エアコンの室外機がうるさい原因は?自分でできる5つの対処法

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エアコンの室外機がうるさい原因は?自分でできる5つの対処法
  • 公開日:2023年02月13日
  • 更新日:2023年12月11日

エアコンの使用年数が多くなると、室外機からゴーゴー・ガタガタとうるさい音がすることがあります。室内のエアコン本体だけではなく、室外機のメンテナンスも、エアコンを快適に使い続けるためには欠かせません。室外機は家の外に置くため、場所によっては作動音が響いてしまい、近所迷惑になる可能性もあります。ご近所トラブルになる前に早めに対策しましょう。
この記事ではどうして室外機からうるさい音が出てしまうのか、原因と対処方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【目次】

エアコンの室外機がうるさい原因はずばりこれ

設置する位置が悪い

室外機の設置の仕方が悪いとガタガタ音がする場合があります。これは室外機がしっかり固定されていないため、地面へ振動が伝わって異音がするのです。設置面が安定しない場合は、土台のブロックや防振ゴムを使って固定して対策を取りましょう。

室外機の外が汚れている

室外機は屋外に設置するものなので、汚れがつきやすくなります。定期的な掃除をしないと、汚れが溜まって音がうるさくなることがあります。
室外機の外側の掃除は、ホコリや蜘蛛の巣などを取り除き、水をかけて雑巾で汚れを拭き取りましょう。細かい部分の掃除には使い古しの歯ブラシが便利です。

室外機の中が汚れている

室外機内部の部品の汚れや、ファンにゴミやホコリが付いていると、異音がする場合があります。室外機内部の汚れが騒音の原因の場合は、プロに相談して見てもらうようにしましょう。

経年劣化

長年、室外機を利用していると経年劣化によりコンプレッサー、モーターの動きが悪くなる場合があります。どれか1つでも部品の不具合や破損のトラブルがあるとうるさい音が出るようになることがあります。この場合も業者に修理を依頼するか買い替える必要があるでしょう。
なお、部屋のエアコン本体がポコポコと音を立てることがあります。これはドレンホースに空気が流入して鳴る音で、故障ではありません。

屋外と室内の気温の差

部屋の温度と外の温度に差があると、熱を交換する処理で、室外機に大きな負担がかかります。そのために動作音も大きくなってしまいます。特に冬場は室外機に霜が付着することがあり、霜を取る際や運転停止の際に冷媒の流れが変わって「プシュー」という音がする時もあります。気温差が大きくなるほど、室外機の故障リスクが高くなります。

機器自体の不具合

設置位置や汚れなど確認してもまだ異音が収まらない場合は、室外機自体に問題が発生している可能性があります。特に長年使用している場合には寿命が来ている可能性が高いです。室外機の中にはフィルターやファン・モーターなどさまざまな部品があります。その中の一つでも故障してしまうと、正常に運転しているときとは明らかに違う異音がします。放置しておくとだんだん大きなうるさい音がするようになり近所迷惑になってしまうので、早めに対処しましょう。

室外機の仕組みと音の関係性

室外機は、エアコン本体で空気を冷やしたり温めたりするために、屋外の機械を通して熱を捨てる・集める役割があります。夏の冷房を使うときには室外機からは暖かい空気、冬の暖房を使うときには冷たい空気が室外機から出るようになっています。
一般的に冷房よりも暖房を使っているときの方が室外機から大きな音がします。これは熱を外に出すよりも外から熱を集める方が大きなエネルギーが必要になるためですが、音の大きさは製造年や機種によっても 異なります。

室外機がうるさいと隣近住民からクレームを受ける?

室外機の音がうるさいままエアコンを使用していると、隣近所の住民から「音がうるさい」とクレームが来る可能性があります。特にマンションやアパートなどの集合住宅の場合、隣の部屋との距離が近く、ベランダが続いている構造になっている建物も少なくありません。
隣の部屋の室外機の音で、エアコンを使っているかどうか分かるほどの騒音になると近所迷惑といえるでしょう。クレームを受けた場合、自治体の騒音対策課で地域の騒音の基準値を確認して、自分の家の室外機が基準をクリアしているか調べることをおすすめします。
もし集合住宅に住んでいて自分の隣の家の室外機がうるさいと感じたら、管理組合や管理会社に相談しましょう。

室外機がうるさい時の自分でできる騒音対策5選

室外機がうるさいなと感じたときに自分でできる騒音対策をいくつか紹介します。定期的にメンテナンスをすることで、室外機の音を静かにさせられます。

土台の交換や防振ゴムを設置する

室外機の設置方法に問題がある場合は、土台を交換したり防振ゴムを設置したりするといいでしょう。平らな地面で室外機の下にブロックや防振ゴムをつけると安定し、音が静かになります。室外機が作動するときに背面の壁に当たって振動や音が出ている場合は、壁から少し離してください。
また、室外機が台に固定されているかも一緒に確認するといいでしょう。ねじが緩んでいることがあります。ブロックや防振ゴムは、ホームセンターやインターネットで簡単に手に入ります。

室外機の周辺を掃除する

ほうきや雑巾、歯ブラシなどを使って室外機周辺を掃除することでうるさい音がしなくなる場合があります。室外機は水をかけても平気です。室外機の外側だけではなく、細かい部分の汚れも落とすようにしてください。

室外機の設置位置を変更する

一般的に室外機はエアコンの下に設置するケースが多いため、壁との距離が近くなります。そのため音も大きく聞こえてしまう傾向があります。また、室外機は濡れても大丈夫な構造になっていますが、雨ざらしになるような場所に室外機を設置すると雨にあたりやすくなることでファンの回転数が多くなり、音が大きくなる場合もあります。
室外機の設置場所に問題があるときは、雨に当たらない場所や壁から少し離れた場所に室外機を移動させましょう。
室外機を動かすときは、エアコンと配管パイプの接続部分に注意しながらゆっくり動かしてください。動かす際に破損してしまうと、ガス漏れを引き起こす場合があります。

室外機の周辺に物を置かない

室外機の周辺にものを置いていると、室外機がうまく動作しなくなったり、異音がする原因になったりする場合があります。植木鉢や自転車などを置いている場合は、室外機から離しておきましょう。ものをどかして、枯葉やごみなどが溜まっていたら取り除いてください。

修理・買い替えを検討する

長年室外機を使っている場合は、経年劣化による騒音が考えられます。その場合は、修理や買い替えを検討する必要があります。
室外機をどのくらいの期間使えば修理や買い替えになるかの見極めは難しいですが、製造した年から10年経っていない室外機の場合は、エアコンの保証期間を確認してみてください。無料または安く修理できる可能性があります。
保証期間はメーカーや製品によっても異なりますが、購入する場所で通常の保証期間よりも延長してくれている場合があります。一度保証書を確認しましょう。
一度購入したお店やメーカーに相談して、修理代の見積もりを取って高額になるようなら買い替えた方がいいかもしれません。

室外機の掃除の必要性とは?
自分で行う場合のやり方やタイミングなどを徹底解説

室外機周辺の掃除方法

用意が必要なもの

用意するもの
・ほうき
・ぞうきん
・歯ブラシ(使用済み)

室外機の掃除に必要なものは家にある掃除道具で大丈夫です。室外機の振動が気になる場合は、掃除のついでに防振ゴムで振動音を抑えるようにしましょう。また、室外機の周りに雑草が生えている場合は、除草剤などで雑草の処理をするとより安心です。

1.ホコリを落とす

まず、室外機の上のホコリをほうきで落とします。

2.汚れやすい部分の汚れを落とす

プロペラのカバー部分は汚れやすい場所です。網状の吹き出しグリルは、歯ブラシを使うと細かいところまで汚れが落とせます。室外機の裏側や側面にある薄い金属板やフィンの周辺もチェックしましょう。ホコリや汚れが溜まっている場合があります。

3.水抜き穴を掃除する

室外機の底の部分にある水抜き穴も掃除しましょう。水抜き穴は結露した水を外に出すためのもので、枯葉や蜘蛛の巣などがつまってしまうと中に水がたまり、電子部品の不具合や故障に繋がります。
水拭き穴の掃除は、割りばしのような細長い棒状のもので汚れを掻き出してください。水抜き穴は暖房のときだけ使うものなので、寒くなる時期の前に掃除しておきましょう。

室外機の修理・買い替えの判断基準は?

室外機を修理するか買い替えるかどちらにするかの判断基準は、使用年数を目安にするといいでしょう。長年使用している室外機なら、修理してさらに使い続けてもまたすぐに修理が必要になる可能性があります。
またいずれエアコン自体が製造中止になり、室外機の部品も手に入らなくなるかもしれません。買い替えてしまった方が、結果的に費用も安く済み快適に使えます。
簡単な修理で料金も安く済むのであれば、買い替える必要はありません。どちらにしても一度修理の見積もりを出してもらうといいでしょう。

室外機内部の汚れはプロに相談するのが安心!

自分で室外機の掃除をしたり防振ゴムを設置したりしてもうるさい音が改善しない場合は、室外機の内部に原因がある可能性があります。内部に溜まったホコリや部品の不具合などは、プロに相談して点検してもらいましょう。
室外機の内部は精密な機器があるため、素人が触れてしまうと故障の原因になりかねません。プロに任せることをおすすめします。

エアコンクリーニング業者の選び方とポイント

エアコンクリーニングを業者に依頼する場合、どの業者を選んでいいか迷ってしまう人も多いものです。エアコンクリーニング業者を選ぶときには、以下の点を確認しましょう。

・料金が明示されているか
・相場と比較して高すぎるまたは安すぎないか
・土日に依頼できるか
・抗菌仕上げや防カビ加工などのオプションがあるか
・掃除機能付きのエアコンにも対応しているか
・会社情報が明記されていて損害補償の保険に加入しているか
・口コミや評価の内容がいいか

エアコンクリーニングのことならクリーンクルー

クリーンクルーは、ハウスクリーニングやエアコンクリーニングのプロです。関東、関西、東海、九州など幅広いエリアに対応しています。2022年のオリコン顧客満足度調査のハウスクリーニングフタッフの技術力で第1位を獲得するほどの高い技術力で掃除をしてくれる専門店です。
研修をうけた自社の社員が掃除に来てくれるので、自分で行う掃除ではなかなか落としきれない汚れもしっかり落としてくれます。
訪問見積もりや出張料は無料なので、気軽に料金相場を確認できます。見積もりや作業日の予約は日時指定ができるうえ、即日に対応してもらうことも可能です。万が一掃除で破損やトラブルなどが起こった場合も、最高3,000万円の保証があるので安心です。

エアコンクリーニングの費用相場は?

クリーンクルーのエアコンクリーニングの費用相場を見ていきましょう。

【家庭用エアコン】

タイプ 機能 所要時間 価格
壁掛け お掃除機能なし 2時間 標準価格:¥12,000(税込¥13,200)
2台以上:¥10,500(税込¥11,550)
お掃除機能付 3時間 標準価格:¥20,000(税込¥22,000)
2台以上:¥18,500(税込¥20,350)
埋め込み お掃除機能なし 2時間 標準価格:¥22,000(税込¥24,200)
2台以上:¥20,500(税込¥22,550)
お掃除機能付 3時間 標準価格:¥26,000(税込¥28,600)

【業務用エアコン】

タイプ 詳細タイプ 所要時間 価格
埋め込み 4方向(正方形吹出口4箇所) 3時間 標準価格:¥32,000(税込¥35,200)
1方向(長方形吹出口1箇所) 3時間 標準価格:¥32,000(税込¥35,200)
2方向(長方形吹出口2箇所) 3時間 標準価格:¥32,000(税込¥35,200)
壁掛け 3時間 標準価格:¥22,000(税込¥24,200)
天井吊り下げ 3時間 標準価格:¥35,000(税込¥38,500)

【オプション】

サービス名 内容 価格
防カビ・抗菌コート 1回で驚きの効果!汚れやカビがつきにくい。 ¥4,000(税込¥4,400)
エコ洗浄 環境に優しい天然ミネラル成分でエアコン洗浄。 ¥5,000(税込¥5,500)
室外機 室外機ファンの洗浄で熱交換率もアップ。 ¥4,000(税込¥4,400)

家庭用エアコンは、1台よりも2台・3台と複数台をまとめてクリーニングを依頼した方がお得です。またオプションで抗菌拭き上げや防カビ・抗菌コートなどがあるので、クリーニング後も長く清潔な状態を保てます。

エアコンクリーニング利用者の口コミ・評判

クリーンクルーでエアコンクリーニングを利用した人の口コミを紹介します。

体験談1

「作業前にエアコンの運転チェックをしてくれ、丁寧に作業してくださいました。とてもキレイになり満足です。
訪問スタッフのお二人方は良い距離感で 安心しました。
一生懸命作業してくれて、見ていて気持ち良かったです!」

体験談2

「初めてエアコン掃除をお願いしましたが、特に問題もなく大満足です。
訪問スタッフさんは、元気な子どもがいても心良い対応をしてくれて、スリッパ持参など、マナーのある対応をして頂きました。」

体験談3

「電話で相談した時に、わかりやすいご提案を色々頂いたことが決め手で、今回ご依頼しました。
クリーニングのクオリティに大満足で、細かいところまで丁寧に対応していただきました。
訪問スタッフさんの”新しいスリッパをお持ちいただくお気遣い”良かったです。
また利用を考えています。どうもありがとうございました。」

体験談4

「今後のケアの方法等も丁寧に説明していただき大変感謝しております。
事前にできること、できないこと、また作業終了後にやはり出来なかったことを説明して下さったのは良かったです。」

体験談5

「最初はお風呂もお願いしようと相談したところ、「今の状態では 掃除をするのはお金がもったいないですよ」と言ってくれました。ムダなお金をかけさせないという対応が素晴らしいと思いました。今回はエアコンだけでしたが、他にも汚れが手に負えなくなれば、ぜひお願いしたいです。」

まとめ

室外機からうるさい音がする場合、自分で掃除したり設置場所を変えたりすることで音が静かになるケースが少なくありません。室外機は屋外で使うものなので、ホコリや汚れがつきやすいため定期的に掃除するようにしましょう。
経年劣化による修理が必要な場合や室外機内部の掃除は、プロの手を借りる方が安心です。クリーンクルーなら、訪問見積もりや出張料はかからないので、内部の掃除が必要かどうかを一度プロに見てもらいましょう。

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