【2022年最新】年末大掃除のやり方 時短テク・コツも徹底解説! コラムハウスクリーニング 公開日:2022年10月07日 更新日:2022年10月07日 「大掃除」と聞くと気が重くなってしまう人もいるのではないでしょうか。普段はなかなか掃除が行き届かない目につかない場所は、1年たつとホコリや汚れが驚くほどたまっています。1年間のたまった汚れは年末までにしっかり落としましょう。年末の大掃除は準備とやり方をしっかりつかめば時間もコストも少なくすみます。大掃除のコツをつかんで、気持ちよく新しい年を迎えましょう。 【目次】 ・大掃除の準備 ・大掃除を効率的に時短で進めるためのポイント ・⼤掃除で役⽴つ便利アイテム ・汚れが簡単・キレイに落ちる場所別の⼤掃除方法 ・年末大掃除は丸ごとクリーンクルーにおまかせ! ・記事まとめ 大掃除の準備 大掃除を始めるには事前の準備が大切です。準備をせずに目につくところから始めてしまうと今まで気にならなかったところが目につくようになります。「あそこも!」「ここも!」とどんどん増えてしまうと年末までに掃除が終わらずそのまま途中で年を越す可能性も。大掃除を完璧にやろうと思うと、精神的な負担になってしまいます。計画を立てれば効率よくスムーズに進められるように、必ず準備をしましょう。忙しい年末も慌てずに余裕をもって過ごせますよ。 チェックリストを作る まずは大掃除をする場所を決めましょう。普段の掃除でできない気になる場所をリストアップします。リストアップしたら、チェックリストを作成しましょう。チェックリストがあると作業が見える化して効率よく進められますよ。どこを一番重点的に掃除したいかわかるので、計画を立てやすくなります。大掃除をする前には掃除に必要な道具もチェックしておきましょう。バケツや雑巾、軍手や手袋など足りないものは買い足しリストなども一緒に作っておくとよいです。 スケジュールを立てる 大掃除をする場所をリストアップしてチェックリストを作ったら、スケジュールを立てましょう。掃除する場所に優先順位を付けます。どの場所からやればよいか整理でき、掃除を効率よくスムーズに進められます。作業量を予測して掃除の掛かる時間も考慮していくのが重要です。大切なのは無理のないスケジュールにすること。すべての場所を掃除するのではなく、汚れが目立つ場所をしぼりましょう。 年末はやることがたくさんあります。作業時間が見えるとほかの用事の予定も立てやすくなります。できたスケジュールを家族で共有すれば、だれがどの場所を掃除するなど役割分担もできます。大掃除は家族みんなで協力して効率よく進めましょう。 大掃除はどの順番がいい? 大掃除は、普段やらない場所まで徹底的に家中の掃除をするため、非常に時間がかかります。できる限り時短で効率的に掃除を進めるためにも、大掃除を行う順番を意識するとよいでしょう。 大掃除で一番時間がかかりやすい場所が水回りです。水回りは毎日使う場所なので汚れやすく、ガンコな汚れも多いので掃除に労力を必要とします。後回しにすればするほど面倒になりやる気や効率も下がってしまうので、水回りの大掃除は最初に済ませてしまいましょう。 そのほかの各部屋の大掃除は、玄関から遠い場所にある部屋から順番にやっていくのがおすすめです。 大掃除を効率的に時短で進めるためのポイント 大掃除は時間がかかる、大変、面倒くさいというイメージはだれにでもあるものです。そのイメージを払拭するために、効率的に時短できるポイントを紹介します。大掃除はやる場所がたくさんあるので時間がかかります。無駄な作業はなるべくはぶきたいもの。作業時間を少しでも減らしてより早く家の中を片付けてしまいましょう。もちろん家族の協力も必要です。事前のチェックリストで役割分担を決めて、手分けして無理なく行いましょう。事前に洗剤や掃除道具を揃えておくと、スムーズに取り掛かれます。 上から下、奥から手前が基本 掃除の基本は上から下へ、奥から手前が基本です。はじめに床掃除をしてしまうと上から落ちてきたホコリやごみがキレイな床に落ちてしまいもう一度床掃除をしなければならないことに。高い場所からはじめて最後に一番低い床掃除をするのがよいですね。掃除機やぞうきんがけをする時は、奥から手前の順で掃除をします。日頃から掃除をしている主婦にとっては当たり前のことでも大掃除の時だけ手伝う家族にはこの基本の掃除手順は知らないものです。大掃除を始める時に説明をすると手順がわかって時短にもつながります。 不要なものは断捨離をする 大掃除は普段やらない場所の掃除をするので、荷物を移動させる場面が多くなります。その際に不用品がたくさん見つかります。大掃除をする前に断捨離をしておくと大掃除も楽になります。ここ数年使っていないものは思い切って処分をしてしまいましよう。粗大ゴミや不用品回収に出しても良いですがまだ使えそうなものはまとめてリサイクルショップなどに持ち込めば現金に換金できるので処分費用もかからずに済みます。オークションサイトやフリマアプリを活用するのもよいでしょう。 ⼤掃除で役⽴つ便利アイテム 大掃除を少しでも楽にするために、便利アイテムを有効活用して効率よく進めましょう。掃除が苦手な方でも、便利アイテムがあれば楽しく掃除ができて、家事ストレスから解放されます。100均にも掃除を楽にするアイテムがたくさんあります。掃除する場所でアイテムをそろえて、時間と手間をはぶきましょう。 重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸などの自然派洗剤 大掃除では、天然洗剤の活用がおすすめです。重曹・セスキ・クエン酸なら100均やドラックストアで手頃な値段で手に入るのでそろえておくとよいでしょう。小さいお子さんやペットのいる家庭でも安心してお掃除ができます。 重曹は研磨効果があるのでキッチンの焦げつきを落とす効果が期待できます。また臭いを吸着するので下駄箱などの臭いの気になるところに置くと消臭剤としても利用できます。 セスキ炭酸ソーダはスプレータイプのものがおすすめです。油汚れや手垢を落とすときにぞうきんや汚れに吹きかけて、手軽に使えます。 クエン酸はお風呂の掃除におすすめ。鏡や蛇口、水垢や皮脂の汚れを落としてくれます。 軍手や古着 ぞうきんやモップに使うシートなどを大掃除に備えて買い揃えなくても、家にある使い古した軍手や古着を使って掃除をすればエコになります。伝染したストッキングは洗面所の鏡や蛇口などを磨く際に活用できます。洗剤を使わなくてもピカピカに仕上がります。穴の開いた靴下やTシャツなどもぞうきんとして使うのもおすすめです。古着が大量にあるときはあらかじめ掃除しやすい大きさに切っておけば、普段の掃除でも使えます。軍手はぞうきん代わりにそのまま網戸やサッシの汚れを拭き取れるので、細かい部分掃除におすすめです。 汚れが簡単・キレイに落ちる場所別の⼤掃除方法 具体的に掃除場所別に汚れが簡単・キレイに落ちる掃除方法を紹介していきます。場所によってたまる汚れもさまざまです。汚れの種類を把握して掃除方法を見極めれば、無駄な労力を使うことなく時短できます。 玄関 玄関は家の顔とも呼ばれるほど大切な場所です。靴や傘などが置きっぱなしになっていませんか。家族全員が出入りするので玄関はいつもキレイでいるのはむずかしいですよね。しかし風水でも玄関は運気が入ってくる最も重要な場所です。玄関をキレイに整えれば新年からよい運気も入ってきてよい一年になるでしょう。 玄関汚れの原因とは 玄関の汚れの原因は外から入ってきた砂や土、靴やペットの足の裏についた汚れなどです。雨や風が強い日は特に汚れを感じますよね。ほかにも季節によって花粉やPM2.5、黄砂などもあります。目には見えない汚れなだけに、いつの間にか蓄積されてしまいます。また風通しが悪い場合、雨の日が続く場合はタイルの目地にカビが発生しやすくなります。 1. 下駄箱 <使う道具> 掃除機・ほうき・ぞうきん・重曹・ゴム手袋 【掃除方法】 下駄箱の中の靴などをすべて下駄箱の外に出し、風通しをよくします。掃除機やほうきで砂や土などを取り除きます。下駄箱の中をぬらしたぞうきんで一通り拭きましょう。臭いが気になるところは重曹水(ぬるま湯1,000mlに対して重曹小さじ1を加えたもの)を吹きかけると、汚れや臭いが気にならなくなります。掃除の後はしばらく扉を開けて中を乾燥させてから靴をしまいましょう。靴に汚れがついているとせっかく掃除しても台無しです。靴の汚れも落としてからしまいましょう。 2. ポーチ・たたき <使う道具> ほうき・デッキブラシ・メラミンスポンジ 【掃除方法】 ポーチやたたきに置いてある荷物はすべて移動させましょう。ほうきで砂や土、ホコリやごみを掃きます。溝にたまっているごみもキレイに取り除きましょう。こびりついている泥汚れは、少量の水をまいてデッキブラシでこすります。頑固な汚れはメラミンスポンジでこするとキレイに落とせます。水が乾いたら移動させた荷物を元に戻しましょう。コンクリートや大理石の場合は水や洗剤を使用するとシミになってしまう恐れがあります。不明な場合は目立たない場所で試してみるか、管理組合に問い合わせをして確認してください。 3. 玄関ドア・表札やインターホン <使う道具>ぞうきん・重曹 【掃除方法】 ドアノブやインターホンは一番人が触れるところです。汗や皮脂による手垢は重曹水を染み込ませたぞうきんでキレイに拭き取りましょう。表札に付いた汚れもキレイに拭き取りましょう。 玄関のお掃除・クリーニングならプロがおすすめ! キッチン キッチン周りは油汚れのほかに、料理の際に飛び散る調味料などがこびりついています。掃除アイテムを有効に活用して、頑固な汚れを落としましょう。 1. レンジフード <使う道具>新聞紙・重曹・ごみ袋・スポンジ・歯ブラシ 【掃除方法】 コンロまわりにごみや油が垂れてしまうので、レンジフードを外す前に汚れないように新聞紙を敷いておきましょう。 準備が整ったら、フィルターを外していきます。油汚れはべたべたしているので、ゴム手袋をして作業を行います。可能であれば中のファンも外しましょう。無理に外すと壊れてしまいます。外せない物は、専門の業者へ依頼して掃除してもらいましょう。 大きめのごみ袋を2重にしてフィルターをいれます。40°Cから50°Cのお湯をフィルターが浸かる程度いれます。重曹を計量カップの半分くらいいれて混ぜます。入れすぎると塗装がはがれる恐れがあるので様子をみながら入れてください。空気を抜きながらごみ袋を閉じ、20分程つけ置きします。その間にレンジフードの外側を掃除していきましょう。40°Cのお湯100mlに小さじ1杯の重曹を混ぜて重曹水を作ります。重曹水をスプレーボトルに入れてスポンジに吹きかけて掃除していきます。お湯でぬらしたぞうきんで汚れを拭き取り、から拭きします。重曹水を直接汚れに吹きかけると液だれやシミの原因になるので注意しましょう。 つけ置き後、汚れは浮き上がりゆるんだ状態になるのでスポンジで取り除いていきます。溝などの細かい部分は歯ブラシを使うとよいです。汚れのひどい部分は重曹水をかけるか再度つけ置きをして様子をみながら汚れを落としましょう。拭き取りが完了したら取り付けて終了です。 レンジフードやシロッコファンの掃除方法やポイントをご紹介 2. ガスレンジ <使う道具>スポンジ・アルカリ電解水・ぞうきん・ラップ・保存用袋(大)・ドライヤー・ゴム手袋・使わなくなったポイントカードなど 【掃除方法】 誤って火がつかないようにガスの元栓を閉めてから行いましょう。 五徳を外し、保存用袋へ入れアルカリ電解水をまんべんなく吹きかけます。熱が加わると洗浄力が増すので、40°Cから50°Cの熱めのお湯を五徳がつかるくらい入れ、空気を抜きながら封をし10分から20分くらいつけておきます。つけおき後、浮かんだ汚れを使わなくなったポイントカードなどで削り落としていきます。手を傷つけてしまう恐れがあるので、必ずゴム手袋を使用してください。最後にスポンジで五徳全体を洗い流しましょう。 魚焼きグリルは重曹を使って掃除をすると気になる臭いも取れます。重曹3に対して水1の割合で重曹ペーストを作ります。グリルの内部に塗り、20から30分おいてから濡らしたスポンジでこすり最後に濡れたぞうきんで拭き取ります。網や受け皿はぞうきんに重曹を染み込ませふき洗いをするか、熱湯に重曹をいれてつけ置きにしてあらうのがよいです。 IHヒーターの場合 IHヒーターの頑固な焦げ付きには重曹とお酢またはセスキ水でパックするのがおすすめです。大さじ2杯の重曹と大さじ1杯のお酢またはセスキ水を混ぜたものを焦げ付いた部分に塗り、ラップで乾かないようパックします。1時間程おいて濡れたぞうきんで拭き取るとキレイに落とせます。 3. シンク <使う道具>酸素系漂白剤・洗いおけ・ふきん・メラミンスポンジ・ゴム手袋 【掃除方法】 洗いおけに40°Cから50°Cのお湯をためて塩素系漂白剤を表示のとおりに薄めて溶液を作ります。ふきんを浸して軽くしぼり、ステンレスの目に沿って拭き汚れを取り除きます。カビや汚れが付着している場合はメラミンスポンジを水に濡らしてこすり取ります。全体が拭けたら、乾いたふきんで水滴を取り除いて終了です。 4. 排水溝 <使う道具>台所用洗剤・塩素系漂白剤・スポンジまたは柄付きのブラシ・ふきん・洗いおけ・ゴム手袋・ナイロン袋 【掃除方法】 排水溝のフタ・バスケット・トラップのワンを外します。トラップの内部を柄付きのブラシに洗剤を付けてこすり洗いをします。洗い終わったら水で流して栓をしておきます。洗いおけに40Cから50°Cのお湯をためて塩素系漂白剤を表示のとおりに薄めます。外しておいたフタやバスケット類を入れてつけ置きにします。5分ほどつけ置いたら水で流して元に戻します。 つけ置くことで気になる臭いもとれてスッキリします。 キッチン排水口の臭いを取るには? キッチンのお掃除・クリーニングならプロがおすすめ! リビング 家族が集まるリビングには汚れも集まるもの。汗や皮脂などでソファが黒ずむ、食べこぼしなどで床がベタベタするなどたくさんの原因があります。リビングは家族みんながリラックスできるところにしたいのでものがたくさんあってゴチャゴチャしないように日頃から片づける意識をつけるとよいですね。新年を迎える時も家族みんなで気持ちよく年を迎えられるように、リビングをキレイにしておきましょう。 1. 天井・壁 <使う道具>重曹・ぞうきん・バケツ・フロアモップ 【掃除方法】 水の量に対して1%の重曹水を作ります。ぞうきんを重曹水につけてしっかりしぼります。ぞうきんをフロアモップにセットして手の届かない天井や壁を拭いていきます。手垢や黒ずみがあるスイッチやドアノブなども拭きましょう。天井から壁と、高いところから低いところへと進めていくのがポイントです。 2. シーリングライト・照明器具 <使う道具>モップまたはハタキ・バケツ・スポンジ・ゴム手袋・踏み台や脚立 【掃除方法】 シーリングライトや照明器具は熱によって汚れやホコリがこびりついている場合があります。 カバーがプラスチックやアクリルのカバーなどで水洗いができるものは外します。全体を水洗いします。カビや汚れがこびりついている場合はセスキ水を振りかけて水でぬらしたぞうきんで拭き取ります。よく乾かしてから元に戻します。 照明カバーの中にホコリや虫の死骸水がたまっていると光が遮られて充分な明かりが保たれません。少し面倒でも内部まで掃除しましょう。水の使えない木や竹、紙製のカバーはモップなどでホコリを取るだけでも充分です。高い場所なので、普段からホコリがたまらないように柄の長いモップなどで拭き取り掃除をするのがおすすめです。 3. フローリング・床 <使う道具>ぞうきん・ゴム手袋・床用ワイパー 【掃除方法】 床・フローリング用のワイパーで部屋全体のホコリを取ります。ワイパーでとれない細かいホコリは掃除機で吸い取ります。窓際やサッシの境目などはノズルを替えてしっかりとりましょう。ぞうきんを水につけてしっかりしぼります。床やフローリング全体を拭いていきます。足裏からでる汗や皮脂、食べこぼしの油汚れがひどい部分はぞうきんを台所用の中性洗剤を使った溶液に浸しきつく絞って拭くとキレイに落とせます。床やフローリングの水拭きは床に水分が残らないように注意しましょう。床掃除が終わり完全に乾いたら仕上げにワックスでコーティングすれば美しさが長持ちします。 フローリングの掃除方法とは?汚れ別の対処方法や注意点をご紹介 床(フローリング)のお掃除・クリーニングならプロがおすすめ! お風呂場 お風呂場には鏡や蛇口に付いた水あか。タイルの目地や浴槽のふちについたカビ。シャンプーなどでまわりに飛び散った石鹸カス。金属によるサビなど原因がたくさんあります。それぞれの汚れは酸性とアルカリ性に分かれます。汚れに合った掃除道具と洗剤で正し掃除しましょう。早めに対処すれば問題ない汚れでも長時間放置してしまうと簡単に落とせなくなります。大掃除で取り切れなかった頑固な汚れはプロにまかせましょう。日頃の掃除でもこまめにカビ取りをしていて、お風呂場は常に乾燥させるように気を付けてくださいね。 1. 浴槽 <使う道具>スポンジ・重曹・クエン酸 【掃除方法】 浴槽の汚れは汗や皮脂などの酸性の汚れと石鹸のカスや水あかによるアルカリ性の汚れがついています。重曹水とクエン酸水を使って掃除していきます。 まず酸性の汚れから落とします。重曹水(ぬるま湯200mlに小さじ1・2杯)を浴槽全体にかけます。5分ほどおいてスポンジでこすりながらシャワーをかけて流します。次にクエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1・2杯)を浴槽全体にかけ、5分ほどおいて水で流します。重曹水とクエン酸水を同時にかけてしまうと中和してしまうので、必ず2回に分けて掃除をしてください。 2.天井・壁・タイル <使う道具>スポンジ・ブラシ・風呂用中性洗剤・塩素系漂白剤・ゴム手袋 【掃除方法】 天井はイスや踏み台にのると滑って危険なので長い柄のついたスポンジやブラシを使って掃除しましょう。中性洗剤をスポンジに含ませて天井・壁・床全体を拭きます。カビや黒ずみには重曹水(200mlのぬるま湯に重曹小さじ1・2杯)をかけて5分ほどおき、スポンジでこすり洗いします。 タイルの目地や溝についた頑固なカビや黒ずみは塩素系漂白剤で落としましょう。塩素系漂白剤をカビや黒ずみに直接かけて15分ほどおき洗い流します。漂白剤が垂れてしまう時は、キッチンペーパーやティッシュを汚れの上にあてて塩素系漂白剤をかけます。ラップでフタをすると漂白剤が乾かなくて、より密着性が高まります。 3. 鏡・蛇口 <使う道具>クエン酸・クリームクレンザー・ぞうきん 【掃除方法】 鏡や蛇口のくもりの原因は水垢です。水道水には「カルシウム」「マグネシウム」「シリカ」などの化合物が含まれています。飛び散った水をそのままにしておくと、化合物が残ってくもりの原因になるのです。 水あかはアルカリ性の汚れなのでクエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1・2杯)をかけて5分ほどおいてからスポンジでこすり洗いします。なかなか落ちない頑固な水あかは、ぞうきんにクリームクレンザーをつけてこすり洗いをしましょう。こすり過ぎると鏡や蛇口を傷つける恐れがあるので気を付けましょう。またくもり加工のしてある鏡やコーティング加工のある鏡は加工を剥がしてしまう恐れがあるので行わないでください。 4. 排水溝 <使う道具>ブラシ・風呂用中性洗剤・ゴム手袋 【掃除方法】 フタを外してごみを取ります。フタとヘアキャッチャーに中性洗剤をかけて5分ほどおきます。ブラシでこすり洗いをしてシャワーで洗い流します。排水溝の臭いが気になる場合は、塩素系漂白剤を排水溝にかけて15分ほどおいてからシャワーで流します。 お風呂に発生するカビには、黒カビや赤カビなどがあります。黒カビは一度繁殖してしまうとキレイに落とすのが大変です。特にゴムパッキンなど、柔らかい場所に生えたカビは根が深く、表面をこすっただけでは取れません。カビ取り剤などを使ってしっかり対処しましょう。 毎日の入浴後に換気をしたり洗剤の残りカスなどを流したりするだけでも、カビの予防になるのでおすすめです。 水回りの頑固なカビの落とし方とは?効果的な掃除方法を解説! お風呂のカビ対策とは?予防・防止のための工夫や掃除法を解説! 浴室のお掃除・クリーニングならプロがおすすめ! 洗面所 洗面所もお風呂場と同様、水アカやカビなどガンコな汚れが発生しやすい場所です。大掃除で溜まった汚れをすっきりキレイにすることはもちろん大切ですが、日頃から軽いお掃除を習慣化させておくと、汚れが定着して落としにくくなってしまうのを防げます。 お風呂場の大掃除で使用した洗剤や掃除道具の多くがそのまま使えますが、洗面所はお風呂場に比べて排水口が小さかったり、パーツが細かかったりするため、先の細いブラシなどを用意しておくと便利です。 鏡 鏡には歯磨き粉や水滴が飛び散りやすいので、水滴や洗剤のカスが目立ちます。汚れがついたばかりであれば固く絞ったふきんで拭き取るだけで落とせますが、時間が経って水アカになってしまっている場合にはクエン酸水が有効です。 蛇口 蛇口は毎日手が触れる場所なので、水アカだけではなく、手垢も付きやすくなります。水アカは鏡と同様にクエン酸水を吹きかけて落とせますが、手垢は酸性の汚れなのでクエン酸水では落とせません。重曹を水に溶かしたアルカリ性の重曹水を作って手垢に吹きかけ、しばらく浸透させてからスポンジなどで擦るとキレイになります。 排水口 排水口はさまざまな汚れや髪の毛が溜まって詰まったり、ぬめりが発生したりするため、洗面所の中でも最も汚れやすい場所だといえます。排水口のフタを取って絡みついている髪の毛などのゴミを捨て、スポンジなどで擦ってヌメリを落としましょう。細かい部分は歯ブラシなどを使うとキレイに掃除できます。 トイレ トイレは家族全員が何度も使う場所なので、キレイな状態をキープするのは難しいですよね。大掃除に今までの汚れをリセットできれば日頃の手入れは少ない労力でキレイが長持ちします。トイレ掃除のポイントは汚れの種類で洗剤を変えること。気になる臭いや黄ばみ・黒ずみにあわせて洗剤を使い分けましょう。 1. 便器・フタ <使う道具>重曹・クエン酸・ぞうきん・ブラシ・塩素系洗剤・ゴム手袋 【掃除方法】 便器やフタには臭いの元である尿石や黒ずみが多く付着しています。尿石は時間が経つとこびりついて落としにくくなるので、気が付いた時に落としたいものです。尿石はアルカリ性の汚れなのでクエン酸が有効です。水100mlにクエン酸小さじ1杯のクエン酸水を作ります。スプレーボトルに入れて直接汚れにかけて数十分おき、ブラシでこすり洗いをします。 黒カビは酸性の汚れなのでアルカリ性の重曹水で落としましょう。ぬるま湯100mlに小さじ1・2杯の重曹を入れて重曹水を作り汚れにかけて5分ほどおいてから拭き取ります。ブラシでも届きにくいフチ裏などはトイレットペーパーを詰めて重曹水やクエン酸水を吹きかけると液だれしにくく、密着するので汚れが落としやすくなります。少しおいてから洗い流しましょう。 2. 床・壁 <使う道具>重曹・クエン酸・ぞうきん・ブラシ・中性洗剤・塩素系洗剤・ゴム手袋 【掃除方法】 トイレの床や壁は尿が飛散して黄ばみや黒ずみが広がっています。床は便器まわりを中心に念入りに拭き掃除をします。臭いが気になる部分は塩素系の洗剤を水で薄めて作り、ぞうきんをつけて先掃除をすると気にならなくなります。壁は腰から下のあたりを重点的に拭き掃除しましょう。 トイレのお掃除・クリーニングならプロがおすすめ! 窓・網戸 窓や網戸の掃除は手間がかかり大変というイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。家の中には窓はたくさんあるので毎日磨くのは大変です。また内側だけでなく外側は雨風でついた土や砂、季節によっては花粉や黄砂など汚れる原因がたくさんあります。大変な場所だからこそ時短テクニックや便利アイテムを使って掃除の負担を軽くしましょう。窓がキレイになると日差しがキレイに入るようになり、より部屋が明るくなった感じがします。 <使う道具>窓用洗剤・重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸・マイクロファイバー製クロス・モップ・ブラシ・ぞうきん・ブラシ・スポンジ・スクイージー 【掃除方法】 1. 窓 窓は外側から掃除します。モップやぞうきんで上から下へ、ホコリなどのたまった汚れを取っていきます。はじめはたまった汚れを軽く落とすくらいで大丈夫です。次に窓用洗剤をぞうきんやスポンジに拭かけて上から下に向かって磨いていきます。頑固な汚れには直接洗剤を吹きかけて拭き取ります。ぞうきんを水でぬらして洗剤を洗うように拭きましょう。最後に乾いたマイクロファイバーのクロスでガラス全体を拭きます。 窓の内側には手垢や油汚れ、ホコリなどが多く付着しています。油汚れや手垢は重曹水(ぬるま湯200mlに重曹小さじ1・2杯)をぞうきんに吹きかけて拭き取りましょう。水垢や黒ずみなどはクエン酸水(水200ccにクエン酸小さじ1・2杯)をぞうきんに含ませて拭き取りましょう。 2. 網戸 網戸は外して水洗いをします。スポンジやブラシに洗剤をつけて全体をこすり洗いします。そのまま5分から10分放置して水で洗い流します。外せない網戸はそのままの状態でまずホコリを掃除機で吸い取っておきます。ぞうきんやスポンジに洗剤をつけて、網戸全体を拭きます。網戸を拭く時は力加減に注意しましょう。強くこすり過ぎると網が外れてしまう恐れがあります。 3. サッシ サッシは溝には風で飛んできた砂埃や結露などによるカビがたまりやすいです。ほうきや掃除機でホコリをはきだしましょう。ぞうきんやスポンジに洗剤をつけて左右に動かしながら拭いていきます。スポンジに溝にあわせて切り込みを入れるとより簡単に拭き掃除できます。 カーテン 普段の掃除でなかなかできないカーテンとじゅうたんは、年末の大掃除にキレイにしたいものの一つです。普段は気にならなくても、実はホコリやシミ、カビなどの汚れがたくさんついているのです。部屋の大部分を占めているカーテンとじゅうたんがキレイになると、部屋の雰囲気も明るくなって気持ちよく新年を迎えられますよ。 カーテンは洗濯機で洗います。洗濯表示を確認して洗濯機で洗えるかどうか確認してください。素材によっては家庭の洗濯機で洗えないものもあるので注意しましょう。 カーテンは外す前に一度掃除機で全体のホコリを吸い取ります。ホコリを吸い取ったらカーテンを外します。そのまま洗濯機に入れるとシワができるので、必ずたたんでネットに入れましょう。たたみ方は汚れた面が外に出るようにジャバラ状にたたみます。カーテンレールや裾の部分は汚れがたまりやすいので、なるべく外になるようにたたみましょう。目だった汚れがあるときは先に洗濯洗剤をつけておきます。 カーテンを洗濯機に入れて洗濯します。洗濯機によって洗濯コースが異なるので、説明書を確認し、カーテンに適したコースで洗いましょう。汚れが一度で落ちない場合は、酸素系漂白剤を入れるか二度洗いしてください。 脱水まで終わったらカーテンを取り出して洗いジワを伸ばしてそのままカーテンレールに戻しましょう。外に干さないので取り込む手間とアイロンがけもの必要もないので意外と簡単に掃除ができます。 冷蔵庫・洗濯機などの家電 冷蔵庫や洗濯機などの家電は、忘れてしまいがちですが実は汚れが溜まりやすいものです。部屋をキレイにしても家電が汚れていると、そこから汚れが広がってしまいます。大掃除のタイミングで、家電もしっかりキレイにしておきましょう。 冷蔵庫 冷蔵庫は毎日使用するので、気付いたときにこまめに掃除をするのが一番キレイを保ちやすい方法です。野菜のクズやこぼれた調味料などはすぐに掃除するように心がけましょう。 大掃除では普段なかなかできない冷蔵庫の奥や、引き出しなどの部分を、洗剤を浸したふきんで拭いた後に、水に浸して絞ったふきんで水拭きして拭き取ってください。ゴムパッキンの部分にカビが発生している場合は、カビ取り剤を使用して掃除しましょう。ゴムパッキンの部分にカビ取り剤を塗る際は、綿棒を使用するとピンポイントで塗れて便利です。 洗濯機 洗濯機は洋服をはじめ布製品を扱うため、ホコリが溜まりやすくなっています。糸くずフィルターや乾燥フィルターのホコリを取り払うのはもちろん、洗濯槽やドアの内側なども水に濡らして絞ったふきんなどで水拭きしましょう。 洗濯槽の内側は目に見えず、手も届かないので忘れられがちですが、湿気や洗剤カスが溜まってカビの温床になることも多い場所です。洗濯槽洗浄コースを使用したり、通常の洗いコースでもたっぷりのお湯と漂白剤や重曹などを入れて運転したりすることで、見えない部分もしっかり掃除ができます。 エアコン エアコンは使用している時間が長いため、シーズンごとに汚れが溜まります。さらにエアコンの内部は温かい空気と冷たい空気が通るため、結露が起きやすくなり、カビの温床となりやすいのです。汚れやカビを放置したまま運転を続けると、カビの胞子が室内にまき散らされ、肺炎やアレルギーの原因になる可能性もあります。 近年販売しているエアコンは内部のお掃除機能がついているタイプも多いですが、汚れが全て取れるわけではなく、フィンの内側など、内部までしっかり掃除をするのは難しいものです。精密機械を濡らしてしまうと故障の原因にもなるので、エアコンの大掃除はプロに任せることをおすすめします。 市販のエアコン洗浄スプレーの効果は?リスクが多いって本当? エアコン室外機の掃除は必要?自分で行う場合のやり方や頻度は? 年末大掃除は丸ごとクリーンクルーにおまかせ! 年末年始は慌ただしく、大掃除まで手が回らないこともあるでしょう。また、家全体の大掃除は大変な労力がかかり、気になる箇所を全て掃除するには時間と体力が必要です。 クリーンクルーでは、エアコン1台10,000円〜、ベランダ11,000円〜などといったピンポイントのお掃除から、水回りおそうじ4ヵ所セット39,800円〜やおまかせおそうじ7ヵ所セット59,000円〜など、多種多様なメニューを取り揃えています。エアコンの防カビ、抗菌コートや鏡のウロコ取りなどのオプションも充実しているので、年末大掃除におすすめです。 記事まとめ 大掃除は一年を締めくくる大切な行事です。家の中がキレイになるとこころも清々しい気 持ちになりますね。作業量が多く一人ですべてを行うのは難しいことです。家族で協力して効率よく進められるとよいですね。エアコンの内部や換気扇の内部など家庭ではできない専門的な掃除はクリーンクルーへお任せを。汚れを落として新鮮な気持ちで新年を迎えてください。 クリーンクルーのハウスクリーニング
「大掃除」と聞くと気が重くなってしまう人もいるのではないでしょうか。普段はなかなか掃除が行き届かない目につかない場所は、1年たつとホコリや汚れが驚くほどたまっています。1年間のたまった汚れは年末までにしっかり落としましょう。年末の大掃除は準備とやり方をしっかりつかめば時間もコストも少なくすみます。大掃除のコツをつかんで、気持ちよく新しい年を迎えましょう。
大掃除の準備
大掃除を始めるには事前の準備が大切です。準備をせずに目につくところから始めてしまうと今まで気にならなかったところが目につくようになります。「あそこも!」「ここも!」とどんどん増えてしまうと年末までに掃除が終わらずそのまま途中で年を越す可能性も。大掃除を完璧にやろうと思うと、精神的な負担になってしまいます。計画を立てれば効率よくスムーズに進められるように、必ず準備をしましょう。忙しい年末も慌てずに余裕をもって過ごせますよ。
チェックリストを作る
まずは大掃除をする場所を決めましょう。普段の掃除でできない気になる場所をリストアップします。リストアップしたら、チェックリストを作成しましょう。チェックリストがあると作業が見える化して効率よく進められますよ。どこを一番重点的に掃除したいかわかるので、計画を立てやすくなります。大掃除をする前には掃除に必要な道具もチェックしておきましょう。バケツや雑巾、軍手や手袋など足りないものは買い足しリストなども一緒に作っておくとよいです。
スケジュールを立てる
大掃除をする場所をリストアップしてチェックリストを作ったら、スケジュールを立てましょう。掃除する場所に優先順位を付けます。どの場所からやればよいか整理でき、掃除を効率よくスムーズに進められます。作業量を予測して掃除の掛かる時間も考慮していくのが重要です。大切なのは無理のないスケジュールにすること。すべての場所を掃除するのではなく、汚れが目立つ場所をしぼりましょう。
年末はやることがたくさんあります。作業時間が見えるとほかの用事の予定も立てやすくなります。できたスケジュールを家族で共有すれば、だれがどの場所を掃除するなど役割分担もできます。大掃除は家族みんなで協力して効率よく進めましょう。
大掃除はどの順番がいい?
大掃除は、普段やらない場所まで徹底的に家中の掃除をするため、非常に時間がかかります。できる限り時短で効率的に掃除を進めるためにも、大掃除を行う順番を意識するとよいでしょう。
大掃除で一番時間がかかりやすい場所が水回りです。水回りは毎日使う場所なので汚れやすく、ガンコな汚れも多いので掃除に労力を必要とします。後回しにすればするほど面倒になりやる気や効率も下がってしまうので、水回りの大掃除は最初に済ませてしまいましょう。
そのほかの各部屋の大掃除は、玄関から遠い場所にある部屋から順番にやっていくのがおすすめです。
大掃除を効率的に時短で進めるためのポイント
大掃除は時間がかかる、大変、面倒くさいというイメージはだれにでもあるものです。そのイメージを払拭するために、効率的に時短できるポイントを紹介します。大掃除はやる場所がたくさんあるので時間がかかります。無駄な作業はなるべくはぶきたいもの。作業時間を少しでも減らしてより早く家の中を片付けてしまいましょう。もちろん家族の協力も必要です。事前のチェックリストで役割分担を決めて、手分けして無理なく行いましょう。事前に洗剤や掃除道具を揃えておくと、スムーズに取り掛かれます。
上から下、奥から手前が基本
掃除の基本は上から下へ、奥から手前が基本です。はじめに床掃除をしてしまうと上から落ちてきたホコリやごみがキレイな床に落ちてしまいもう一度床掃除をしなければならないことに。高い場所からはじめて最後に一番低い床掃除をするのがよいですね。掃除機やぞうきんがけをする時は、奥から手前の順で掃除をします。日頃から掃除をしている主婦にとっては当たり前のことでも大掃除の時だけ手伝う家族にはこの基本の掃除手順は知らないものです。大掃除を始める時に説明をすると手順がわかって時短にもつながります。
不要なものは断捨離をする
大掃除は普段やらない場所の掃除をするので、荷物を移動させる場面が多くなります。その際に不用品がたくさん見つかります。大掃除をする前に断捨離をしておくと大掃除も楽になります。ここ数年使っていないものは思い切って処分をしてしまいましよう。粗大ゴミや不用品回収に出しても良いですがまだ使えそうなものはまとめてリサイクルショップなどに持ち込めば現金に換金できるので処分費用もかからずに済みます。オークションサイトやフリマアプリを活用するのもよいでしょう。
⼤掃除で役⽴つ便利アイテム
大掃除を少しでも楽にするために、便利アイテムを有効活用して効率よく進めましょう。掃除が苦手な方でも、便利アイテムがあれば楽しく掃除ができて、家事ストレスから解放されます。100均にも掃除を楽にするアイテムがたくさんあります。掃除する場所でアイテムをそろえて、時間と手間をはぶきましょう。
重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸などの自然派洗剤
大掃除では、天然洗剤の活用がおすすめです。重曹・セスキ・クエン酸なら100均やドラックストアで手頃な値段で手に入るのでそろえておくとよいでしょう。小さいお子さんやペットのいる家庭でも安心してお掃除ができます。
重曹は研磨効果があるのでキッチンの焦げつきを落とす効果が期待できます。また臭いを吸着するので下駄箱などの臭いの気になるところに置くと消臭剤としても利用できます。
セスキ炭酸ソーダはスプレータイプのものがおすすめです。油汚れや手垢を落とすときにぞうきんや汚れに吹きかけて、手軽に使えます。
クエン酸はお風呂の掃除におすすめ。鏡や蛇口、水垢や皮脂の汚れを落としてくれます。
軍手や古着
ぞうきんやモップに使うシートなどを大掃除に備えて買い揃えなくても、家にある使い古した軍手や古着を使って掃除をすればエコになります。伝染したストッキングは洗面所の鏡や蛇口などを磨く際に活用できます。洗剤を使わなくてもピカピカに仕上がります。穴の開いた靴下やTシャツなどもぞうきんとして使うのもおすすめです。古着が大量にあるときはあらかじめ掃除しやすい大きさに切っておけば、普段の掃除でも使えます。軍手はぞうきん代わりにそのまま網戸やサッシの汚れを拭き取れるので、細かい部分掃除におすすめです。
汚れが簡単・キレイに落ちる場所別の⼤掃除方法
具体的に掃除場所別に汚れが簡単・キレイに落ちる掃除方法を紹介していきます。場所によってたまる汚れもさまざまです。汚れの種類を把握して掃除方法を見極めれば、無駄な労力を使うことなく時短できます。
玄関
玄関は家の顔とも呼ばれるほど大切な場所です。靴や傘などが置きっぱなしになっていませんか。家族全員が出入りするので玄関はいつもキレイでいるのはむずかしいですよね。しかし風水でも玄関は運気が入ってくる最も重要な場所です。玄関をキレイに整えれば新年からよい運気も入ってきてよい一年になるでしょう。
玄関汚れの原因とは
玄関の汚れの原因は外から入ってきた砂や土、靴やペットの足の裏についた汚れなどです。雨や風が強い日は特に汚れを感じますよね。ほかにも季節によって花粉やPM2.5、黄砂などもあります。目には見えない汚れなだけに、いつの間にか蓄積されてしまいます。また風通しが悪い場合、雨の日が続く場合はタイルの目地にカビが発生しやすくなります。
1. 下駄箱
<使う道具> 掃除機・ほうき・ぞうきん・重曹・ゴム手袋
【掃除方法】
下駄箱の中の靴などをすべて下駄箱の外に出し、風通しをよくします。掃除機やほうきで砂や土などを取り除きます。下駄箱の中をぬらしたぞうきんで一通り拭きましょう。臭いが気になるところは重曹水(ぬるま湯1,000mlに対して重曹小さじ1を加えたもの)を吹きかけると、汚れや臭いが気にならなくなります。掃除の後はしばらく扉を開けて中を乾燥させてから靴をしまいましょう。靴に汚れがついているとせっかく掃除しても台無しです。靴の汚れも落としてからしまいましょう。
2. ポーチ・たたき
<使う道具> ほうき・デッキブラシ・メラミンスポンジ
【掃除方法】
ポーチやたたきに置いてある荷物はすべて移動させましょう。ほうきで砂や土、ホコリやごみを掃きます。溝にたまっているごみもキレイに取り除きましょう。こびりついている泥汚れは、少量の水をまいてデッキブラシでこすります。頑固な汚れはメラミンスポンジでこするとキレイに落とせます。水が乾いたら移動させた荷物を元に戻しましょう。コンクリートや大理石の場合は水や洗剤を使用するとシミになってしまう恐れがあります。不明な場合は目立たない場所で試してみるか、管理組合に問い合わせをして確認してください。
3. 玄関ドア・表札やインターホン
<使う道具>ぞうきん・重曹
【掃除方法】
ドアノブやインターホンは一番人が触れるところです。汗や皮脂による手垢は重曹水を染み込ませたぞうきんでキレイに拭き取りましょう。表札に付いた汚れもキレイに拭き取りましょう。
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キッチン
キッチン周りは油汚れのほかに、料理の際に飛び散る調味料などがこびりついています。掃除アイテムを有効に活用して、頑固な汚れを落としましょう。
1. レンジフード
<使う道具>新聞紙・重曹・ごみ袋・スポンジ・歯ブラシ
【掃除方法】
コンロまわりにごみや油が垂れてしまうので、レンジフードを外す前に汚れないように新聞紙を敷いておきましょう。
準備が整ったら、フィルターを外していきます。油汚れはべたべたしているので、ゴム手袋をして作業を行います。可能であれば中のファンも外しましょう。無理に外すと壊れてしまいます。外せない物は、専門の業者へ依頼して掃除してもらいましょう。
大きめのごみ袋を2重にしてフィルターをいれます。40°Cから50°Cのお湯をフィルターが浸かる程度いれます。重曹を計量カップの半分くらいいれて混ぜます。入れすぎると塗装がはがれる恐れがあるので様子をみながら入れてください。空気を抜きながらごみ袋を閉じ、20分程つけ置きします。その間にレンジフードの外側を掃除していきましょう。40°Cのお湯100mlに小さじ1杯の重曹を混ぜて重曹水を作ります。重曹水をスプレーボトルに入れてスポンジに吹きかけて掃除していきます。お湯でぬらしたぞうきんで汚れを拭き取り、から拭きします。重曹水を直接汚れに吹きかけると液だれやシミの原因になるので注意しましょう。
つけ置き後、汚れは浮き上がりゆるんだ状態になるのでスポンジで取り除いていきます。溝などの細かい部分は歯ブラシを使うとよいです。汚れのひどい部分は重曹水をかけるか再度つけ置きをして様子をみながら汚れを落としましょう。拭き取りが完了したら取り付けて終了です。
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2. ガスレンジ
<使う道具>スポンジ・アルカリ電解水・ぞうきん・ラップ・保存用袋(大)・ドライヤー・ゴム手袋・使わなくなったポイントカードなど
【掃除方法】
誤って火がつかないようにガスの元栓を閉めてから行いましょう。
五徳を外し、保存用袋へ入れアルカリ電解水をまんべんなく吹きかけます。熱が加わると洗浄力が増すので、40°Cから50°Cの熱めのお湯を五徳がつかるくらい入れ、空気を抜きながら封をし10分から20分くらいつけておきます。つけおき後、浮かんだ汚れを使わなくなったポイントカードなどで削り落としていきます。手を傷つけてしまう恐れがあるので、必ずゴム手袋を使用してください。最後にスポンジで五徳全体を洗い流しましょう。
魚焼きグリルは重曹を使って掃除をすると気になる臭いも取れます。重曹3に対して水1の割合で重曹ペーストを作ります。グリルの内部に塗り、20から30分おいてから濡らしたスポンジでこすり最後に濡れたぞうきんで拭き取ります。網や受け皿はぞうきんに重曹を染み込ませふき洗いをするか、熱湯に重曹をいれてつけ置きにしてあらうのがよいです。
IHヒーターの場合
IHヒーターの頑固な焦げ付きには重曹とお酢またはセスキ水でパックするのがおすすめです。大さじ2杯の重曹と大さじ1杯のお酢またはセスキ水を混ぜたものを焦げ付いた部分に塗り、ラップで乾かないようパックします。1時間程おいて濡れたぞうきんで拭き取るとキレイに落とせます。
3. シンク
<使う道具>酸素系漂白剤・洗いおけ・ふきん・メラミンスポンジ・ゴム手袋
【掃除方法】
洗いおけに40°Cから50°Cのお湯をためて塩素系漂白剤を表示のとおりに薄めて溶液を作ります。ふきんを浸して軽くしぼり、ステンレスの目に沿って拭き汚れを取り除きます。カビや汚れが付着している場合はメラミンスポンジを水に濡らしてこすり取ります。全体が拭けたら、乾いたふきんで水滴を取り除いて終了です。
4. 排水溝
<使う道具>台所用洗剤・塩素系漂白剤・スポンジまたは柄付きのブラシ・ふきん・洗いおけ・ゴム手袋・ナイロン袋
【掃除方法】
排水溝のフタ・バスケット・トラップのワンを外します。トラップの内部を柄付きのブラシに洗剤を付けてこすり洗いをします。洗い終わったら水で流して栓をしておきます。洗いおけに40Cから50°Cのお湯をためて塩素系漂白剤を表示のとおりに薄めます。外しておいたフタやバスケット類を入れてつけ置きにします。5分ほどつけ置いたら水で流して元に戻します。
つけ置くことで気になる臭いもとれてスッキリします。
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リビング
家族が集まるリビングには汚れも集まるもの。汗や皮脂などでソファが黒ずむ、食べこぼしなどで床がベタベタするなどたくさんの原因があります。リビングは家族みんながリラックスできるところにしたいのでものがたくさんあってゴチャゴチャしないように日頃から片づける意識をつけるとよいですね。新年を迎える時も家族みんなで気持ちよく年を迎えられるように、リビングをキレイにしておきましょう。
1. 天井・壁
<使う道具>重曹・ぞうきん・バケツ・フロアモップ
【掃除方法】
水の量に対して1%の重曹水を作ります。ぞうきんを重曹水につけてしっかりしぼります。ぞうきんをフロアモップにセットして手の届かない天井や壁を拭いていきます。手垢や黒ずみがあるスイッチやドアノブなども拭きましょう。天井から壁と、高いところから低いところへと進めていくのがポイントです。
2. シーリングライト・照明器具
<使う道具>モップまたはハタキ・バケツ・スポンジ・ゴム手袋・踏み台や脚立
【掃除方法】
シーリングライトや照明器具は熱によって汚れやホコリがこびりついている場合があります。
カバーがプラスチックやアクリルのカバーなどで水洗いができるものは外します。全体を水洗いします。カビや汚れがこびりついている場合はセスキ水を振りかけて水でぬらしたぞうきんで拭き取ります。よく乾かしてから元に戻します。
照明カバーの中にホコリや虫の死骸水がたまっていると光が遮られて充分な明かりが保たれません。少し面倒でも内部まで掃除しましょう。水の使えない木や竹、紙製のカバーはモップなどでホコリを取るだけでも充分です。高い場所なので、普段からホコリがたまらないように柄の長いモップなどで拭き取り掃除をするのがおすすめです。
3. フローリング・床
<使う道具>ぞうきん・ゴム手袋・床用ワイパー
【掃除方法】
床・フローリング用のワイパーで部屋全体のホコリを取ります。ワイパーでとれない細かいホコリは掃除機で吸い取ります。窓際やサッシの境目などはノズルを替えてしっかりとりましょう。ぞうきんを水につけてしっかりしぼります。床やフローリング全体を拭いていきます。足裏からでる汗や皮脂、食べこぼしの油汚れがひどい部分はぞうきんを台所用の中性洗剤を使った溶液に浸しきつく絞って拭くとキレイに落とせます。床やフローリングの水拭きは床に水分が残らないように注意しましょう。床掃除が終わり完全に乾いたら仕上げにワックスでコーティングすれば美しさが長持ちします。
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お風呂場
お風呂場には鏡や蛇口に付いた水あか。タイルの目地や浴槽のふちについたカビ。シャンプーなどでまわりに飛び散った石鹸カス。金属によるサビなど原因がたくさんあります。それぞれの汚れは酸性とアルカリ性に分かれます。汚れに合った掃除道具と洗剤で正し掃除しましょう。早めに対処すれば問題ない汚れでも長時間放置してしまうと簡単に落とせなくなります。大掃除で取り切れなかった頑固な汚れはプロにまかせましょう。日頃の掃除でもこまめにカビ取りをしていて、お風呂場は常に乾燥させるように気を付けてくださいね。
1. 浴槽
<使う道具>スポンジ・重曹・クエン酸
【掃除方法】
浴槽の汚れは汗や皮脂などの酸性の汚れと石鹸のカスや水あかによるアルカリ性の汚れがついています。重曹水とクエン酸水を使って掃除していきます。
まず酸性の汚れから落とします。重曹水(ぬるま湯200mlに小さじ1・2杯)を浴槽全体にかけます。5分ほどおいてスポンジでこすりながらシャワーをかけて流します。次にクエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1・2杯)を浴槽全体にかけ、5分ほどおいて水で流します。重曹水とクエン酸水を同時にかけてしまうと中和してしまうので、必ず2回に分けて掃除をしてください。
2.天井・壁・タイル
<使う道具>スポンジ・ブラシ・風呂用中性洗剤・塩素系漂白剤・ゴム手袋
【掃除方法】
天井はイスや踏み台にのると滑って危険なので長い柄のついたスポンジやブラシを使って掃除しましょう。中性洗剤をスポンジに含ませて天井・壁・床全体を拭きます。カビや黒ずみには重曹水(200mlのぬるま湯に重曹小さじ1・2杯)をかけて5分ほどおき、スポンジでこすり洗いします。
タイルの目地や溝についた頑固なカビや黒ずみは塩素系漂白剤で落としましょう。塩素系漂白剤をカビや黒ずみに直接かけて15分ほどおき洗い流します。漂白剤が垂れてしまう時は、キッチンペーパーやティッシュを汚れの上にあてて塩素系漂白剤をかけます。ラップでフタをすると漂白剤が乾かなくて、より密着性が高まります。
3. 鏡・蛇口
<使う道具>クエン酸・クリームクレンザー・ぞうきん
【掃除方法】
鏡や蛇口のくもりの原因は水垢です。水道水には「カルシウム」「マグネシウム」「シリカ」などの化合物が含まれています。飛び散った水をそのままにしておくと、化合物が残ってくもりの原因になるのです。
水あかはアルカリ性の汚れなのでクエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1・2杯)をかけて5分ほどおいてからスポンジでこすり洗いします。なかなか落ちない頑固な水あかは、ぞうきんにクリームクレンザーをつけてこすり洗いをしましょう。こすり過ぎると鏡や蛇口を傷つける恐れがあるので気を付けましょう。またくもり加工のしてある鏡やコーティング加工のある鏡は加工を剥がしてしまう恐れがあるので行わないでください。
4. 排水溝
<使う道具>ブラシ・風呂用中性洗剤・ゴム手袋
【掃除方法】
フタを外してごみを取ります。フタとヘアキャッチャーに中性洗剤をかけて5分ほどおきます。ブラシでこすり洗いをしてシャワーで洗い流します。排水溝の臭いが気になる場合は、塩素系漂白剤を排水溝にかけて15分ほどおいてからシャワーで流します。
お風呂に発生するカビには、黒カビや赤カビなどがあります。黒カビは一度繁殖してしまうとキレイに落とすのが大変です。特にゴムパッキンなど、柔らかい場所に生えたカビは根が深く、表面をこすっただけでは取れません。カビ取り剤などを使ってしっかり対処しましょう。
毎日の入浴後に換気をしたり洗剤の残りカスなどを流したりするだけでも、カビの予防になるのでおすすめです。
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洗面所
洗面所もお風呂場と同様、水アカやカビなどガンコな汚れが発生しやすい場所です。大掃除で溜まった汚れをすっきりキレイにすることはもちろん大切ですが、日頃から軽いお掃除を習慣化させておくと、汚れが定着して落としにくくなってしまうのを防げます。
お風呂場の大掃除で使用した洗剤や掃除道具の多くがそのまま使えますが、洗面所はお風呂場に比べて排水口が小さかったり、パーツが細かかったりするため、先の細いブラシなどを用意しておくと便利です。
鏡
鏡には歯磨き粉や水滴が飛び散りやすいので、水滴や洗剤のカスが目立ちます。汚れがついたばかりであれば固く絞ったふきんで拭き取るだけで落とせますが、時間が経って水アカになってしまっている場合にはクエン酸水が有効です。
蛇口
蛇口は毎日手が触れる場所なので、水アカだけではなく、手垢も付きやすくなります。水アカは鏡と同様にクエン酸水を吹きかけて落とせますが、手垢は酸性の汚れなのでクエン酸水では落とせません。重曹を水に溶かしたアルカリ性の重曹水を作って手垢に吹きかけ、しばらく浸透させてからスポンジなどで擦るとキレイになります。
排水口
排水口はさまざまな汚れや髪の毛が溜まって詰まったり、ぬめりが発生したりするため、洗面所の中でも最も汚れやすい場所だといえます。排水口のフタを取って絡みついている髪の毛などのゴミを捨て、スポンジなどで擦ってヌメリを落としましょう。細かい部分は歯ブラシなどを使うとキレイに掃除できます。
トイレ
トイレは家族全員が何度も使う場所なので、キレイな状態をキープするのは難しいですよね。大掃除に今までの汚れをリセットできれば日頃の手入れは少ない労力でキレイが長持ちします。トイレ掃除のポイントは汚れの種類で洗剤を変えること。気になる臭いや黄ばみ・黒ずみにあわせて洗剤を使い分けましょう。
1. 便器・フタ
<使う道具>重曹・クエン酸・ぞうきん・ブラシ・塩素系洗剤・ゴム手袋
【掃除方法】
便器やフタには臭いの元である尿石や黒ずみが多く付着しています。尿石は時間が経つとこびりついて落としにくくなるので、気が付いた時に落としたいものです。尿石はアルカリ性の汚れなのでクエン酸が有効です。水100mlにクエン酸小さじ1杯のクエン酸水を作ります。スプレーボトルに入れて直接汚れにかけて数十分おき、ブラシでこすり洗いをします。
黒カビは酸性の汚れなのでアルカリ性の重曹水で落としましょう。ぬるま湯100mlに小さじ1・2杯の重曹を入れて重曹水を作り汚れにかけて5分ほどおいてから拭き取ります。ブラシでも届きにくいフチ裏などはトイレットペーパーを詰めて重曹水やクエン酸水を吹きかけると液だれしにくく、密着するので汚れが落としやすくなります。少しおいてから洗い流しましょう。
2. 床・壁
<使う道具>重曹・クエン酸・ぞうきん・ブラシ・中性洗剤・塩素系洗剤・ゴム手袋
【掃除方法】
トイレの床や壁は尿が飛散して黄ばみや黒ずみが広がっています。床は便器まわりを中心に念入りに拭き掃除をします。臭いが気になる部分は塩素系の洗剤を水で薄めて作り、ぞうきんをつけて先掃除をすると気にならなくなります。壁は腰から下のあたりを重点的に拭き掃除しましょう。
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窓・網戸
窓や網戸の掃除は手間がかかり大変というイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。家の中には窓はたくさんあるので毎日磨くのは大変です。また内側だけでなく外側は雨風でついた土や砂、季節によっては花粉や黄砂など汚れる原因がたくさんあります。大変な場所だからこそ時短テクニックや便利アイテムを使って掃除の負担を軽くしましょう。窓がキレイになると日差しがキレイに入るようになり、より部屋が明るくなった感じがします。
<使う道具>窓用洗剤・重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸・マイクロファイバー製クロス・モップ・ブラシ・ぞうきん・ブラシ・スポンジ・スクイージー
【掃除方法】
1. 窓
窓は外側から掃除します。モップやぞうきんで上から下へ、ホコリなどのたまった汚れを取っていきます。はじめはたまった汚れを軽く落とすくらいで大丈夫です。次に窓用洗剤をぞうきんやスポンジに拭かけて上から下に向かって磨いていきます。頑固な汚れには直接洗剤を吹きかけて拭き取ります。ぞうきんを水でぬらして洗剤を洗うように拭きましょう。最後に乾いたマイクロファイバーのクロスでガラス全体を拭きます。
窓の内側には手垢や油汚れ、ホコリなどが多く付着しています。油汚れや手垢は重曹水(ぬるま湯200mlに重曹小さじ1・2杯)をぞうきんに吹きかけて拭き取りましょう。水垢や黒ずみなどはクエン酸水(水200ccにクエン酸小さじ1・2杯)をぞうきんに含ませて拭き取りましょう。
2. 網戸
網戸は外して水洗いをします。スポンジやブラシに洗剤をつけて全体をこすり洗いします。そのまま5分から10分放置して水で洗い流します。外せない網戸はそのままの状態でまずホコリを掃除機で吸い取っておきます。ぞうきんやスポンジに洗剤をつけて、網戸全体を拭きます。網戸を拭く時は力加減に注意しましょう。強くこすり過ぎると網が外れてしまう恐れがあります。
3. サッシ
サッシは溝には風で飛んできた砂埃や結露などによるカビがたまりやすいです。ほうきや掃除機でホコリをはきだしましょう。ぞうきんやスポンジに洗剤をつけて左右に動かしながら拭いていきます。スポンジに溝にあわせて切り込みを入れるとより簡単に拭き掃除できます。
カーテン
普段の掃除でなかなかできないカーテンとじゅうたんは、年末の大掃除にキレイにしたいものの一つです。普段は気にならなくても、実はホコリやシミ、カビなどの汚れがたくさんついているのです。部屋の大部分を占めているカーテンとじゅうたんがキレイになると、部屋の雰囲気も明るくなって気持ちよく新年を迎えられますよ。
カーテンは洗濯機で洗います。洗濯表示を確認して洗濯機で洗えるかどうか確認してください。素材によっては家庭の洗濯機で洗えないものもあるので注意しましょう。
カーテンは外す前に一度掃除機で全体のホコリを吸い取ります。ホコリを吸い取ったらカーテンを外します。そのまま洗濯機に入れるとシワができるので、必ずたたんでネットに入れましょう。たたみ方は汚れた面が外に出るようにジャバラ状にたたみます。カーテンレールや裾の部分は汚れがたまりやすいので、なるべく外になるようにたたみましょう。目だった汚れがあるときは先に洗濯洗剤をつけておきます。
カーテンを洗濯機に入れて洗濯します。洗濯機によって洗濯コースが異なるので、説明書を確認し、カーテンに適したコースで洗いましょう。汚れが一度で落ちない場合は、酸素系漂白剤を入れるか二度洗いしてください。
脱水まで終わったらカーテンを取り出して洗いジワを伸ばしてそのままカーテンレールに戻しましょう。外に干さないので取り込む手間とアイロンがけもの必要もないので意外と簡単に掃除ができます。
冷蔵庫・洗濯機などの家電
冷蔵庫や洗濯機などの家電は、忘れてしまいがちですが実は汚れが溜まりやすいものです。部屋をキレイにしても家電が汚れていると、そこから汚れが広がってしまいます。大掃除のタイミングで、家電もしっかりキレイにしておきましょう。
冷蔵庫
冷蔵庫は毎日使用するので、気付いたときにこまめに掃除をするのが一番キレイを保ちやすい方法です。野菜のクズやこぼれた調味料などはすぐに掃除するように心がけましょう。
大掃除では普段なかなかできない冷蔵庫の奥や、引き出しなどの部分を、洗剤を浸したふきんで拭いた後に、水に浸して絞ったふきんで水拭きして拭き取ってください。ゴムパッキンの部分にカビが発生している場合は、カビ取り剤を使用して掃除しましょう。ゴムパッキンの部分にカビ取り剤を塗る際は、綿棒を使用するとピンポイントで塗れて便利です。
洗濯機
洗濯機は洋服をはじめ布製品を扱うため、ホコリが溜まりやすくなっています。糸くずフィルターや乾燥フィルターのホコリを取り払うのはもちろん、洗濯槽やドアの内側なども水に濡らして絞ったふきんなどで水拭きしましょう。
洗濯槽の内側は目に見えず、手も届かないので忘れられがちですが、湿気や洗剤カスが溜まってカビの温床になることも多い場所です。洗濯槽洗浄コースを使用したり、通常の洗いコースでもたっぷりのお湯と漂白剤や重曹などを入れて運転したりすることで、見えない部分もしっかり掃除ができます。
エアコン
エアコンは使用している時間が長いため、シーズンごとに汚れが溜まります。さらにエアコンの内部は温かい空気と冷たい空気が通るため、結露が起きやすくなり、カビの温床となりやすいのです。汚れやカビを放置したまま運転を続けると、カビの胞子が室内にまき散らされ、肺炎やアレルギーの原因になる可能性もあります。
近年販売しているエアコンは内部のお掃除機能がついているタイプも多いですが、汚れが全て取れるわけではなく、フィンの内側など、内部までしっかり掃除をするのは難しいものです。精密機械を濡らしてしまうと故障の原因にもなるので、エアコンの大掃除はプロに任せることをおすすめします。
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年末大掃除は丸ごとクリーンクルーにおまかせ!
年末年始は慌ただしく、大掃除まで手が回らないこともあるでしょう。また、家全体の大掃除は大変な労力がかかり、気になる箇所を全て掃除するには時間と体力が必要です。
クリーンクルーでは、エアコン1台10,000円〜、ベランダ11,000円〜などといったピンポイントのお掃除から、水回りおそうじ4ヵ所セット39,800円〜やおまかせおそうじ7ヵ所セット59,000円〜など、多種多様なメニューを取り揃えています。エアコンの防カビ、抗菌コートや鏡のウロコ取りなどのオプションも充実しているので、年末大掃除におすすめです。
記事まとめ
大掃除は一年を締めくくる大切な行事です。家の中がキレイになるとこころも清々しい気
持ちになりますね。作業量が多く一人ですべてを行うのは難しいことです。家族で協力して効率よく進められるとよいですね。エアコンの内部や換気扇の内部など家庭ではできない専門的な掃除はクリーンクルーへお任せを。汚れを落として新鮮な気持ちで新年を迎えてください。
クリーンクルーのハウスクリーニング