蛇口を綺麗に掃除する方法を紹介!汚れの種類別に徹底解説!

コラム
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蛇口を綺麗に掃除する方法を紹介!汚れの種類別に徹底解説!
  • 公開日:2023年04月19日
  • 更新日:2023年04月19日
【目次】

蛇口の汚れの種類とそれぞれの原因

毎日使う蛇口は、さまざまな種類の汚れがついてしまいがちな場所です。ここでは、蛇口につくことの多い汚れの種類とその原因について解説していきます。

①水垢

蛇口につきやすく、目立ちやすい汚れが水垢です。水道水の中に含まれているカルシウムやミネラルなどの成分が、水分が蒸発することによって固まって結晶になり発生します。白くてザラザラしているのが特徴です。初めは水滴の跡が残る程度ですが、放置しておくと蛇口全体に広がって落としにくいガンコな水垢となるので、早めの対処をおすすめします。

②手垢

手を洗う時には水を出すために汚れた手で蛇口を触らなければならない場合もあります。そうして手についた汚れや皮脂などの手垢が蛇口につくと、蛇口がベタベタしたり、白く曇ったりするのです。手垢が溜まった部分は茶色く見える場合もあります。手垢や皮脂はカビ菌のエサになるため、ほかの種類の汚れを呼び寄せる原因にもなります。また、水垢などと一緒になると落ちにくさが増すので、気が付いたタイミングできれいに掃除しておきましょう。

③油汚れ

キッチンの蛇口は、食器や調理器具を洗ったり料理をしたりする際に使うため、特に油で汚れることが多い場所です。油汚れは水を弾くので、軽く流すだけではすっきり落とせません。また、ベタベタしているのでホコリやほかの汚れを引き寄せやすく、時間が経つとそれらの汚れとくっついて固まり、さらに落としにくくなってしまいます。油の温度が下がって固まってしまう前に拭き取れば簡単に掃除できるので、油が飛び散ったら放置せずにすぐ拭き取るようにしましょう。

④カビ

蛇口に付着しやすい汚れの1つにカビがあります。特によく見られるのが、黒カビです。蛇口についた手垢や石けんカスなどをエサにしてカビ菌が繁殖します。カビ菌は空気中に漂っている菌のため、どんなにきれいにしていても湿度やエサなど、条件が揃えばすぐに繁殖してしまうのです。蛇口は水を扱うため、湿気が大好きなカビ菌にとっては絶好の繁殖場所といえます。カビを放置しておくとアレルギーや喘息の原因になることもあるので、こまめに掃除をしてカビの繁殖を防ぎましょう。

水垢汚れの落とし方とは?おすすめの掃除の方法や予防方法などを一挙紹介!

クエン酸を使った蛇口の掃除方法【水垢編】

蛇口に溜まった水垢をきれいに落とすには、クエン酸を使用するのがおすすめです。ここからは、クエン酸が効果的な理由や詳しい掃除方法について解説していきます。

水垢掃除にクエン酸が効果的な理由は?

水垢の主な原因であるカルシウムやミネラルなどの成分は、アルカリ性の性質を持っています。一方で、クエン酸は酸性の性質を持っています。そのため、クエン酸がカルシウムやミネラルの結晶を分解して、すっきりきれいに落とせるようになるのです。
しかし、クエン酸を使用する際には注意しなければならないポイントがいくつかあります。それは「塩素系の洗剤と一緒に使わないこと」「濃度やつけおき時間の目安を守ること」「使用する場所の素材に注意すること」です。
クエン酸は酸性なので、塩素系の洗剤と一緒に使うと有毒なガスが発生してしまいます。また、目安を大幅に超えた濃度やつけおき時間では、蛇口を傷めたり変色の原因になったりするので注意が必要です。蛇口は主にステンレス製であり、クエン酸が使える素材ですが、シンクなど周囲にクエン酸を使用できない素材がないか、事前に確認しましょう。

クエン酸を使った蛇口の掃除手順

クエン酸を使って掃除をするときには、クエン酸水のスプレーを作るのがおすすめです。クエン酸水は、クエン酸小さじ1杯と200mlの水をよく混ぜ合わせるだけで完成します。出来上がったクエン酸水は、スプレーボトルなどに入れて使うとよいでしょう。
そのほか、クエン酸を使って蛇口を掃除するときに必要なものは以下のとおりです。

・キッチンペーパーやティッシュ
・ラップ
・スポンジ
・ゴム手袋

クエン酸を使った蛇口の掃除手順は、基本的には作ったクエン酸水を水垢が気になる部分に吹きかけて、スポンジでこすった後に水で洗い流すだけで完了です。クエン酸水を吹きかけるだけでは落ちないようなガンコな水垢は、クエン酸水を吹きかけた上からティッシュやキッチンペーパーをのせ、さらにラップでパックして水垢にクエン酸の成分を浸透させましょう。5分から10分ほど放置してから、スポンジなどでこすって水垢を落としてください。
クエン酸水が手に付着すると肌が荒れる原因になるので、掃除の際にはゴム手袋を着用することをおすすめします。

吐水口・シャワーヘッド・ホースの掃除手順

蛇口のレバーや根元は比較的汚れが気になりやすい場所であり、掃除もしやすい箇所です。しかし、目に付きにくい吐水口や忘れがちなシャワーヘッド・ホースにも汚れは溜まっているので、しっかり掃除しましょう。
吐水口やシャワーヘッド・ホースの掃除でもクエン酸水は効果を発揮します。クエン酸水をたっぷり吹きかけてしばらく放置し、成分を汚れに浸透させてからこすリ洗いで汚れを落としてください。
吐水口やシャワーヘッドは細かい溝などがあるので、小さめの歯ブラシなど、ブラシを使用すると隅の汚れまでしっかり落とせます。ホースにクエン酸水を吹きかける場合は、クエン酸を使用できる素材か確認してから行いましょう。

重曹・クエン酸を使った蛇口の掃除方法【黒カビ編】

ここからは、水回りには必ずといってよいほど発生する黒カビの掃除方法を紹介します。実は、黒カビ掃除には重曹とクエン酸が効果的なのです。

黒カビ掃除に重曹とクエン酸が効果的な理由は?

クエン酸はレモンなど柑橘系の果物に含まれる酸性の成分です。一方、重曹はアルカリ性の性質を持つ成分で、炭酸水素ナトリウムとも呼ばれます。どちらも単体では黒カビを落とす力はありませんが、両方合わせると中和反応が起きて二酸化炭素の泡が発生します。この泡がカビや汚れを浮かして落としやすくしてくれるのです。

重曹・クエン酸を使った蛇口の掃除手順

重曹とクエン酸を使った蛇口の掃除で使用するものは以下のとおりです。

・重曹
・クエン酸
・使い古しの歯ブラシなど
・ぞうきんやタオル

掃除を始める前にクエン酸を水に溶かしてクエン酸水を作りましょう。濃度の目安は、200mlの水に小さじ1杯のクエン酸を加える程度です。
蛇口の汚れている部分にクエン酸水を吹きかけましょう。このときクエン酸水が少ないと反応が悪くなり、洗浄力が落ちてしまう可能性があるので、たっぷり吹きかけてください。次に、重曹を使い古した歯ブラシなどにつけ、クエン酸水で浸した部分をこすりましょう。カビが落ちたら水でクエン酸と重曹を洗い流してください。最後に、残った水滴が水垢の原因とならないようにぞうきんやタオルでしっかり拭きあげて完了です。

重曹を使った蛇口の掃除方法【手垢・油汚れ編】

重曹は、手垢や油汚れを落とす際にも使えます。ここからは重曹を使って蛇口の手垢や油汚れをきれいにする掃除方法についてチェックしていきましょう。

手垢・油汚れ掃除に重曹が効果的な理由は?

手垢や油汚れは、酸性の性質を持つ汚れです。一方、重曹はアルカリ性の性質を持っています。そのため、重曹を使って掃除すると中和反応が起きて手垢や油汚れを分解し、簡単に蛇口をきれいにできるのです。

重曹を使った蛇口の掃除手順

重曹を使って蛇口を掃除するときに必要なものは以下のとおりです。

・重曹
・お湯
・タオルやぞうきん

クエン酸を使って掃除する場合と同様に、重曹も重曹水を作ると掃除がやりやすくなります。重曹は冷たい水には溶けにくいので、40度から50度程度のお湯に小さじ1杯の重曹を入れて作るとよいでしょう。お湯を扱う際にはやけどに注意してください。
掃除の方法は、重曹水を蛇口の汚れが気になる部分に吹きかけて、ぞうきんで拭き取るだけで完了です。一度で汚れが落ちない場合や汚れがひどい場合には、放置する時間を長めにしたり重曹水を多めに吹きかけたりして汚れを浮き上がらせてから拭き取りましょう。油汚れを拭き取った後は重曹の成分が残らないように水でしっかり洗い流し、乾いたぞうきんやタオルで乾拭きしてください。

蛇口の汚れを防ぐには?

蛇口は毎日使うものなので、気を付けていても気が付くと汚れが付着している状態になりがちです。そんな蛇口の汚れを防ぐためには、こまめに蛇口を拭くのが効果的です。水垢や手垢、油汚れは毎日少しずつ蓄積するものなので、こまめな拭き掃除で汚れをリセットできます。洗剤を使って本格的に掃除をしなくても、洗い物が終わった後や手を洗った後などにさっと乾拭きするだけでもキレイを保てるので、使ったらついでに掃除をするのがおすすめです。

普段からできる簡単な蛇口の掃除方法

普段からできる簡単な蛇口の掃除方法は、蛇口の汚れを防ぐポイントでもある「こまめな拭き掃除」です。使った後に乾いた布で手が触れた場所や水分を拭き取るだけで、手垢の蓄積や水垢の発生を予防し、キレイを長持ちさせられます。しかし、毎回拭き掃除をするのは面倒に感じてしまう人もいることでしょう。そんな人は撥水コーティング剤を使用するのも選択肢の1つです。

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どうしても落ちない頑固な汚れはプロにお任せ!

クエン酸や重曹を使っても、長い間積もり積もった汚れや頑固な汚れは素人には落とせないものもあります。そんなときは掃除のプロに依頼しましょう。プロに掃除を依頼すると、業務用の強力な洗剤や機材、掃除のプロの技を総動員させて徹底的に洗浄してもらえるのがメリットです。自分では手が届きにくい箇所や分解が面倒なパーツもしっかり清掃してもらえるので、定期的な大掃除や溜まってしまった汚れのリセットにもなります。段取りよく進めてくれるので、時間を有効に使いたい人にもおすすめです。

キッチン・水回りのお掃除はクリーンクルー

クリーンクルーでは、蛇口を含む水回りやキッチンなどの清掃に対応しています。単品のおそうじプランでは、洗面所・トイレのおそうじは定価12,000円〜(税込13,200円〜)、キッチン・浴室のおそうじは定価20,000円〜(税込22,000円〜)です。複数箇所をまとめて依頼するセットプランは、キッチンや換気扇、トイレ、浴室などをまとめた水回りお掃除4ヵ所セットが定価69,000円〜(税込75,900円〜)と、単品プランを複数依頼するよりもお得な値段で依頼できます。そのほか、必要に応じて防カビ・抗菌コートや除菌拭き上げなどのオプションの追加依頼も可能です。

まとめ

蛇口には水垢をはじめ、手垢や油汚れ、カビなどさまざまな種類の汚れが付きます。水垢のようなアルカリ性の汚れには酸性のクエン酸、手垢や油汚れのような酸性の汚れにはアルカリ性の重曹を使用すると効果的です。カビの掃除にはクエン酸と重曹を併用すると汚れが落ちやすくなります。自力では落とせない頑固な汚れがある場合には、プロに掃除を依頼して徹底的にきれいにしてもらうのもよいでしょう。

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