巾で水拭きして終了です。

高所の窓掃除手順

高い位置にある窓は掃除が難しく、汚れが気になるもののお手入れを諦めている方も多いのではないでしょうか。そんな方に活用して欲しいのが窓用ワイパー。伸縮式の窓用ワイパーを使った掃除手順を紹介します。大掃除を計画している方はぜひ参考にしてください。

用意するもの

・バケツ
・ぬるま湯
・窓専用クリーナー(洗剤)
・窓用ワイパー

窓用ワイパーを持っていない方は、フローリングワイパーで代用しても構いません。フローリングワイパーの先に雑巾や布、スポンジを輪ゴムなどで固定して使えば特別なアイテムがなくても高所の窓を楽に掃除できます。

掃除手順

汚れ落ちをよくするために、掃除にはぬるま湯を使います。バケツにぬるま湯と洗剤を適量混ぜ、ワイパーのスポンジをしっかり浸しましょう。ワイパーの長さを調節するなどしながら、窓を擦るように磨いてください。

汚れが落ちたら、最後に窓用ワイパーで水を切って掃除は終了です。洗剤を使いすぎると流しきれずに跡が残ってしまうので注意しましょう。フローリングワイパーを使う方は、洗剤で窓の汚れを落としたあと、乾いた布や雑巾で乾拭きします。窓の汚れがこびりついている場合は、何度か手順を繰り返してみるなどしながら工夫してみてはいかがですか。

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網戸の掃除手順

網戸は家庭にあるものを使って簡単にお掃除可能。掃除の頻度はだいたい月1回を目安にしましょう。市販の網戸掃除専用のスプレーを使うと、手間をかけずに網戸をきれいにできます。

用意するもの

網戸掃除には下の4つのいずれかを用意しましょう。
(1)フロアワイパー(表面が凸凹しているウェットタイプのシートがおすすめ)
(2)新聞紙と掃除機
(3)古い靴下とストッキング、新聞紙
(4)網戸掃除専用のスプレー(ホームセンターなどで購入可)

掃除手順

4つの網戸掃除道具ごとに、網戸の掃除手順を紹介します。

(1)フロアワイパーを使った網戸掃除
フロアワイパーにウェットタイプのシートを付け、柄は短くします。網戸は汚れの少ない内側を先に、その後外側をまんべんなく拭きます。最後にワイパーから外したシートでサッシ部分を拭き、窓周辺に落ちたゴミを掃除機できれいにしましょう。

(2)新聞紙と掃除機を使った網戸掃除
まずは網戸の外側に新聞紙をテープで貼り付けます。網戸の内側からまんべんなく掃除機をかけ、汚れを除去。強く押し当てると網がたわんでしまうので、やさしく扱うようにします。次に網戸の内側に新聞紙を貼り直して外側にも掃除機をかけ、最後に窓枠やサッシのホコリも吸い取っておきます。

(3)靴下とストッキング、新聞紙を使った網戸掃除
網戸の内側に新聞紙を貼り付け、古いストッキングに靴下を詰めて丸めたもので網戸の外側を拭きます。ストッキングは、上から下に動かしましょう。(2)と同様に新聞紙を貼り直して内側も拭き、最後に窓周辺のゴミを掃除機できれいにします。

(4)網戸掃除専用のスプレー
網戸表面のホコリを掃除機で吸い取ったら、網戸掃除専用のスプレーを網全体にまんべんなく吹き付けます。泡が消えてから雑巾で水拭きして終了です。

窓掃除をする際のポイント

掃除する日や手順をちょっと気をつけるだけで、掃除する手間と時間を短縮可能。窓掃除のときに知っておきたいポイントを3つ紹介します。

曇りの日に掃除をする

雨が降っていると窓サッシに溜まった土ぼこりなどが濡れて固着してしまい、掃除で落としにくくなってしまいます。一方で晴れた日は掃除日和のようにも思えますが、乾いた汚れが固くなっていてきれいにするまでに時間がかかります。

窓掃除には適度に湿気のある曇りの日がおすすめ。汚れが程よく柔らかくなって落としやすいのに加え、窓ガラスに直射日光が当たらないので汚れが見えやすくもなります。

窓ガラスよりも窓サッシを先に掃除する

窓掃除では、窓ガラスよりも窓サッシを先にきれいにしましょう。水を使って窓ガラスを掃除すると窓サッシが濡れてしまい、土ぼこりが粘土状になって落ちにくくなるからです。
窓サッシの土ぼこりを掃除機で吸い取り、水を流してきれいにしてから窓ガラスの掃除に取り掛かりましょう。

汚れの多い外側から掃除する

窓掃除は内側よりも外側から掃除するのがおすすめ。外側の方が汚れがつきやすいですし、外側をきれいにしてからの方が内側ガラスの汚れが見えやすくなるからです。
窓の外側には土ぼこりや雨による水垢、花粉などの汚れが。内側にはホコリや手垢、タバコのヤニやキッチンからの油分などと違うタイプの汚れが付着します。

窓ガラス掃除の注意点

窓ガラス掃除では掃除する順番や洗剤の使い方に注意することで、スムーズに掃除が進むメリットがあります。窓ガラス掃除で注意したい点について解説します。

窓ガラス掃除の前にキズやヒビがないか確認

窓ガラスのキズやヒビは、台風や地震などの災害で割れる危険性があります。また、ひび割れやキズを放置しておくと、空き巣に狙われやすくなるデメリットも。掃除の前には、窓に異常がないか確認しましょう。

洗剤は雑巾に含ませてから使用する

直接洗剤を窓ガラスにかけると、洗剤のつき方にムラが出たり、液だれしたりして余計な手間がかかることも。窓ガラス掃除に洗剤を使うときは、先に雑巾や布に洗剤を含ませてから使用しましょう。

窓ガラスを掃除するときは外側から

窓ガラスは、外側から掃除をはじめます。内側から掃除をすると、外の汚れが目立ち内側がきれいになっているか確認が難しくなるためです。

素早く窓ガラスを掃除する

水拭きしたあとは、水の跡が残ってしまう前に素早い乾拭きが大切。水分が乾ききる前に窓ガラス乾拭きするために、少しずつ窓ガラスを掃除するようにしましょう。

窓掃除はどれくらいの頻度がいい?

網戸、サッシ、レールなどの細かい箇所は、月に一度汚れや埃を取り除くような簡単な掃除、半年に一度の本格的な掃除頻度が望ましいです。

細かい箇所の汚れは窓ガラスに比べて目立ちにくいため、うっかりすると長期間放置してしまいがちですよね。しかし、埃やゴミ、カビだけでなく、花粉や黄砂が飛散する時期には細かい汚れが入り込んでしまう厄介な箇所でもあります。

放置してしまうことで頑固な汚れに変わってしまうため、月に一度の頻度で汚れや埃を取り除く簡単な掃除をしましょう。本格的な掃除に適している時期は、花粉や黄砂の落ち着く6月頃と、カビの大好きな「結露+埃やゴミ」の状態を作らないための年末の大掃除時期。効率よく汚れを落とせる時期を知っておくことも、窓をきれいに保つ近道ですね。

窓ガラスの掃除頻度はどのぐらい?

窓ガラスの汚れを放置しておくと見た目が悪くなるだけでなく、汚れも落ちにくくなります。窓ガラスをきれいに保つには、定期的な掃除は欠かせません。普段のお手入れは、1か月に1回の頻度で行うとよいでしょう。月に1回簡単に拭き取っておくと、汚れも溜まりにくくなり、窓ガラスの掃除が無理なく行えます。

本格的な窓ガラスの掃除は年に2回が目安です。6~7月頃は花粉や黄砂の飛散が少なくなるので、この時期に汚れをスッキリ落としてしまいましょう。また、年末の大掃除の時期も掃除をするタイミングです。冬場は室内と外の温度差で結露がおき、カビが発生しやすくなります。大掃除で窓ガラスについたホコリや湿気を拭き取り、カビの発生を抑えましょう。

窓ガラスの掃除を行う日は、くもりや雨の日がおすすめです。適度に湿度があるので、窓ガラスについた汚れが落ちやすくなります。また、時間帯は日の光が弱い午前中や夕方に行うとよいでしょう。窓ガラスに光が反射しにくいので汚れが見えやすくなり、隅々まできれいに磨けますよ。

窓ガラスの掃除はプロに依頼するのがおすすめ

窓やサッシの掃除は後回しになりがちです。1年に1回の大掃除で念入りにしても、風やホコリで日々汚れは蓄積されていきます。なかなか手の届かない窓やサッシ・網戸などの掃除は、思い切って掃除のプロに任せるのがおすすめです。セルフクリーニングでは落としきれない汚れも、プロの技で素早くピカピカにしてくれます。

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こびりついた砂埃やカビ・水垢もプロの技術でピカピカに。丁寧な掃除手順で細部まで徹底的に洗浄します。プロに任せる最大のメリットはキレイが続く「仕上げ力」です。最後はお客さまと一緒に、汚れが残っていないかしっかりと確認します。窓の透明度が上がれば、部屋もより明るくなって気持ちいいですよ。

専用除菌水で仕上げる「除菌吹き上げ」や特殊コーティング剤で防汚撥水加工ができる「プチコーティング」などのオプションメニューをプラスすれば、窓ガラスをよりキレイに保てます。

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窓ガラスの掃除をプロに依頼した時の費用相場と注意点

窓ガラス掃除をプロに依頼するときの費用は、一般的な住宅の場合窓ガラス一枚につき1,000〜3,000円程度が相場です。プロに依頼すると窓の大きさによって料金が変動することもあり、その場合は窓が大きくなるほど料金は高くなります。また出窓や天窓など特殊な窓のクリーニングでは、普通の窓よりも料金が高くなる傾向があります。
窓のクリーニングにかかる所要時間は、掃除を依頼する窓の数にもよりますが、およそ30分〜2時間程度はかかります。
窓ガラスの掃除をプロに依頼した時の注意点としては、窓周辺のスペースを事前に確保しておくと作業がスムーズに進みます。窓の周りに置いてある小物類なども片付けておきましょう。また網戸や窓のサッシを外して洗う場合には、家の水場を使いますので洗い場所も準備しておくと親切です。
ハウスクリーニング業者によっては、車の駐車場所も必要になります。自宅に駐車スペースがない場合には別途駐車場代がかかることもあるので、事前によく確認しておきましょう。

窓ガラスの掃除をプロに依頼した方の体験談

窓ガラスの掃除をプロに依頼した方の体験談を紹介します。プロへの依頼を検討する参考にして下さい。

体験談1

窓・サッシ・網戸のつもりに積もった汚れを落としていただきました!砂埃とカビでガラスの見通しが悪いくらいだった窓が隅々までキレイになりました。依頼前は網戸を閉めて窓を開ける際、風と一緒に網戸に付いたホコリや汚れが部屋に入り込んでくるのが心配でした。キレイになった網戸を見て安心して網戸からの風を感じるようになりました。プロの仕事はこんなにも気持ちいいものだと改めて感じています。作業をする方も感じが良くて安心してお任せできました。また汚れたら依頼したいと思います。

体験談2

築年数が経っていて窓もサッシも汚れがひどかったので、どこまでキレイになるか不安でしたがとてもきれいにしていただきました。仕事がとても丁寧で、窓もサッシもピカピカになりました。礼儀正しく親切なスタッフの方で、また機会があればお願いしたいと思いました。ありがとうございました。

体験談3

窓とサッシの掃除をお願いしました。結露でカビたサッシやパッキンのせいで窓の開け閉めがしづらく、自分ではなかなか掃除ができなくて困っていました。思い切ってプロの方に依頼してよかったです。窓の開閉がスムーズにできるようになり、ガラスもピカピカにしていただきました!汚れを気にしなくなり清々しい風を感じています。こんなにキレイになるならもっと早くお願いすればよかったです。迷っている方はプロに相談するのがおすすめです!

まとめ

窓の掃除は素人でもやり方を理解して、自分なりに工夫すればきれいに掃除ができます。しかし窓には日々の汚れが蓄積しやすく、場所によっては掃除が難しい窓もあります。そんなときには、プロのハウスクリーニングに窓掃除を依頼してみてはいかがでしょうか。
ハウスクリーニングサービス「クリーンクルー」の窓掃除には、通常のメニュー以外に「除菌吹き上げ」や「プチコーティング」といったオプションメニューも充実しています。
プロの掃除技術で窓の透明度が上がると家の中も明るくなり、気持ちよく毎日を過ごせるのでおすすめです。

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