エアコンにたまったほこりの掃除方法とは?エアコンからほこりを飛散させないためのポイントを紹介

コラム
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エアコンにたまったほこりの掃除方法とは?エアコンからほこりを飛散させないためのポイントを紹介
  • 公開日:2022年07月04日
  • 更新日:2022年07月15日

エアコンにほこりがたまると、エアコン機器や人体に悪い影響を及ぼします。この記事ではエアコンにほこりがたまる原因とその影響を解説します。さらにエアコンの掃除方法やほこり取りに使えるアイテム、プロによるエアコンクリーニングの効果についても紹介します。

【目次】

エアコンからほこりが出てくる原因

エアコンからほこりが出てくる原因として、フィルターのよごれが挙げられます。エアコンのフィルターには外部から空気を取り込んだ際にほこりを除去する役目がありますが、フィルターによごれが蓄積すると役目を果たせなくなってしまいます。
また、フィルター以外の各所にたまったほこりがエアコンの風にのって出てくることも考えられます。エアコンには空気の吸い込み口や熱交換のための装置、風を発生させるファンや風の吹き出し口などがありますが、これらの箇所にたまったほこりがエアコンの風にのって部屋中にまき散らされることがあります。

エアコンからほこりがたまる原因

エアコンにほこりがたまる原因として、室内の空気を取り込む際にほこりも一緒にエアコンの中に入ることが挙げられます。エアコンを設置した場所の空気にほこりが含まれていれば、そのほこりはエアコン内部に取り込まれます。エアコンには内部にほこりが入らないようにフィルターがついていますが、フィルターを掃除せずにいると効率的にほこりの除去ができなくなってきます。
また、設置場所によってはエアコン内部に油分が取り込まれてしまう場合もあります。この場合はエアコン内のほこりに油分が吸着し、更にほこりがたまる原因になってしまいます。
現代の住宅ではフローリングの床が増えているため、昔の畳敷きに比べて細かいほこりが舞いやすくなっています。このようにさまざまな事象が複合的に絡み合い、エアコン内部にほこりがたまりやすい状況を生み出しています。

ほこりがたまると起こるエアコンのトラブル

内部にほこりがたまると、エアコン機器にさまざまなトラブルが起こります。ほこりが原因とされるトラブルで最も顕著なものが「冷暖房機能が利かなくなる」というものです。また、エアコンの風量が弱い場合や、風が一定に出ずにムラがある場合も、内部にほこりがたまっていることが多くあります。
さらに、エアコン内部から水滴が出たり水濡れが発生したりする場合も、ほこり詰まりが原因として考えられます。このようにエアコン内部に汚れがたまると、エアコンは正常に作動しなくなってしまいます。放置したままでいると、最悪の場合は故障してしまうこともあります。

エアコンのほこりが日常生活に与える影響

エアコンのほこりは私たちの健康や生活にさまざまな悪影響を及ぼします。エアコンのほこりが与える影響を、以下に解説します。

健康に与える影響

エアコンにほこりがたまった状態で使用を続けると、人体に対してさまざまな影響が出ます。ほこりがたまったエアコン内部からは、ハウスダストやカビの胞子がエアコンの風にのって排出され、吸い込んだ人間の体に悪影響をおよぼします。

・アレルギー性鼻炎
カビやハウスダストを吸い込むと、アレルギー性の鼻炎になることがあります。エアコンをつけた部屋にいてくしゃみや鼻水が止まらなくなるようなら、エアコンのほこりが原因でアレルギー性鼻炎を発症している可能性があります。

・喘息や肺炎
エアコンのほこりを吸い込むと、喘息症状を引き起こすことがあります。咳が止まらなくなったり、呼吸が苦しく感じたりしたら、エアコンのほこりが原因で喘息になっているかもしれません。放置すると肺炎などの重篤な症状につながることもあり、大変危険です。

・アトピー性皮膚炎
エアコンのほこりは、アトピー性皮膚炎の原因にもなります。もともとアトピー性皮膚炎の患者は症状が悪化し、アトピーをもっていない人でもエアコンのほこりで 体が痒くなることがあります。

経済的な影響

エアコン内部にたまったほこりを放置していると、エアコンの機能が低下します。機能が低下したエアコンは、私たちの生活に悪影響を与えます。

・電気代が高くなる
機能が低下したエアコンが働くためには、通常よりも多くの電力を必要とします。ほこりによるフィルターの目詰まりは、エアコンの効率的な運転を妨害し負荷をかけます。とくにエアコン内部の熱交換システムは多くの電気を必要とするので、ほこりがたまったエアコンを稼働させると電気代が高くなってしまいます。

・故障の原因にもつながる
ほこりがたまったエアコンをそのまま使用することは、故障の原因にもなります。結果として修理費用がかかったり、エアコンの寿命が短くなり買い換え時期が早まったりすることも考えられます。

エアコンにたまったほこりを放置することは健康面以外に経済的なダメージまでも与えかねません。経済的で健康なライフスタイルを維持するためにも、ほこりはこまめに掃除をしてエアコンを正常に保つ必要があります。

エアコンのほこりを掃除する方法

エアコンを掃除するには、洗うパーツをエアコンから外したほうがきれいに掃除できます。一般的なエアコンで取り外して掃除できるパーツは、部屋の空気に含まれたほこりを除去する「フィルター」と、それをカバーする「前面パネル」、エアコンの風向きを調節する「ルーバー」の3か所です。これ以外のパーツは素人が扱うにはハードルが高く、最悪の場合故障させてしまう可能性もあるので、なるべく触らないようにしましょう。

掃除前の準備

エアコンの掃除をはじめるにあたって、準備をおこないましょう。事前準備をしっかりおこなうことで、エアコン掃除を効率的かつスムーズに進められます。

・養生
エアコン掃除の準備では、はじめにエアコン周辺の養生をおこないます。エアコンから、たまったほこりや汚れた水滴が落ちてくることがあります。これらで部屋を汚さないように、新聞紙やビニールシートなどで養生をします。養生する場所はエアコン下の床やエアコンまわりの壁を重点的におこない、周辺の家具や家電類などもしっかりと養生しておきます。

・足場の確保
養生が完了したら、作業のための足場を確保します。エアコンは高い場所に設置されているので、掃除をするには脚立や踏み台が必要になります。安全に作業を進めるために足場周辺を片付けて、踏み台が安定しているかどうかを確認しましょう。

・コンセントを抜く
掃除をはじめる前に必ずエアコンのコンセントを抜いておきましょう。コンセントがささったままでは漏電や感電のリスクがあり大変危険です。安全に掃除ができるようにコンセントは抜いておき、事前の確認も怠らないようにしましょう。

エアコン掃除の方法

1. 表面のほこりをとる
エアコン掃除のはじめにエアコン表面のほこりを拭き取ります。表面のほこりを拭きとっておくことで、作業中ほこりが部屋にまき散らされるのを防げます。特にエアコン上部にほこりがたまっていることが多いのでしっかりとりましょう。このときに水分がエアコン内に入らないよう濡れ拭きは避け、から拭きやハンディモップなどを使用します。

2. パネルを外す
表面のほこりを拭いたら、前面パネルを開けて取り外します。取り外すのが難しいようなら、無理に外さずに上げておくだけでも大丈夫です。高所での作業は常に安全第一を心がけましょう。 

3.フィルターを外す
次はフィルターを取り外します。一般的にエアコンのフィルターは、下方向に引っ張れば外れる構造になっています。フィルターにほこりがたまっている場合には、ほこりをまき散らさないようにそっと扱います。

4. ルーバーを外す
次はルーバーを取り外します。ルーバーも外すのが難しそうなら、無理に外さなくても大丈夫です。

5. パーツを洗う
パーツを取り外したら、ほこりを掃除機で吸います。次に各パーツを水洗いし、汚れがひどい場合には、薄めた中性洗剤で洗い落としましょう。前面パネルやルーバーが外せなかった場合には、固くしぼった雑巾などで拭けるところを拭くだけでOKです。

6. パーツを乾かす
洗ったエアコンのパーツは、水分をふき取って乾燥させます。水気がなくなるまでしっかり乾かしたら、各パーツを本体に取り付けます。このときフィルターの表面と裏面を間違えないように注意しましょう。エアコンのフィルターは凹凸の少ない面が内側になります。

7. 送風運転する
パーツを全て取り付けたらコンセント差して送風運転をします。送風運転をすることで水分を完全に飛ばし、内部を乾かします。送風運転の時間は30分程度で十分ですが、この工程を忘れるとエアコンがすぐ汚れたり、故障の原因につながったりするので、決して忘れないようにしましょう。
ここまででエアコンの掃除は完了です。慣れてしまえば簡単な作業なので、ぜひやってみましょう。

エアコンのほこり掃除で使えるおすすめアイテム

エアコンの掃除用具には、家庭にあるものを流用して使えるものから市販されているものまで、さまざまなアイテムがあります。ここからは、エアコンのほこり掃除に使えるアイテムを紹介します。

エアコン掃除に使える家にあるアイテム

家にあるもので、エアコン掃除に使えるアイテムを紹介します。
エアコンのパーツを洗うには、掃除用のスポンジや中性洗剤が使えます。また、いらなくなった歯ブラシはエアコンの汚れをとるのに使えます。さらに、細かいところをきれいにするには綿棒なども有効です。
とり外して洗えない部分には、「お掃除棒」が活躍します。お掃除棒は割りばしなどにキッチンペーパーを巻いて輪ゴムで束ねたもので、自分の手が届きにくい箇所を掃除するのに使えます。また、除菌用のアルコールでエアコンを拭けば、カビの菌を取り除く効果が期待できます。
ここまで紹介したアイテムは、家になくても100円ショップなどで手軽に購入できます。

エアコン掃除に使える市販のアイテム

便利な市販のアイテムも3つ紹介します。

・エアコン洗浄カバー
エアコンまわりの養生が大変なときは、市販の「エアコン洗浄カバー」がおすすめです。エアコン周辺に簡単にフィルムで養生ができ、エアコンから出るよごれから壁や床、家具などを守ります。エアコン洗浄カバーは各社から発売されていますが、中には排水弁がついている商品もあり、さまざまなシチュエーションに対応しています。

・フィルター掃除用ブラシ
「フィルター掃除用ブラシ」は、フィルター掃除専用のブラシツール。エアコンを傷つけずに、しっかりと汚れを取り除けます。エアコンのフィルター以外にも、空気清浄機のフィルター掃除などにも使えます。

・エアコンブラシクリーナー
「エアコンブラシクリーナー」は、掃除機に取り付けて使うタイプのブラシクリーナーです。ブラシがついた先端パーツと掃除機の吸引力を利用して、エアコンのほこりを舞い上がらせず効率的に吸い込めます。掃除機への取付用アタッチメントが複数付属しているタイプもあります。

エアコンクリーニングはプロへの依頼がおすすめ!

ここまでエアコンクリーニングのやり方を紹介してきましたが、素人が洗えるのはエアコンの一部分に過ぎません。エアコンを隅々まできれいにするには、プロの手を借りたほうがスムーズです。

エアコンクリーニングをプロに依頼したほうが良い理由

エアコンは非常に複雑な構造をもつ精密機械です。素人が下手にさわると故障の原因にもなります。
プロのエアコンクリーニングでは、各社が専用の洗剤や洗浄機器を用意しており、一般的なものとは洗浄力に大きな差があります。さらに抗菌コートなどのオプションもあり、クリーニングの効果が長持ちします。エアコンクリーニングはプロに任せたほうが、良い結果につながる傾向にあります。

エアコンのほこり掃除はクリーンクルーへ

「クリーンクルー」は関東や近畿・東海などの都市圏を中心に事業展開するハウスクリーニング業者です。エアコン清掃をはじめとする家庭内のあらゆる掃除を手がけています。クリーンクルーのスタッフは、専門のハウスクリーニング研修を修了した自社社員で構成されており、高い技術力と責任感には定評があります。2022年現在、クリーンクルーは主要都市周辺が主なサービスエリアですが、全国展開にむけて随時拡大をしています。

クリーンクルーのエアコン清掃料金

家庭用壁掛けタイプ標準価格:12,000円(2台目は9,000円、3台目以降は8,000円)
おそうじ機能付きエアコン標準価格:20,000円(2台目が17,000円、3台目以降は16,000円)

オプションサービス

エコ洗浄:5,000円
室外機洗浄:4,000円
防カビ・抗菌コート:3,000円

クリーンクルーのエアコン洗浄サービスは、熟練のアドバイザーがエアコン機器を分解して、細部の汚れまで徹底的に洗浄します。エアコン内部の取れにくい汚れは、専用の洗剤と高圧洗浄機を使って徹底的に落とします。
利用者からは、「他社に断られた古いタイプのエアコン清掃も快く引き受けてくれた」「長年たまったタバコのヤニ汚れがきれいにとれた。もっと早く依頼すればよかった」「作業内容をしっかり説明してくれ、挨拶などの対応も気持ちがよかった」など技術面やサービスを高く評価する声があがっています。

エアコンクリーニング・掃除(分解・高圧洗浄)ならプロがおすすめ!

まとめ

エアコンのほこりは人体に悪影響を与える可能性が高く、放置しておくことは大変危険です。また、ほこりがたまるとエアコンの利きが悪くなり、経済的にもよくありません。素人でも簡単なケアができますが、プロに依頼して徹底的にクリーニングすることでエアコンを清潔に保てます。
ハイシーズンは業者の予約がとりにくくなりますので、本格的な夏がくる前にエアコンクリーニングを済ませておくことをおすすめします。

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