お風呂の大掃除のやり方は?年末大掃除でガンコな汚れを落とす手順とは コラムハウスクリーニング浴室 公開日:2022年10月07日 更新日:2022年10月07日 【目次】 ・お風呂の大掃除って普段の掃除とどう違う? ・お風呂の大掃除で必要なものは? ・お風呂の大掃除の流れと順番 ・お風呂の大掃除の基本的なやり方 ・【場所別】お風呂の大掃除の手順 ・お風呂の大掃除で注意すべき点 ・お風呂の頑固汚れは「クリーンクルー」にお任せ! ・まとめ お風呂の大掃除って普段の掃除とどう違う? お風呂場は毎日水を使う場所なので湿気がたまりやすく、カビやヌメリの温床となりやすい場所です。また、皮脂汚れや髪の毛、石けんカスなども多いので、普段の掃除だけでは落としきれないガンコな汚れができやすい場所ともいえます。キレイを保つには毎日の掃除が基本ではありますが、忙しい毎日の中でお風呂の掃除にばかり時間をかけるわけにもいきません。 大掃除では、日頃の掃除で落としきれなかった汚れを徹底的に掃除してリセットする必要があるのです。 お風呂の大掃除で必要なものは? お風呂にはガンコな汚れが多く、素手で徹底的に落とすのは難しいものです。余分な時間をかけず、時短で効率的に大掃除を終わらせるためにも、必要な洗剤や道具については事前にチェックしておくことが重要です。 お風呂の大掃除で必要な洗剤 お風呂の大掃除に効果的な洗剤は以下のとおりです。 ・お風呂用洗剤 ・酸性洗剤 ・アルカリ性洗剤 ・カビ取り剤(塩素系漂白剤) 汚れには酸性やアルカリ性などの種類があり、それによって落ちやすい洗剤が変わってきます。手垢や皮脂汚れはアルカリ性洗剤、石けんカスや水アカには酸性洗剤が効果的です。 浴槽や蛇口など、掃除する部分の素材によっては酸性洗剤やアルカリ性洗剤が使えない場合もあります。お風呂用洗剤はほとんどが中性洗剤なので、それを使用するとよいでしょう。 手肌の荒れを防ぎたい場合や、天然素材のものを使用したい場合には、酸性洗剤はクエン酸水、アルカリ性洗剤は重曹水で代用することもできます。 お風呂の大掃除で必要な道具 お風呂の大掃除に使用する道具は以下のとおりです。 ・ゴム手袋 ・スポンジ、ブラシ ・ふきん ・マスク ・保護メガネ お風呂場では小さいパーツや角になっている場所も多いので、隅々まで掃除ができるように先の細い歯ブラシやスポンジがあると便利です。 強力な洗剤を使用して大掃除を行うと、洗剤の刺激で手肌が荒れる可能性もあります。また、カビ取り剤などは目や喉に刺激を与えます。ゴム手袋やマスク、保護メガネを用意しておきましょう。 お風呂の大掃除の流れと順番 お風呂の大掃除におすすめの順番は以下のとおりです。 1.天井 2.壁やドア 3.鏡 4.シャワー・蛇口 5.浴槽 6.エプロン 7.桶やイスなど 8.床 9.排水口 高いところの汚れを下へ流していくため、掃除は上から下の方向で行うのが最も効率がよい順番です。メインである浴槽や汚れが目立ちやすい鏡などから手を付けたくなりますが、その後に天井や壁の掃除をおこなうと、汚れた水がかかってしまうなどして二度手間になってしまいます。上から下の基本を意識して、1つの場所がしっかりキレイになってから次の場所の掃除に移るようにしましょう。 桶やイスなど小物の汚れがひどく、浸けおきをしておくような場合には、先に小物の浸けおきをして、その間に天井から浴室の掃除を始めると効率的です。 お風呂の大掃除の基本的なやり方 お湯で濡らす 石けんカスやヌメリなど、お風呂場の汚れは乾いた状態でいきなりこすってもキレイに落ちません。まずは掃除する部分をしっかり濡らして汚れをふやかしましょう。その際、冷たい水よりも温かいお湯をかける方が汚れが落ちやすくなるのでおすすめです。 カビ取り剤や漂白剤を染み込ませるときは、お湯で濡らすと洗剤が薄まり、効果が薄れてしまうので、洗剤を塗布する前に余計な水分を拭き取るなどしてください。 洗剤をかける お風呂場についている汚れは、さまざまな汚れが合わさってできています。全てをキレイに落とすには、それぞれにあった洗剤で順番に掃除していかなければなりません。初めに中性のお風呂用洗剤やアルカリ性洗剤を使って、皮脂汚れやヌメリを落としましょう。カビが気になる場合はそれらの汚れをしっかりと落としてから、塩素系漂白剤などのカビ取り剤を使うと漂白効果が実感できます。石けんカスや水アカを落とす酸性洗剤は、カビ取り剤を使用した後にかけましょう。 汚れを落とす 近年はこする必要のないお風呂用洗剤も販売されていますが、やはりしっかりと汚れを落とすにはブラシやスポンジでこするのが効果的です。洗剤をしっかり浸透させてからこすりましょう。狭い場所は歯ブラシのように先の細いものや柄のついたものを使うと細かいところの汚れもキレイに落とせます。反対に床など面積の広い場所は、平らで大きめのスポンジやブラシを使うと簡単に掃除できます。 洗い流す せっかくきれいに汚れを落としても、洗い流し方が不十分だと汚れや洗剤がその場に残ってしまい、新たなカビや汚れの温床となってしまいます。最後のすすぎは念入りに行いましょう。また、ハイターのような塩素系漂白剤とオキシクリーンのような酸素系漂白剤など、異なる種類の洗剤が混ざると有毒なガスが発生したり、洗浄効果が落ちてしまったりします。1種類の洗剤を使った後に別の洗剤を使うときは、前の洗剤が残らないようにしっかり洗い流してください。 お風呂掃除の方法とは?適切な頻度や清潔に保つポイントをご紹介 【場所別】お風呂の大掃除の手順 天井 天井は、柄の長いスポンジやモップを利用すると簡単に掃除ができます。上を向いて作業することになるので、洗剤が目に入ったり体にかかったりしないよう、防護メガネなどを使って作業してください。お湯や洗剤を直接天井にかけると垂れてきて掃除がしにくくなるため、ふきんなどに染み込ませて拭き掃除をすると効率的です。 壁やドア 壁の隅やドアの溝は石けんカスなどが溜まりやすいので、細いブラシなどを使ってしっかりと掃除しましょう。ドアパッキンや壁の目地の部分などはカビが発生して深い根を張りやすい場所です。こするだけでは表面のカビしか落とせないので、カビ取り剤を吹きかけて時間をおき、カビの根の深くまで洗剤を浸透させ、根こそぎ対処しましょう。 鏡 鏡の汚れとして代表的なのがウロコ汚れです。ウロコ汚れは水滴や石けんカスが付着したまま乾いてしまったことでできる汚れで、その主な成分は水道水に含まれている炭酸カルシウムです。アルカリ性の汚れなので、酸性洗剤や水にクエン酸を溶かしたクエン酸水で落とせます。 酸性洗剤やクエン酸水を鏡に満遍なく吹きかけて、上からティッシュやキッチンペーパーなどを貼り付け、最後にラップで全体を覆ってしばらくパックしてください。1時間ほどおいたらパックをはがし、浮き上がった汚れを拭き取って洗い流しましょう。 シャワー・蛇口 シャワーや蛇口も鏡と同様、ウロコ汚れや水アカが付きやすい場所です。酸性洗剤やクエン酸水を使って汚れを落としましょう。汚れがひどい場合は浸けおき洗いを行ってください。 シャワーヘッドや蛇口の入り組んだ部分など、細かいところは歯ブラシなど先の細いブラシでこするとキレイに汚れが落とせます。 浴槽 浴槽は、内側の水面にあたる部分に水アカが溜まりやすくなっています。毎日入浴後やお湯を溜める前に洗っていれば汚れは残りにくいですが、放っておくと黒ずみやヌメリが発生します。お湯をかけた後にお風呂用の中性洗剤を吹きかけて、スポンジでこすって汚れを落としましょう。浴槽の排水口もゴミや髪の毛が溜まりやすいので、栓を抜いてゴミを取り除いてください。 エプロン エプロンとは浴槽の外側についているカバーのことです。日頃目にする場所ではないので忘れてしまいがちですが、エプロンの内側は空洞になっているので湿気が溜まりやすく、カビの温床になってしまいます。髪の毛や石けんカスは少ない場合が多いので、カビ取り剤を使ってキレイに掃除をしましょう。 桶やイスなど 桶やイスは、お湯をかけて皮脂汚れや石けんカスを浮かせてから、お風呂用の中性洗剤を染み込ませたスポンジでこすって汚れを落とします。汚れがひどい場合には、浴槽にお湯と中性洗剤を入れ、その中に桶やイスなどを10分程度浸けおいてからスポンジでこすると、汚れが浮いて落ちやすくなります。 床 床は石けんカスで汚れたりヌメリが発生したりしやすい場所です。入り組んだパーツなどは少ないので、お風呂用洗剤を使ってスポンジやブラシでこするだけでもキレイになります。 水はけを良くするためや滑り止めのために凹凸があるデザインの床は、全体をこするだけではくぼみの汚れを落としきれないので、ブラシなどを使い、凹凸に沿ってしっかり掃除しましょう。 排水口 排水口は汚れた水やゴミなどが全て流れていくので、汚れが溜まり、ヌメリやカビも発生しやすい場所です。ゴミ受けに溜まったゴミを捨てた後、中性洗剤を吹きかけてブラシでこすり洗いをしてください。汚れやカビ菌が残らないように、網目の内側までしっかりキレイにしておくのがポイントです。ゴミ受けの下の排水トラップも忘れずに掃除してください。 お風呂の大掃除で注意すべき点 お風呂の大掃除ではさまざまな道具や洗剤を使って汚れを落としていきますが、浴槽や桶、床などはその材質によって使ってはいけない道具や洗剤があります。間違った使い方をすると変色や破損の原因になるので注意してください。 使用できない洗剤や注意事項は、取り扱い説明書や製品に貼り付けられているシールなどに書いてある場合が多いので、事前に確認しておきましょう。 プラスチックやポリ製の浴槽は酸性洗剤やアルカリ性洗剤で変色するものがあるので注意が必要です。ステンレス製の浴槽は傷がつきやすいので、タワシやクレンザーは使用しないようにしましょう。スポンジなどでこする際には必ず目の流れに沿ってこすってください。 お風呂の頑固汚れは「クリーンクルー」にお任せ! プロの技術で徹底的にキレイに お風呂の大掃除は必要な道具や洗剤も多く、やらなければならないこともたくさんあります。業者に依頼すれば、それらの面倒な掃除を全て任せられます。大掃除のシーズンは何かと忙しいので、お風呂の大掃除をプロに任せている間にほかの用事を済ませられれば非常に効率的です。 天井やエプロンなど、素人ではなかなか掃除しにくい部分も手際よく掃除してもらえる上に、プロの技術や業務用の道具、薬剤を使うので長期間溜まってしまったガンコな汚れもすっきりキレイに落とせる点もメリットです。 さらにオプションメニューで高圧洗浄を行ったり、防カビコートや防汚撥水コーティングを施したりすることで、更にキレイを長続きさせることも可能です。 料金相場・所要時間 お風呂の大掃除の料金相場は20,000円前後です。浴槽の種類やお風呂場の床面積の広さなどによって変動します。特に浴槽のエプロン内部や鏡、浴室内の小物の清掃は業者によってプラン内に組み込まれているところとオプション料金がかかるところがあるので、事前に確認しておきましょう。キッチンなど、そのほかの場所も同時に依頼すると割引になったり、閑散期に依頼するとお得な値段で依頼できたりする場合もあります。 所要時間は1時間半から2時間程度が目安になります。もちろんお風呂場の広さや汚れの度合いなどによって前後します。オプションメニューを追加すると更に作業時間が長くかかります。 予定時間内にできることだけやってもらいたいとか、時間がかかってもよいから徹底的に清掃してもらいたいなど、希望がある場合は事前の打ち合わせや見積もりのときに伝えると、検討してもらえることもあります。 クリーンクルーのお風呂・浴室のお掃除・クリーニング クリーンクルーの浴室まるごと防カビセット まとめ 身も心もさっぱりするお風呂は、毎日使う場所だからこそ汚れが溜まりやすいものです。きれいなお風呂で気持ち良く過ごすためにも、隅々まできれいにする大掃除は欠かせません。自分でやるという選択肢ももちろんありますが、プロに依頼するのも選択肢の1つです。金額やサービス内容、オプションメニューなどを比較、検討して自分にぴったりな方法を選びましょう。 クリーンクルーの浴室クリーニング
お風呂の大掃除って普段の掃除とどう違う?
お風呂場は毎日水を使う場所なので湿気がたまりやすく、カビやヌメリの温床となりやすい場所です。また、皮脂汚れや髪の毛、石けんカスなども多いので、普段の掃除だけでは落としきれないガンコな汚れができやすい場所ともいえます。キレイを保つには毎日の掃除が基本ではありますが、忙しい毎日の中でお風呂の掃除にばかり時間をかけるわけにもいきません。
大掃除では、日頃の掃除で落としきれなかった汚れを徹底的に掃除してリセットする必要があるのです。
お風呂の大掃除で必要なものは?
お風呂にはガンコな汚れが多く、素手で徹底的に落とすのは難しいものです。余分な時間をかけず、時短で効率的に大掃除を終わらせるためにも、必要な洗剤や道具については事前にチェックしておくことが重要です。
お風呂の大掃除で必要な洗剤
お風呂の大掃除に効果的な洗剤は以下のとおりです。
・お風呂用洗剤
・酸性洗剤
・アルカリ性洗剤
・カビ取り剤(塩素系漂白剤)
汚れには酸性やアルカリ性などの種類があり、それによって落ちやすい洗剤が変わってきます。手垢や皮脂汚れはアルカリ性洗剤、石けんカスや水アカには酸性洗剤が効果的です。
浴槽や蛇口など、掃除する部分の素材によっては酸性洗剤やアルカリ性洗剤が使えない場合もあります。お風呂用洗剤はほとんどが中性洗剤なので、それを使用するとよいでしょう。
手肌の荒れを防ぎたい場合や、天然素材のものを使用したい場合には、酸性洗剤はクエン酸水、アルカリ性洗剤は重曹水で代用することもできます。
お風呂の大掃除で必要な道具
お風呂の大掃除に使用する道具は以下のとおりです。
・ゴム手袋
・スポンジ、ブラシ
・ふきん
・マスク
・保護メガネ
お風呂場では小さいパーツや角になっている場所も多いので、隅々まで掃除ができるように先の細い歯ブラシやスポンジがあると便利です。
強力な洗剤を使用して大掃除を行うと、洗剤の刺激で手肌が荒れる可能性もあります。また、カビ取り剤などは目や喉に刺激を与えます。ゴム手袋やマスク、保護メガネを用意しておきましょう。
お風呂の大掃除の流れと順番
お風呂の大掃除におすすめの順番は以下のとおりです。
1.天井
2.壁やドア
3.鏡
4.シャワー・蛇口
5.浴槽
6.エプロン
7.桶やイスなど
8.床
9.排水口
高いところの汚れを下へ流していくため、掃除は上から下の方向で行うのが最も効率がよい順番です。メインである浴槽や汚れが目立ちやすい鏡などから手を付けたくなりますが、その後に天井や壁の掃除をおこなうと、汚れた水がかかってしまうなどして二度手間になってしまいます。上から下の基本を意識して、1つの場所がしっかりキレイになってから次の場所の掃除に移るようにしましょう。
桶やイスなど小物の汚れがひどく、浸けおきをしておくような場合には、先に小物の浸けおきをして、その間に天井から浴室の掃除を始めると効率的です。
お風呂の大掃除の基本的なやり方
お湯で濡らす
石けんカスやヌメリなど、お風呂場の汚れは乾いた状態でいきなりこすってもキレイに落ちません。まずは掃除する部分をしっかり濡らして汚れをふやかしましょう。その際、冷たい水よりも温かいお湯をかける方が汚れが落ちやすくなるのでおすすめです。
カビ取り剤や漂白剤を染み込ませるときは、お湯で濡らすと洗剤が薄まり、効果が薄れてしまうので、洗剤を塗布する前に余計な水分を拭き取るなどしてください。
洗剤をかける
お風呂場についている汚れは、さまざまな汚れが合わさってできています。全てをキレイに落とすには、それぞれにあった洗剤で順番に掃除していかなければなりません。初めに中性のお風呂用洗剤やアルカリ性洗剤を使って、皮脂汚れやヌメリを落としましょう。カビが気になる場合はそれらの汚れをしっかりと落としてから、塩素系漂白剤などのカビ取り剤を使うと漂白効果が実感できます。石けんカスや水アカを落とす酸性洗剤は、カビ取り剤を使用した後にかけましょう。
汚れを落とす
近年はこする必要のないお風呂用洗剤も販売されていますが、やはりしっかりと汚れを落とすにはブラシやスポンジでこするのが効果的です。洗剤をしっかり浸透させてからこすりましょう。狭い場所は歯ブラシのように先の細いものや柄のついたものを使うと細かいところの汚れもキレイに落とせます。反対に床など面積の広い場所は、平らで大きめのスポンジやブラシを使うと簡単に掃除できます。
洗い流す
せっかくきれいに汚れを落としても、洗い流し方が不十分だと汚れや洗剤がその場に残ってしまい、新たなカビや汚れの温床となってしまいます。最後のすすぎは念入りに行いましょう。また、ハイターのような塩素系漂白剤とオキシクリーンのような酸素系漂白剤など、異なる種類の洗剤が混ざると有毒なガスが発生したり、洗浄効果が落ちてしまったりします。1種類の洗剤を使った後に別の洗剤を使うときは、前の洗剤が残らないようにしっかり洗い流してください。
お風呂掃除の方法とは?適切な頻度や清潔に保つポイントをご紹介
【場所別】お風呂の大掃除の手順
天井
天井は、柄の長いスポンジやモップを利用すると簡単に掃除ができます。上を向いて作業することになるので、洗剤が目に入ったり体にかかったりしないよう、防護メガネなどを使って作業してください。お湯や洗剤を直接天井にかけると垂れてきて掃除がしにくくなるため、ふきんなどに染み込ませて拭き掃除をすると効率的です。
壁やドア
壁の隅やドアの溝は石けんカスなどが溜まりやすいので、細いブラシなどを使ってしっかりと掃除しましょう。ドアパッキンや壁の目地の部分などはカビが発生して深い根を張りやすい場所です。こするだけでは表面のカビしか落とせないので、カビ取り剤を吹きかけて時間をおき、カビの根の深くまで洗剤を浸透させ、根こそぎ対処しましょう。
鏡
鏡の汚れとして代表的なのがウロコ汚れです。ウロコ汚れは水滴や石けんカスが付着したまま乾いてしまったことでできる汚れで、その主な成分は水道水に含まれている炭酸カルシウムです。アルカリ性の汚れなので、酸性洗剤や水にクエン酸を溶かしたクエン酸水で落とせます。
酸性洗剤やクエン酸水を鏡に満遍なく吹きかけて、上からティッシュやキッチンペーパーなどを貼り付け、最後にラップで全体を覆ってしばらくパックしてください。1時間ほどおいたらパックをはがし、浮き上がった汚れを拭き取って洗い流しましょう。
シャワー・蛇口
シャワーや蛇口も鏡と同様、ウロコ汚れや水アカが付きやすい場所です。酸性洗剤やクエン酸水を使って汚れを落としましょう。汚れがひどい場合は浸けおき洗いを行ってください。
シャワーヘッドや蛇口の入り組んだ部分など、細かいところは歯ブラシなど先の細いブラシでこするとキレイに汚れが落とせます。
浴槽
浴槽は、内側の水面にあたる部分に水アカが溜まりやすくなっています。毎日入浴後やお湯を溜める前に洗っていれば汚れは残りにくいですが、放っておくと黒ずみやヌメリが発生します。お湯をかけた後にお風呂用の中性洗剤を吹きかけて、スポンジでこすって汚れを落としましょう。浴槽の排水口もゴミや髪の毛が溜まりやすいので、栓を抜いてゴミを取り除いてください。
エプロン
エプロンとは浴槽の外側についているカバーのことです。日頃目にする場所ではないので忘れてしまいがちですが、エプロンの内側は空洞になっているので湿気が溜まりやすく、カビの温床になってしまいます。髪の毛や石けんカスは少ない場合が多いので、カビ取り剤を使ってキレイに掃除をしましょう。
桶やイスなど
桶やイスは、お湯をかけて皮脂汚れや石けんカスを浮かせてから、お風呂用の中性洗剤を染み込ませたスポンジでこすって汚れを落とします。汚れがひどい場合には、浴槽にお湯と中性洗剤を入れ、その中に桶やイスなどを10分程度浸けおいてからスポンジでこすると、汚れが浮いて落ちやすくなります。
床
床は石けんカスで汚れたりヌメリが発生したりしやすい場所です。入り組んだパーツなどは少ないので、お風呂用洗剤を使ってスポンジやブラシでこするだけでもキレイになります。
水はけを良くするためや滑り止めのために凹凸があるデザインの床は、全体をこするだけではくぼみの汚れを落としきれないので、ブラシなどを使い、凹凸に沿ってしっかり掃除しましょう。
排水口
排水口は汚れた水やゴミなどが全て流れていくので、汚れが溜まり、ヌメリやカビも発生しやすい場所です。ゴミ受けに溜まったゴミを捨てた後、中性洗剤を吹きかけてブラシでこすり洗いをしてください。汚れやカビ菌が残らないように、網目の内側までしっかりキレイにしておくのがポイントです。ゴミ受けの下の排水トラップも忘れずに掃除してください。
お風呂の大掃除で注意すべき点
お風呂の大掃除ではさまざまな道具や洗剤を使って汚れを落としていきますが、浴槽や桶、床などはその材質によって使ってはいけない道具や洗剤があります。間違った使い方をすると変色や破損の原因になるので注意してください。
使用できない洗剤や注意事項は、取り扱い説明書や製品に貼り付けられているシールなどに書いてある場合が多いので、事前に確認しておきましょう。
プラスチックやポリ製の浴槽は酸性洗剤やアルカリ性洗剤で変色するものがあるので注意が必要です。ステンレス製の浴槽は傷がつきやすいので、タワシやクレンザーは使用しないようにしましょう。スポンジなどでこする際には必ず目の流れに沿ってこすってください。
お風呂の頑固汚れは「クリーンクルー」にお任せ!
プロの技術で徹底的にキレイに
お風呂の大掃除は必要な道具や洗剤も多く、やらなければならないこともたくさんあります。業者に依頼すれば、それらの面倒な掃除を全て任せられます。大掃除のシーズンは何かと忙しいので、お風呂の大掃除をプロに任せている間にほかの用事を済ませられれば非常に効率的です。
天井やエプロンなど、素人ではなかなか掃除しにくい部分も手際よく掃除してもらえる上に、プロの技術や業務用の道具、薬剤を使うので長期間溜まってしまったガンコな汚れもすっきりキレイに落とせる点もメリットです。
さらにオプションメニューで高圧洗浄を行ったり、防カビコートや防汚撥水コーティングを施したりすることで、更にキレイを長続きさせることも可能です。
料金相場・所要時間
お風呂の大掃除の料金相場は20,000円前後です。浴槽の種類やお風呂場の床面積の広さなどによって変動します。特に浴槽のエプロン内部や鏡、浴室内の小物の清掃は業者によってプラン内に組み込まれているところとオプション料金がかかるところがあるので、事前に確認しておきましょう。キッチンなど、そのほかの場所も同時に依頼すると割引になったり、閑散期に依頼するとお得な値段で依頼できたりする場合もあります。
所要時間は1時間半から2時間程度が目安になります。もちろんお風呂場の広さや汚れの度合いなどによって前後します。オプションメニューを追加すると更に作業時間が長くかかります。
予定時間内にできることだけやってもらいたいとか、時間がかかってもよいから徹底的に清掃してもらいたいなど、希望がある場合は事前の打ち合わせや見積もりのときに伝えると、検討してもらえることもあります。
クリーンクルーのお風呂・浴室のお掃除・クリーニング
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まとめ
身も心もさっぱりするお風呂は、毎日使う場所だからこそ汚れが溜まりやすいものです。きれいなお風呂で気持ち良く過ごすためにも、隅々まできれいにする大掃除は欠かせません。自分でやるという選択肢ももちろんありますが、プロに依頼するのも選択肢の1つです。金額やサービス内容、オプションメニューなどを比較、検討して自分にぴったりな方法を選びましょう。
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