キッチンの大掃除のやり方は?大掃除の順番や必要な道具などを解説!

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キッチンの大掃除のやり方は?大掃除の順番や必要な道具などを解説!
  • 公開日:2022年11月14日
  • 更新日:2022年11月14日
【目次】

キッチンの大掃除が必要な場所は?

キッチンは毎日使う上に、調味料や油などによって汚れやすい場所です。日頃の掃除だけでは落としきれない汚れも多いので、大掃除の際にまとめてすっきり落としておきましょう。
キッチンの大掃除で特に重点的な掃除が必要な場所は以下の5か所です。

・換気扇
・コンロ周辺
・シンク周辺
・壁や床
・レンジや冷蔵庫

換気扇やコンロの周辺は、油汚れが多く手間がかかります。洗剤や道具など、しっかりと準備を整えてからおこないましょう。シンクの周辺もカビやヌメリなどが発生して汚れやすいので、徹底的な大掃除が必要です。

キッチンの大掃除の流れと順番

大掃除をするときの基本的な流れは、掃除する場所にかかわらず「上から下に向かって掃除すること」が大原則です。上の方を掃除すると汚れが下に落ちていくため、先に下を掃除すると二度手間になってしまう可能性があるからです。キッチンの大掃除もこの原則に従い、「上から下」を意識した順番で清掃しましょう。

①換気扇やレンジフード
②コンロ周辺
③シンク周辺
④コンロやシンクの下
⑤壁や床

上記のように、高いところから低いところへ移動しながら掃除を進めていくのがおすすめです。
換気扇の羽やコンロの五徳など、汚れが溜まっていてつけおきが必要なパーツについては、最初に洗剤などにつけておき、その間に他の場所を掃除すると効率的に大掃除が進みます。

キッチンの大掃除で用意するもの

キッチンの大掃除にあたって用意しておくべき洗剤は以下のとおりです。

・アルカリ性洗剤
・酸性洗剤
・パイプ洗浄剤
・クレンザー
・重曹
・クエン酸

キッチンにはさまざまな汚れがつくので、それらをキレイに落とすためにはそれぞれの汚れに効果的な洗剤が必要となります。
必要な掃除道具の一覧は次のとおりです。

・ゴム手袋
・スポンジ
・雑巾
・キッチンペーパーやティッシュペーパー
・歯ブラシなど先の細いブラシ
・掃除機

洗剤を多く使うので、手が荒れやすくなってしまいます。ゴム手袋で保護しておきましょう。シンクや五徳の角やコンロの溝など細かい部分が多いため、通常のスポンジやブラシに加えて歯ブラシのような先の細いスポンジやブラシがあると便利です。

キッチンの大掃除で役立つ便利グッズ

基本的に必要な大掃除の道具の他にも、キッチンの大掃除に役立つ便利グッズがあります。
マイクロファイバークロスは、極細の繊維が汚れを吸着してくれるので、汚れが気になる箇所もさっと拭くだけでキレイになります。レンジやグリルの中など、洗剤を使いたくないところでは、界面活性剤不使用で水が主成分なのにしっかり油汚れを落としてくれる電解水がおすすめです。
キッチン専用の洗剤は、1本でさまざまな汚れに対応できるので便利です。

【場所別】キッチンの大掃除の手順

換気扇

換気扇は、料理をする際に出る臭いや油分を含んだ煙を吸い込んで外に排出しています。日常的に掃除をするには労力がかかる場所なので、大掃除の際にしっかりキレイにして、溜まった汚れをリセットしておきましょう。
換気扇の基本的な大掃除の手順は次のとおりです。

①換気扇の電源を切る
②カバーやフィルターを取り外し洗剤につけおく
③ファンを取り外し洗剤につけおく
④レンジフードを清掃する
⑤つけおきしたパーツを清掃する

換気扇のカバーやフィルターは、特に汚れがつきやすいパーツです。丁寧に取り外し、洗剤を溶かしたお湯につけおきしておくと効果的に汚れが落とせます。同様にファンも取り外せるので、つけおきして油汚れを落としましょう。油汚れにはアルカリ性の洗剤を使うのがおすすめです。
パーツをつけおきしている間に、レンジフードの中を拭き掃除します。直接洗剤を吹きかけると故障の原因になるので、濡らしたふきんやキッチンペーパーなどに洗剤を吹き付けて拭き掃除してください。その後に水拭き、乾拭きの順で拭くと汚れや洗剤がしっかり落とせます。
パーツのつけおきが済んだら、各パーツをこすり洗いしてください。お湯に浮いた汚れが気になる場合は、新しいお湯を使いましょう。

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コンロ

コンロは、油汚れはもちろん、調味料がこぼれたり焦げ付いたりすることが多く、汚れが目立ちやすい箇所です。
コンロの基本的な大掃除の手順は次のとおりです。

①パーツを取り外してつけおきする
②バーナー周辺を清掃する
③グリルを清掃する
④つけおきしたパーツを清掃する
⑤天板や点火ツマミを清掃する

コンロには五徳やバーナーキャップ、汁受け皿や焼き網など取り外しできるパーツがたくさんあります。できるだけ取り外してまとめてつけおき洗いをすることで、コンロ全体の汚れをリセットできます。
バーナー周辺は小さな穴が複数空いていて、異物が入り込むと点火不良や不完全燃焼などの原因となります。竹串のようなものを使って丁寧にゴミを取り除きましょう。
グリルの掃除は、柄の長い小さなブラシや、タオルなどを割り箸に巻きつけたものを使うと効率よく掃除できます。
IHタイプのコンロは部品が少ないため、基本的には拭き掃除のみで済みます。水拭きをした後は乾拭きをして、拭き跡が残らないようにしましょう。ガンコな汚れは、台所用の洗剤を含ませた布やスポンジでこすって落とします。クレンザーは頻繁に使用すると天板に傷が付くので、注意が必要です。

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シンク

シンクは常に水で濡れているため、水アカやヌメリが発生しやすい場所です。水アカには酸性洗剤、ヌメリにはアルカリ性洗剤を使って掃除すると効果的に汚れを落とせます。
シンクの基本的な大掃除の手順は以下のとおりです。

①シンクの水アカを取る
②シンクを磨く
③排水口のヌメリを取る

シンクの水アカを取るには、クエン酸を水に溶かしたスプレーを作り、キッチンペーパーなどに染み込ませたものをシンクに貼ってパックするのがおすすめです。クエン酸水はクエン酸小さじ1杯と水200mlを混ぜ合わせて作ります。20分から30分ほどパックした後、シンクを磨いて水アカをこすり落としましょう。シンクのクエン酸水をしっかり洗い流してから、排水口に溜まったゴミを捨て、パイプ洗浄剤をかけてヌメリを取ります。つけおきしておく時間はパイプ洗浄剤の種類や汚れの度合いにもよりますが、長くつけおきしすぎると排水管を傷める原因にもなるので、つけおきする時間は規定時間を守り、終わったら水でしっかりとすすいでください。
排水口に設置されているゴミ受け皿は、網目に細かいゴミが詰まりやすいので、歯ブラシなどでこすって落としましょう。

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壁や床

キッチンの壁や床は料理の際に油がはねたり食材がこぼれたりして気付かないうちに汚れてしまうことが多い部分です。上から下へキレイにしていくことを意識して、壁の上側から下側、床の順で拭き掃除を進めましょう。
壁や床には洗剤を直接かけられないので、濡らした雑巾に洗剤を数滴染み込ませ、全体に揉み込んだ状態で軽く絞ってから拭くと、壁や床にも洗剤の効果を発揮できます。油汚れなどでベタついている壁や、水滴がついて汚れている床などを重点的に拭きましょう。
洗剤をつけた雑巾で拭いた後は、水だけで濡らした雑巾で洗剤の成分をしっかりぬぐい取ってください。洗剤の成分が残っていると、ベタつきやヌメリの原因になるだけではなく、壁や床の変色の原因にもなります。
洗剤の代わりに重曹スプレーを使って掃除をするのもおすすめです。重曹スプレーは重曹小さじ1杯と水100mlを混ぜ合わせて作れます。油汚れに強く、ベタつきをすっきり落としてくれる上に、自然由来の成分なので安心して使えます。ガンコな汚れには、重曹スプレーをたっぷり吹きかけたキッチンペーパーなどを当て、上からラップでパックしてしばらく放置し、汚れをふやかしてから拭き掃除をすると効果的です。

電子レンジや冷蔵庫

電子レンジや冷蔵庫の掃除は普段忘れがちですが、実は意外と汚れている場所です。電子レンジは食品を温める際に飛び散る油分やこぼれた食材などで汚れることが多く、冷蔵庫は魚や肉から出るドリップやこぼれた調味料などで汚れやすい傾向にあります。
冷蔵庫の大掃除の基本的な手順は次のとおりです。

①冷蔵庫の中身をクーラーボックスに入れる
②引き出しなど取り外せるパーツを外す
③庫内のゴミを掃除機で吸い取る
④庫内を清掃する
⑤取り外したパーツを清掃する

冷蔵庫には使いかけの調味料や冷蔵保存が必要な食品などが入っているので、それらを傷めないよう掃除前にクーラーボックスに移しておきましょう。庫内は漂白剤や台所用洗剤、アルコール除菌剤などで拭くと汚れをしっかり落とせます。
電子レンジは重曹水やセスキ炭酸ソーダを使って掃除するのが効果的です。基本的には拭き掃除ですが、庫内にこびりついたニオイをとるには耐熱容器に重曹水を入れ、電子レンジで5分ほど加熱してください。重曹の成分が庫内に広がってニオイを消してくれます。そのまま扉を開けずに10分から20分ほど放置したあと、耐熱容器に残っている重曹水を使って庫内を掃除すると効率的です。

キッチンの大掃除で注意すべき点

キッチンの大掃除では安全のために注意しなければならない点があります。
換気扇は掃除中に急に動き出すと、怪我の原因になり大変危険です。誤作動を防ぐためにも大掃除前に電源を切ったりプラグを抜いたりして、安全な状態で掃除するようにしましょう。
また、洗剤を使用する際に酸性洗剤とアルカリ性洗剤が混ざらないように注意してください。酸性とアルカリ性の洗剤が混ざると、有毒なガスが発生してしまいます。同じ場所で2種類の洗剤を使用するときは、必ず前の洗剤をきれいに洗い流してから使うようにしましょう。容器の取り違えなどにも注意してください。

キッチンの大掃除後にキレイを保つための工夫

汚れ防止シートを貼る

特にコンロの周りの壁は、油の飛びはねなどで汚れが付着しやすい場所です。キッチン用の汚れ防止シートを貼ると、汚れが気になってきたタイミングでシートを貼り替えるだけで汚れをリセットできるので、簡単にキレイを保てます。透明で目立ちにくいタイプのシートだけではなく、レンガ調やモザイクタイル調など、あえておしゃれな柄を使って模様替えを楽しめるタイプのシートもあるので、キッチンの雰囲気や気分によって選ぶのもおすすめです。

換気扇フィルターをつける

換気扇のレンジフードには汚れを吸着するために金属のフィルターがついていますが、そこに使い捨てのフィルターを貼り付けることで汚れを軽減し、掃除を楽にできます。
面ファスナーで貼り付けるタイプや磁石で止めるタイプなどいろいろなタイプの商品があり、大きさもあらかじめ決まっているものや自分で必要な大きさにカットできるものなどさまざまです。自宅のフィルターのサイズや希望する素材などに合わせて選びましょう。

こまめに掃除をする

キレイを保つ最大のコツは、やはりこまめに掃除をすることです。キッチンの全てを毎日掃除するのは手間がかかりすぎるので難しいですが、コンロの天板やシンクなど、頻繁に使用する場所はなるべくこまめに掃除をしておくと、次の大掃除が楽になります。
また、汚れが一番取れやすいのは汚れがついたタイミングなので、「後でまとめてやろう」と後回しにせずに、汚れがついたことに気が付いたらさっと拭いてキレイにすることを習慣づけましょう。

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業者掃除のメリット

プロに掃除を依頼すると、自分では掃除が大変な場所でもしっかりとキレイにしてもらえます。使用する道具や洗剤も業務用なので汚れ落ちも強力です。業者に掃除を依頼している間に別のことができる点もメリットです。

料金相場

キッチンの大掃除を業者に依頼した場合の料金相場は20,000円前後です。所要時間は1時間半から2時間程度になります。業者によって金額が変わってくるので、事前に見積もりを取って料金やサービス内容を確認しましょう。

クリーンクルーのキッチンのお掃除・クリーニング

まとめ

キッチンの大掃除はやらなければならない箇所も多く、ガンコな油汚れなどで手間と時間がかかります。それぞれの箇所や汚れには最適な掃除方法があるので、自力でキレイに大掃除することももちろん可能です。しかし、忙しくて自分でやる時間がとれないという人や、溜まってしまった汚れを一度すっきりリセットさせたい人は、プロに掃除を依頼するのがおすすめです。毎日使う場所だからこそ、徹底的な大掃除でキッチンをキレイに保ちましょう。

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